スチームワールドディグ

スチームワールド ディグは、2013年にインターグローからダウンロード配信された、ニンテンドー3DS用の採掘アクションゲームです。
元々スウェーデンのImage & Formというゲーム開発会社が制作したソフトで、そのローカライズ(日本語訳)版になります。スウェーデンのみならず、海外でも高い評価を受けている作品です。
後にHD版がWii U、PS4、PS Vitaでリリースされました。
現在ニンテンドーeショップにて800円(税込み)で販売中です。


このゲームはスチームロボット「ラスティ」を操って、彼の叔父さんが行方不明となった鉱山を採掘し、冒険するゲームです。

スチームワールドディグ1

主人公・ラスティ。
叔父さんを探して炭鉱の町・タンブルトンにやってきました。

スチームワールドディグ6

拠点となるタンブルトンの町。
はじめは寂れていて住人も3人ほどしかいませんが、鉱山の採掘が進むにつれて、徐々に人が増えていき、施設も充実していきます。

スチームワールドディグ2

このゲームの基本的な流れは、鉱山に潜って土壌を掘って掘って進み、鉱石を手に入れて町に戻り売却、アイテムでパワーアップ…の繰り返しです。

上記画面のラスティの真下にあるのが鉱石です。

アクションはAボタンでピッケルを振る(上下も可)、Bボタンでジャンプ、壁に接触したときにBで壁蹴り、落下中壁方向キーで壁滑り…といった具合です。

左上のハートマークのゲージはラスティのライフを表しています。
右上の火のマークはランプのゲージを表していて、無くなると周辺が暗くなり探索し辛くなります。
どちらも土壌に埋まっているときがあるので、そこで回復するか、全回復したいならば一端町まで戻ることになります。

スチームワールドディグ8

掘り進めていくと、土壌に埋まっている「バグ」と呼ばれているモンスターと出会うことがあります。
土壌を掘るようにピッケルで攻撃するとダメージを与えて倒すことができます。しかし、触れたり攻撃を喰らうとライフが減ってしまいます。0になると所持金が半分になって、さらに集めた鉱石をその場に置いて町に強制的に戻されます。

スチームワールドディグ5

下画面では、集めた鉱石や現在いる深さや、今まで掘り進んできたマップを見ることができます。また、赤く点滅している位置は目標地点です。
鉱石ははじめは3種類までしか持てませんが、ショップでグレードの高いポーチを買うことで持てる数が増えていきます。
スチームワールドディグ3

掘り進めていくと、やがて今の装備では掘れない土壌がでてきたり、進めない地形が出てくる場合があります。
そこで下画面の目標地点へ行くと、アルファベットの数字が書かれている看板が立ててある洞窟にたどり着きます。その中を探索すると特殊アイテムを入手できて、ラスティが新しいアクションや新しい装備を手に入れることができます。

スチームワールドディグ4

ライフメーターの下にウォーターメーターが追加されました。
これで「スチームジャンプ」や「ドリル」など、蒸気を使ったアクションが使えるようになり、さらに行動範囲が広がります!

スチームワールドディグ7

町では鉱石を売って現金化すると、アイテムショップが開きます。
ここでさらに強力なピッケルを買ったり、設置型の携帯ランプやはしごなどの便利アイテムを購入できます。


私がこのゲームで特に評価しているのが快適性!どこでもセーブ機能こそありませんが、操作性がかなり良好で、単純に掘って移動して…という操作がサクサクできてそこが気持ちイイ!大雑把に掘り進んでいってもゴールまでにはたどり着きますし、埋まっている全ての鉱石を求めて掘り進んでもいいのです。

鉱石を集めてショップで装備をグレードアップすることや特殊アクションを覚えることにもRPG的なワクワク感があります。特にピッケルを強化すると、今まで数回当てなければ崩れなかった土壌が一発で崩せるようになり、バグへの攻撃力も増して快感を覚えますね。

一瞬で町に戻れる、設置型の携帯テレポーターや携帯ランプの置き場に悩んだり、「あれ、ここどう掘り進めれば行けるんだ?」とルートを考えたり。

ちょっとしたパズル要素もあるので、ゲームが単純にならずに気がつくと夢中になっています。


欠点は、ほかのレビュアーさんも仰るとおりボス戦が一回しかないことと、台詞が直訳っぽいところですね。それから、値段の割りにゲームのボリュームもちょっと少ないかもしれません。私はクリアまで10時間ちょっとでした。

それでもグラフィックは描き込まれて見事ですし、夢中にさせてくれるゲームシステム、ゲームバランスはお見事です。


総評:私のメガネにとてもかないました!!
こういうゲームに出会えるからダウンロード専用タイトルはたまらないですね~(´∀`)
Image & Form社にはこのゲームに続く名作をリリースしてくれることを期待します。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

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