ルーンファクトリー3

ルーンファクトリー3は、2009年にマーベラスエンターテイメントから発売された、ファンタジー生活ゲームです。開発はネバーランド社が担当しました。
この時期に約102万本を売り上げた、大ヒット作品です。

このゲームは当時勤めていた会社の後輩から勧められ、購入に至りました。パッケージの絵があまり馴染みがない可愛らしいタイプのものだったので、「これちゃんと楽しめるかな?」と一抹の不安を抱えながらレジへ向かったことを記憶しています。


このゲームの概要をざっくりと説明すると、アクションRPG+牧場経営+恋愛シミュレーションの3要素を詰め込んだゲームとなっていて、基本的にはストーリーを進めていくタイプのゲームです。
ストーリーを進めるには装備品を整えたり、アイテムを整える必要があるので、お金が必要になります。敵を倒してもお金は手に入りますが、序盤はごく僅かなので、まずは牧場経営をして、作物を出荷し、お金を貯めることになります。

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これが牧場。主人公が住むことになる大樹の家の真下に広がっています。放っておくと色々な草が生えてきたり、木の枝や石などが出てきたりして荒れてしまいます。最初も荒れ果てた状態となっています。なので1マス1マスキレイに手入れをするところから牧場経営は始まります。
邪魔なものをどかして、農具を使って開墾し、植物の種をまいて水をかけてやると、日数が経つにつれて作物が育ち、数日後収穫可能になります(収穫可能までにかかる期間は、作物によって異なります)。

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見事にサクラカブが育ちました。一本だけ枯れてしまったものもあります。収穫タイミングが遅いとこのように枯れてしまうこともあります。

この収穫したサクラカブを画面右下にあるBOX(分かりづらいですね)に入れてやると、夕方に雑貨屋の娘・カリンが受け取りに来て、お金をくれます。

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ここは雑貨屋。ここでは作物の種を買える他に、調理に使う材料も買えます。ほかにも牧場経営に役立つ便利なアイテムを売っています。
ちなみにこの女性はカリンの母親のへーゼルさん。明るく面倒見のいい気さくな女性です。買い物のほかにも店内で彼女と世間話をするのも楽しいですね。

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今作では、装備品のいわゆる「錬金」ができます。鍛えたい武具にアイテムを加えて強化するというものですが、それに似たシステムで「調理」もできます。
調理は材料とレシピがあれば、目的の料理が作れます。作った料理はHPやステータス回復アイテムとして自身が食べてもいいですし、町の住人にあげることもできます。特にその人の好物だった場合は「友好度」が上がります。

ただ、自身の料理レベルが低いうちは調理をしても失敗する確率が高いです。料理レベルは調理を繰り返すほど上がっていきます。

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町の掲示版には主人公への町の住人からの依頼が書いてあります。依頼をこなすと報酬を貰えたり、依頼主との友好度が上がります。友好度は上がっていくうちにつれ、会話内容が変化していきます。

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町にいるときの上画面。誰がどこにいるか、顔アイコンで分かるようになっています。
また、このゲームでは四季と日時の概念があり、丁度1ヶ月が1つの季節に該当しています。時間は現実の1秒で1分が経過するようになっています。これによって朝、昼、夜の各時間帯が存在し、さらに天候の概念もあります。天候は牧場経営に影響を与えるので気をつけておかないといけないポイントです。

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シアレンスの町では個性豊かな様々な住人が生活しています。彼らと交流することもこのゲームの楽しみの一つになっています。
上記画像は釣堀屋を経営しているカルロス。魚が大好きな頼りになる兄貴分ですが、妹を溺愛していて、妹のことになると目の色が変わります…。

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こちらがその妹のイオン。主人公の釣りの師匠でもあります。とにかく元気で活発な、釣りと魚が大好きな女性です。
ちなみに会話ウィンドウが出ているときにXボタンを押すと、ウィンドウが閉じて全身が見れます。

