クロノ・トリガー

クロノ・トリガーは、1995年にスクウェアから発売された、スーパーファミコン用のRPGです。
漫画『ドラゴンボール』の作者であり、『ドラゴンクエスト』シリーズのキャラクターデザインを手がけている鳥山明氏と、『ドラゴンクエスト』シリーズの堀井雄二氏、そして『ファイナルファンタジー』シリーズの坂口博信氏がタッグを組んで世に送り出したドリームプロジェクトRPGとして、雑誌等で大々的に取り上げられ、話題になりました。
結果、国内で約203万本以上の大セールスを記録しました。
その後PS、DS、携帯アプリ版などにリメイク移植されました。


これは中学2年生の春に中古で買いました。5,000円くらいでしたね。この頃は発売から1年が過ぎると大分安く売られていたんですねぇ。一緒に『ファイナルファイトタフ』も買いました。

クロノ・トリガー1

ストーリーは、主人公クロノがガルディア王国建国1000年祭で「マール」という少女と出会うところから始まります。
このお祭りでは色々な出し物に挑戦して、祭りの中で使えるポイントを貰うことができます。一番効率がいいのは「ゴンザレス」との戦闘だと思います。勝つと15ポイントも貰えますから。

鐘にコインをぶつけるやつは苦手でした(笑)

クロノ・トリガー2

そしてクロノの幼馴染、「ルッカ」が発明した転移装置「テレポッド」を見に行くことに。クロノが実験台として左のポッドに乗ったところ、見事右のポッドへ転移成功。
しかしマールの場合は次元の渦が出現し、それに飲み込まれて消えてしまいました( ´∀`)

かくしてクロノはルッカにまた同じ渦を作ってもらい、マールを追うために自分も渦に飛び込むのでした。

クロノ・トリガー3

渦の向こうの世界、過去のガルディア王国。中世の時代にあたり、騎士の姿をした人が大勢います。
このフィールド音楽はおそらくゲームをやらない人でも耳にしたことがあるであろう名曲、「風の情景」です。この切ない感じの曲調が時代背景にマッチしていていいんですよね。クロノ・トリガーは著名なゲームサウンドコンポーザーの光田康典氏が参加しているだけあって、BGMが秀逸なものが多いんですよ! その中でもこの曲はベスト3に入りますね。

クロノ・トリガー4

戦闘画面。
今作ではシンボルエンカウントに近いシステムになっています。ダンジョンフィールド上の敵と接触するか、エンカウントエリアに足を踏み入れることで戦闘に入ります。
各キャラは手持ちの武器(こぶし含む)での攻撃に加え、MPを消費して「わざ」を出すことが出来ます。
クロノの「かいてんぎり」は、指定したターゲットを中心に付近の敵も巻き込んで攻撃する範囲攻撃技です。

クロノ・トリガー5

このように攻撃技には単体攻撃用と、範囲攻撃、全体攻撃などに分かれます。回復技も同様です。

クロノ・トリガー6

2人以上で繰り出す技もあります。これはクロノと「カエル」、2人の剣士の合体技「エックスぎり」。ところで何でクロノって剣術使えるんでしょうね。

カエルは伝説の剣「グランドリオン」のイベントでは私の心を鷲づかみにしてくれました。「ゆうしゃバッジ」と共に装備すると、クリティカルを連発してあの段階ではとんでもない強さを発揮してくれました。当時のユーザーで結構カエル好きは多いと思います。

クロノ・トリガー7

ストーリーが進むと、魔法の素養があるキャラは魔法を使えるようになります。魔法の属性は「天」、「冥」、「火」、「水」の4種類です。
「ロボ」は魔法は使えませんが、「冥」属性の技をいくつか覚えます。
魔法と技を合体させた合体技もあります。

クロノ・トリガー8

現代のガルディア王国での法廷にて。
『FFⅥ』のオペラ館を彷彿とさせる描き込まれたグラフィック。間違いなくグラフィックも当時の最高レベルですね。

クロノ・トリガー9

個人的に未来は萎えました…。中世が盛り上がる展開だったので、次の世界がこんな荒廃した世界だとは…。BGMも荒廃してるし。

クロノ・トリガー10

でもこのレースは楽しかった!! ブーストを使うタイミングさえ間違えなければ、まあ勝てますね。イベントクリア後もたまにタイムアタックしに来てました。途中のザコがウザかったですけど…。
このイベントとロボのイベントがなければ軽いトラウマになっていた世界でした。

クロノ・トリガー11

そしてクロノ・トリガーを象徴する場所、時の最果て。
ここは個人的に思い入れのある場所で、真ん中に立ちながら居眠りしている老人が現実世界でも通用するようないいことを言うんですよ。当時14歳だった私は全部は理解できませんでしたが、「なるほどなあ…。そういうもんなのか」と思わされたことが度々あります。

結構ゲームから学ぶこともありますよね?

ジール王国も印象深い世界でした。あそこのBGMも良かったですねぇ。ただまあ、力を求め過ぎてそれに溺れると必ず良くないことになるんですね…。



このゲームの一番優れているところは何か? と問われると、私は「シナリオ」と答えます。時空を超えた冒険の先々で様々な伏線があり、最終的にそれが全て回収されて話の全貌を掴めた時の興奮はたまらないものがありました。
大筋のシナリオだけでなく、最強の武具やアイテムを回収する為のイベントも時空を超えて用意されていて、時代を行き来するのが楽しかったですね。ちょっと煩わしいときもありましたが(笑)

エンディングも複数用意されていて、「強くてニューゲーム」を選ぶと好きなタイミングでラスボスと戦ってその時点でのエンディングを見れるのも面白い試みでした。

間違いなく、あの時代を代表するRPGの1つだったと思います。


総評:私のメガネにとてもかないました!!
当時スーパーファミコンを持っていたユーザーは皆プレイしたんじゃないかと思います。
そう言えばこのソフトは珍しく兄より先にクリアしたRPGでした.。゚+.(・∀・)゚+.゚

当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット