ファイナルファンタジーⅠ・Ⅱは、1994年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売された、ファミコン用のRPGです。
ニューファミコンとのタイアップで発売されたこのタイトル、単にⅠとⅡを一本のROMにまとめただけですw変更点はほとんどありません。簡易攻略本が同梱されていました。
私はこのゲームを小学校高学年の時に買いました。
ファイナルファンタジーⅢを買いにおもちゃショップに行ったら売っていなくて、当時発売されたばかりのこのゲームがディスプレイに飾られていて、店のおっちゃんに執拗に勧められたので
買いました。
後に悔いました。ⅠとⅡを足してもⅢの面白さには敵わないんだもの!
てかこの年ってⅥが発売された年なんですよね。
それなのにこれを買ってる私って…。
スーパーファミコンこの時まだ持ってなかったしなあ(´;ω;`)
ソフトを買って家に帰って、まずⅠから順番にプレイしようとスタートしました。
人に話しかけるとウィンドウがアニメーションで開くんですよね。
始めのうちはおおっ!と思いましたが、すぐに「さっさと開けやぁ!!」と思うようになりました。
でもドラクエならいちいちコマンドを出して「はなす」「しらべる」と選択しなければいけない
ところ、ファイナルファンタジーはAボタンを押すだけで済むのは便利だなー、と思いました。
戦闘シーンはサイドビューですが、枠線が付けられていました。
通常攻撃の演出は早くていいんですが、魔法の演出は長くてストレスでした。
全体魔法は特に。
ストーリーは王道で、1作目にふさわしい内容だと思いました。
ただ、難易度が高い!
急に敵が強くなってくるし、魔法は使用回数が決められているのでドラクエみたいに気軽に使えない。
また、パーティー編成にも罠が隠されているんです。
終盤でクラスチェンジというイベントがあり、戦士はナイト、シーフは忍者、白魔術師は白魔道士…という具合にジョブのランクが上がり強力になるのですが、多くの人は忍者が欲しいが為に最初のパーティー編成でシーフを入れると思うんです。
これが良くない。
シーフは攻撃力が大したことがなく、防御力も低めなのでアタッカーとしては役に立ちません。
しまった、モンクにしとけば良かった!と思ったときには時既に遅し。
パーティー編成はゲーム開始後変更ができないのです。
私もご他聞に漏れずシーフを入れていたため、序盤以降相当苦労しました。
中盤に差し掛かる頃にはもうダメだー、とゲームを投げ出しましたw
そんなこんなでⅠをクリアすることなくⅡを始めました。
ⅡはⅠ以上にストーリーがいい!いわゆる戦争モノです。
仲間になる登場人物も個性がしっかりしていて、キャラが生きているんですよね。
ワードメモリーシステムも斬新で面白かったです。
戦闘画面もⅠより見やすくなりました。
が、魔法演出のウザさは変わらず。全体魔法をかけようものなら、モンスターの数にもよりますが分単位の時間がかかります。
Ⅱと言えば有名な熟練度システム。
レベルの概念がなく、武器を使えば武器と力、魔法を使えば魔法と知性・精神の値が上がります。
これは個人的には好きになれなかったですね。
育成に時間がかかりすぎるんですよ。HP増やすためにわざと仲間を攻撃したりとか。
終盤に有名な超攻撃魔法が手に入りますが、入手時点ではその魔法の熟練度が1なのではっきり言って使えない(`ε´)
それより今まで育ててきた攻撃魔法のほうが強いという…。
やっぱりRPGは分かりやすいレベルアップ制が好きです。
で、結局このゲームもラストダンジョン手前で投げてしまいました。
モルボルグレートが大量に出て、1ターンで倒しきれずに状態異常にかかって全滅…、というパターンで先に進めなくなりました。
しかし、中学生になって、簡単に熟練度が上がるやり方と、最強の武器は素手だということを
クラスメイトに教えてもらって、何とかクリアできました。
素手でにっくきモルボルグレートさん達をボコボコにするのは気持ち良かった~!
最大16回ヒットです。( ゚∀゚)
総評:私のメガネにあまりかないませんでした…。
ドラクエに比べるとどうしても取っ付きにくさを感じてしまいました。
でもストーリーは○。特にⅡの人間ドラマ!
当ブログをご覧頂きありがとうございました!
それでは また。
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