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旅館のお風呂屋を営むペルシャ。天然ボケが強いけれど、思いやりのある明るい女性。実はマーメイドで、水に濡れると脚がヒレになってしまいます。魚は同類なので魚料理は一切食べません。代わりにイカは大好き。

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「レインボ~♪」が口癖の自称天才芸術家、エルフのダリア。芸術に没頭するあまり、寝食を忘れて倒れることも。好物がメザシとみそ田楽と、見た目の割に嗜好が渋い。主人公を勝手に助手としてこき使います。

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雑貨屋のへーゼルの娘・カリン。極度の面倒くさがりで、会話内容もはじめはそっけないものばかり。友好度が上がると、笑顔を見せて話の幅も広がります。心の中の呟きをよく会話ウィンドウに投影します。

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花屋の娘、シア。草花が大好きで、可憐で思いやりのある優しい女性です。笑い声のボイスが何かを企んでいるようで怖いのが惜しい。

このゲームではヒロインが全部で11人いて、友好度がMAXになり、あるアイテムを渡すことでプロポーズできます。見事射止めると、結婚することができます。

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1周目では旅館の娘、さくやと結婚しました。
そして結婚生活を送るうちに、なんと子供もできます。

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産まれてちょっと成長した子供。

私はほとんど恋愛ゲームってやったことないんですが、ここまでできるゲームって中々ないんじゃないですか!?
まあ結婚生活と言っても、一緒に同じベッドで寝るだけで、後はお嫁さんは結婚前の行動を取り続けるんですけどね…。さくやの場合は旅館の呼び込みと、行商で手に入れたアイテムの販売です。
子供もただ話すだけ…。一部では「しゃべる家具」と呼ばれています…。

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町では季節ごとに様々なイベントが催されます。参加は自由ですが、参加して好成績を残すと賞品が貰えるので、特に序盤は参加しておいて損はないです。
イベント内容は釣り以外にも、育てた作物のレベルを競うものや、豆まき大会、大食い大会など多岐に渡ります。

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夏になって、湖開きの日。カルロスが危険な男に見えた日でした。ここでの「さそう」は別の意味を想像させます…。彼はそのうち繋の服を着て、トイレのある公園でベンチに脚を組んで座るようになるかもしれません。

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最後に戦闘画面。このゲームには敵が出るフィールド(ダンジョン)が全部で5つあります。そのうち1つはラストダンジョンで主人公しか入れませんが、ほかのフィールドは町の住人をさそって出かけることができます。さそった住人も一緒に戦ってくれます。

各フィールドでは錬金合成に使える鉱石や、珍しいアイテムがあるので、牧場経営だけでなくこちらの探索も主人公の強化のために行う必要があります。依頼でどこどこのフィールドにあるふにゃふにゃを取ってきてー、という類の依頼も多いので、結構フィールドに出る機会はあります。

ちなみに武器での攻撃のほかにも魔法で攻撃することもできます。魔法はお店で販売しています。
敵を倒すとアイテムをドロップすることもあります。もちろん、中には貴重なものも…。



一応結婚がこのゲームのクリアという設定になっているようですが、クリアまで正直凄く楽しかったです!!
錬金合成やフィールド探索はもちろん、町の人たちとの交流や、ヒロインたちとの交流も楽しくて、時間を忘れて没頭しましたね。
牧場経営も、軌道に乗ってお金が貯まりはじめたときに「あ、これ面白いわ」と思いました。

でも一番の魅力はやはり…ヒロインたち(´∀`)
みんな可愛くて、結婚相手を選ぶのには苦労しました…。特にさくやとイオンとダリアとペルシャが好きで、『ドラクエⅤ』の結婚相手を選ぶのとは訳が違うほど悩みました。

いやー、二次元って凄いですね!!


総評:私のメガネにとてもかないました!!
勧めてくれた後輩、ありがと~.。゚+.(・∀・)゚+.゚


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

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