3D ガンスターヒーローズ

3D ガンスターヒーローズは、2015年にセガゲームスからダウンロード配信された、ニンテンドー3DS用のアクションシューティングゲームです。
このゲームは、1993年にメガドライブ用ソフトとして発売された『ガンスターヒーローズ』を、「セガ3D復刻プロジェクト」の作品としてリニューアルを施したゲームです。
オリジナルの作品はトレジャー社が開発を手がけ、熱狂的なファンを生み出し、後にゲームギアにも移植されました。
今作は「セガ3D復刻プロジェクト」でおなじみのエムツー社が手がけています。
ニンテンドーeショップで800円(税別)で配信中です。

~ストーリー~
かつて「ガンスターズ」と呼ばれた少年少女たちの活躍により、破壊神「ゴールデンシルバー」はその動力源である4つの秘石と本体を切り離されて封印され、また彼らも長い眠りについた…。
時は流れ、「帝国」と名乗る独裁国がゴールデンシルバーを復活させんがため、4つの秘石を発掘してしまった。ガンスターズこの危機に長い眠りから覚め、ゴールデンシルバーの復活を阻止するための闘いが今始まった。


このゲームはとにかく銃で撃ちまくれる上に、スライディングやジャンプアタックなどの体術でも敵を攻撃できるところが『ロックマン』や『魂斗羅』などの同ジャンルのゲームとの違いです。
ライフ制になっていて、ライフが0になるとコンティニューで一定地点まで戻ってゲームを再開できます。

3D ガンスターヒーローズ1

ゲームをスタートさせるとプレイヤータイプと初期装備ショットの選択が出来ます。
「FREE SHOT」は通称「レッド」と呼ばれ、移動しながらショットを撃つことができます。一方「FIXED SHOT」は通称「ブルー」と呼ばれ、移動しながらショットを撃てない代わりに8方向に撃つことができます。

初期装備ショットは「フォース」、「ライトニング」、「チェイサー」、「ファイヤー」の4種類から選べます。
「フォース」はいわゆるマシンガン。「ライトニング」は貫通式のレーザーで、連射は遅いですが威力は高めです。「チェイサー」は自動追尾弾。便利ですが、威力は低く、弾速は遅め。「ファイヤー」は射程が短いですが最も攻撃力がある、接近戦向きのショットです。

3D ガンスターヒーローズ2

プレイヤータイプとショットを選ぶと、次はステージセレクト画面に移ります。各ステージでは帝国が発掘した秘石を幹部が守っています。好きな順番でトライすることができます。

3D ガンスターヒーローズ3

とにかくこのゲームはワラワラと敵が出てくるので、それらを片っ端から打ち倒して進んでいくことに、たまらない爽快感を感じます。ライフ制なのですぐにミスにならずに進めるのもゲームのテンポを良くしています。

基本、横スクロールで進んで行きます。スクロールした画面には戻れません。

上記写真はレッドでフォースを使って攻撃している場面です。

ある特定の敵を倒したり、「アイテムキャリー」を攻撃すると新しいショットアイテムやライフ回復アイテムを落としてくれます。

3D ガンスターヒーローズ7

このゲームでは同時に2つのショットを所持できます。2つ装備すると「合体武器」となって特殊なショットを撃てるようになります。
例えば写真のチェイサー+ライトニングの「シャチョーレーザー」。レーザーが敵をホーミングして次々に自動で倒してくれます。

このほかにもフォース+ファイヤーの「バクレツファイヤー」、フォース+チェイサーの「バカホーミング」、ライトニング+ライトニングの「暴れん坊レーザー」、チェイサー+チェイサーの「マキビシ弾」など、合体武器だけで10種類のショットがあります。これに基本のショットを合わせるとなんと合計14種類ものショットが使えます。

局面に合わせて何のショットに変更するかを考えるのもこのゲームの楽しみのひとつですね。

3D ガンスターヒーローズ4

また、このゲームでは銃でのショット以外にも体術アクションで敵を攻撃できます。
上記写真のようにスライディングや…

3D ガンスターヒーローズ5

近くの敵を投げて別の敵にぶつけたり。実はこの「投げ」が最大のダメージを誇ります。
敵もこちらを投げてくるので、油断してると手痛い思いをすることも。

3D ガンスターヒーローズ6

こちらはブルーのジャンプキック。ジャンプ中にもう一度ジャンプボタンを押すことで放てます。
混戦時に間を空けたいときなどに使えます。
ちなみにレッドだとボディーアタック(ボディープレス)になります。

ほかにもダッシュ移動でも攻撃をすることができます。

3D ガンスターヒーローズ8

中ボス戦。
中ボス以上のクラスの敵は、画面中央上部にライフが表示されます。
どんな攻撃が一番ダメージを与えられるかを計るメーターとしても使えます(笑)


ステージセレクト画面で選べるステージを全てクリアすると、新たな展開になり、新しいステージに進むことが出来ます。

コンティニューは無限にできるので、諦めない限り必ずクリアできるようになっているのは嬉しいつくりですね(難易度にもよりますが)。
難易度はEASY~EXPERTまで4段階あります。

ここまでが「オリジナルモード」の紹介です。
このほかにライフが2倍でスタートできる「メガライフモード」や、ショットアイテムを取らなくてもその場でショットを変更できて、更にボタン1つでレッドとブルーの切り替えができる「フルスペック」というモードが用意されています。

「フルスペック」はオリジナルモード、メガライフモードのどちらでも適用できるので、好みに応じて通常の「スタンダード」と使い分けることができます。

私は最初はフルスペックを選択してメガライフモードで遊びましたが、好きなタイミングで武器を切り替えてザコをなぎ倒すのはかなり気持ちよかったです!
シャチョーレーザーや、バクレツファイヤーで敵を蹂躙するのは実に爽快。( ̄∇ ̄)

レッドとブルーの切り替えもできるので、普段はレッドで、移動しないで位置を固定して撃ちたい場合はブルーで、など臨機応変に攻撃できるので、サクサク進むことができました(それでもコンテニューは何度か使いましたが)。

また、このゲームで目を見張るところはやはり立体視!
元々敵の多関節部分など緻密なグラフィックに定評があった作品だけに、立体視を付けると更に美しく+大型の敵の迫力が…。
特に地下採掘所のボスと、幹部のブラックのメカがエライことになっています(; ̄Д ̄)

是非多くの方に体験してみて欲しいですね。


一応、自分が感じたマイナスポイントは、ガードがコマンドを入力してもまず出ない(暴発防止?)、攻撃と移動が忙しい場面だとダッシュが暴発することがある、説明書に書いていないので攻略サイトを見ないと分からないことが幾つかある、この3点です。

しかしそれを補って余りある、サポートモードなどのプレイヤーに気持ちよく遊んでもらうための仕組みや、いつでもセーブできる利便性、そして携帯機ならではの手軽さは評価できると思います。
単純すぎず、複雑すぎない今遊んでも丁度良いゲームシステムは個人的に大いに評価します。


総評:私のメガネにとてもかないました!!
とにかく2D横スクロールで撃ちまくるアクションゲームがやりたい!という方にはうってつけのゲームです。
アクションは自信はないけどちょっと興味がある…という方も、難易度EASYでフルスペック、メガライフモードで挑戦すれば必ずクリアできます。
迷っていたら「買い!」のゲームですよ。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット