ロックマンワールド5

ロックマンワールド5は、1994年にカプコンから発売された、ゲームボーイ用のアクションゲームです。これが『ロックマンワールド』シリーズ最終作になりました。開発は水口エンジニアリングが担当しました。


小学6年生頃、近所のクラスメイトが「今度のロックマンワールドは、ロックマンのチャージショットで腕が飛ぶようになってるらしいよ」そう言って来ました。「腕が飛ぶ!? ハードナックルではなく!!?」何でそんなことになっているのか私には全く理解できませんでした。

ゲーム雑誌を読むと、ようやく理解できました。今回のロックマンワールドは今までのファミコン版のカップリング作品ではなく、完全新作として開発したと。それに伴って、新武器としてチャージで腕が飛ぶ仕様にしたと。

これは買わずにはいられないぜ!!

で、買うチャンスを伺っていたら、父親が祖父母を連れて親戚の家へ行くからお前も来い、一緒に行くなら途中ゲームショップに寄ってやる、と言ってきました。渡りに船と、これに便乗し仙台あたりのゲーム屋で見事ゲット! したのは良かったのですが…。



落としました。財布を。1万円強入っていた財布を。


父にそのことを告げて、もういちどそのゲームショップに戻って、店員さんに財布が落ちてなかったか訊いたのですが、残念ながら…ということでした。ショップの周辺も探しましたが見つかりませんでした。
大体仙台辺りで財布を落としたら、そのまま発見者にパクられるのがオチですよね。結局2万円くらいする買い物になってしまいました。トホホ…(T_T) 


さて、ここからはちゃんとレビューします!

ロックマンワールド5 1

ある日ロックとロールちゃんが散歩中、突然襲ってきた「スペースルーラーズ」を名乗る「アース」というロボット。ロックはロックマンに変身して戦いますが、ロックバスターが効かない! そしてアースの攻撃をモロに喰らい、気を失ってしまいます…。

目が覚めた場所はDr.ライトの研究所。ライト博士の話によると、彼らは地球外文明製の金属で造られていて、ロックバスターは通用しないのも無理は無い、と。
そこで代わりに新武器「ロックンアーム」をロックマンが気絶している間に(勝手に)装着させたライト博士。こうしてロックマンの新たなる戦いが始まったのでした…。

ロックマンワールド5 2

今作は『ロックマンワールド』初のオリジナル作品ということで、随所にオリジナリティを感じるつくりになっています。
ステージ選択画面では、地球をバックに4体のボスロボットが並び、宇宙のロボットとの戦いを感じさせます。ちなみに今回の敵ロボットの名前は、全て太陽系の天体から取られています。

ロックマンワールド5 3

ステージを選択すると、ボスがアクションを取るのと同時に顔グラフィックが現れます。「マーキュリー」かっこいいですねぇ。
このボスの特殊技「スナッチバスター」は、敵にダメージを与えると同時に、小ライフを奪って回復するというユニークな技で、ピンチのときは助けられましたね~。

ロックマンワールド5 4

チャージショットは本当に腕が飛ぶようになりました。「Pチップ」を集めてロックンアームのパワーアップパーツを作れば、離れた場所にあるアイテムを取ってくるようになったり、耐久力のある敵を一定時間掴んで連続でダメージを与えられるようになったりします。

撃つとブーメランのように戻ってくるのも特徴で、戻ってくる軌道上にいる敵にもダメージを与えられます。しかし、アームを放っている間は通常のバスターは撃てません。

ロックマンワールド5 5

「ビーナス」ステージ。上から降ってくる濁流に飲まれないようにタイミングを見て進むステージです。ビーナス=女神というくらいだからどんな美しいボスかと思ったら、蟹でした。

ロックマンワールド5 6

「ネプチューン」。ステージは水中がメインで、自身も水中戦が得意という設定なのに、なぜかボス部屋は水中ではありません。
攻撃方法も地面を揺らして石を落下させるとかショボイ…。しかし特殊武器の「ソルトウォーター」は文字通り塩水なので、錆付くのを恐れるロボット達からは恐れられているとか。

ロックマンワールド5 7

4体のボスを倒すと、中間ボスの「ダークムーン」が現れます。「ダークムーン」です。「イエローデビル」ではありません。

ロックマンワールド5 8

ダークムーンを倒すと後半の4ステージが開放されます。既に戦う場所が地球ではなくなっていますね。

ロックマンワールド5 10

個人的に一番デザインが好きな「ジュピター」。しかし戦闘能力はさほど高くなく、足場が凍っているという点を考慮しても楽勝で勝てます。
このボスから取得できる「エレクトリックショック」は射程が短いですが高威力な上に数回ヒットさせられるので、耐久力のあるステージ途中に出てくる中ボスに良く使ってましたね。

ロックマンワールド5 9

「サターン」ステージ。ファミコン版『ロックマン5』の「グラビティーマン」ステージのような重力トラップがあります。但しこちらは矢印方向に重力がかかるだけで、反転はしません。

今作のステージは今までのロックマンシリーズの良い部分を踏襲して、上手くボスの特徴を生かしたつくりになっていますね。

ボスの「サターン」は強かった…。特殊武器の「ブラックホール」は画面全体の敵を小型のブラックホールに吸い込み、吸い込みきれなかった敵を画面全体に拡散するエネルギーショットで攻撃する強力な技です。燃費は当然お察し。

ロックマンワールド5 12

何と今回は宇宙でのシューティングステージもあります! ここではチャージショットが撃てます。問題はこのザコ敵よりも完全初見殺しのボスなんですよね…(≡ω≡.) 攻撃パターンを覚えるまで一体何度やられた事か…。

ロックマンワールド5 11

前述の通り、前作からのPチップシステムは健在です。今回も「E缶」や「エネルギーバランサー」などの便利アイテムや、ロックンアームをパワーアップさせるパーツをチップと引き換えにライト博士が作ってくれます。

また、今作では前作で出てきたサポート攻撃ロボット「ビート」が出てきません。代わりに猫型サポートロボットの「タンゴ」が初期から使えます。タンゴは丸まってENが尽きるかステージの穴に落ちるまでローリングアタックを繰り出します。…ビートのほうが絶対使いやすいです。登場時の「ニャ~」という効果音は好きなんですけどねぇ。私猫好きなんで。


前作『4』もボリュームがありましたが、今回は更にそれを上回った大ボリュームになっています。ワイ○ーステージがあるのは勿論、ボスラッシュもある上に更に『1』~『4』までのロックマンキラーも登場します。そしてラスボス戦ではアイツではなく、強力なロボットが登場します。この戦いのBGMが最高にかっこよくて、よくヘッドフォンで聞き入ってましたね~。

操作性も良く、シリーズの締めくくりの作品として恥じない出来でした。


総評:私のメガネにとてもかないました!!
さすが約2万円したソフトだぜ!(涙) まさかロックマンでシューティングもできるとは…。至れり尽くせりな一本でした。そういえば、高校3年の3学期、後ろの席のクラスメイトがゲームボーイカラーでこのゲームをやってましたね…。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

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