熱血格闘伝説

熱血格闘伝説は、1992年にテクノスジャパンから発売された、ファミコン用のアクションゲームです。

これは小6の頃に買ったソフトですね。発売してから2年後くらいに買ったので、新品なのにかなり安く買えたことを覚えています。これが初めて自分で買ったファミコン用のくにおくんのゲームです。
このゲームは結構兄と一緒に遊びましたね。


このゲームはくにおくんシリーズの「ケンカアクション」の部分に特にフィーチャーした作品で、くにおやりきが、謎の差出人から格闘大会参加要請の手紙を受け取り、出場するという物語です。面白いのが、その手紙がプレイヤーにも届いていた、ということになっていて、プレイヤーも自分のキャラを作ってその大会に参加できます。


モードは2人1組のペアを組んで格闘大会優勝を目指す「ストーリーモード」と、好きなキャラで好きなステージで好きなだけ遊べる「バトルモード」の2種類が用意されています。

熱血格闘伝説1

このゲームに登場するキャラクターは、「挌闘家」、「マーシャルアーツ」、「カンフー」、「柔道家」の4タイプに分かれています。
挌闘家は、ステータスがバランス良く均等に振り分けられているタイプ。
マーシャルアーツは、パンチ力に秀でたタイプ。
カンフーは、キック力が高いタイプ。
柔道家は、投げ技が強いタイプ。

くにおは挌闘家タイプで、りきはマーシャルアーツタイプに設定されています。まあ間違ってもカンフーや柔道家のイメージじゃないですもんね(笑)

熱血格闘伝説2

このゲームの魅力の1つ、自分のオリジナルのキャラを作って、ゲームの大会に参加できること。
名前、誕生日、血液型を入力すると、キャラの出来上がりです。名前と誕生日にはある法則があって、これでバトルタイプやステータス、必殺技が決まります。説明書には血液型にも法則があるように書いていましたが、多分ないです。ミスプリントでしょうね…(≡ω≡.)
熱血格闘伝説5

ストーリーモードでは、ペアを16人のキャラから選ぶことができます。
キャラ同士には「相性」という設定があって、服の一部に相性レベルがカラーとなって表示されています。良い順に「赤」→「青」→「白」→「緑」→「黄」となっています。
この相性が良いと、後述する「仲間意識レベル」の回復が早くなります。

熱血格闘伝説4

また、試合には上記のようなルールを設定することができます。多分一番簡単なのは「ルール2」だと思います。
しかし漢ならば「ルール5」の相手が倒れるまでやるもの(`・ω・´)

熱血格闘伝説6

試合画面。
当然相手も2人1組のペアになっています。両方倒すと1回戦勝利です。勝つとレベルが上がり、ステータスがアップします。
決勝戦まで勝ち残ると、今回の黒幕が現れて最終試合が開始されます。

流石にケンカバトル部分にフィーチャーしたゲームなだけあって、攻撃方法はシリーズ中最多を誇ります。立ち状態からの攻撃は勿論、ジャンプ、ダッシュ、ダッシュジャンプ、投げ技など、挌闘タイプによって全て違うアクションが出るようになっています。ガードや返し技もあり、これに必殺技も絡めることで白熱のバトルを楽しむことが出来ます。

また、趣向を凝らしたステージも数種類あり、トラップの利用も考えてプレイすると、くにおくんシリーズらしい楽しみ方ができます。
ちなみに上記画像の電流が流れている壁は、触れると勿論感電します(笑) ここでは敵を電流の壁に投げまくるのが一番手っ取り早い勝ち方ですね。下手に動くと感電した敵から電流を貰ってしまって自分も感電してしまいますが(笑)
熱血格闘伝説7

このゲームは何の必殺技を持っているかで試合の有利・不利が大きく左右されます。画面端でくにおが丸まって回転攻撃をかけている技が「スピンアタック」。これは倒れた相手にもヒットし、連続で仕掛ければこのようにハメることもできます。
似たような技で、「バクレツキック」という、『大運動会』で「竜一」が使っていた「爆魔龍神脚」のような連続で膝蹴りを繰り出す技もあります。これもまとめて敵をふっとばせるので強力です。
味方も巻き込む恐れもあるんですけど( ´∀`)

熱血格闘伝説8

また、通常の必殺技のほかに、コンビ同士で繰り出す「コンビ必殺技」というのもあります。これは2種類あり、1つがコンビ同士が正面から組んで繰り出すタイプ。上記画像がそれです。もう1つがコンビの片方を頭に乗せて、投げて敵を攻撃するタイプ。
両方とも「仲間意識レベル」が高いほど強力になっていきます。ペアの顔グラフィックの下の「L~」が現在の仲間意識レベルです。これは仲間を攻撃してしまうとどんどん下がっていきます。回復に必要な時間は先述した「相性」のレベルで決まります。ちなみに仲間意識レベルが低いと、逆に仲間から攻撃されることもあります。

このコンビ必殺技は、ボタンを入力したほうの挌闘タイプで属性が決まります。氷のほかに炎、竜巻、電気の4種類があり、同時にぶつかった場合の有利・不利まで決まっています。

熱血格闘伝説9

「バトルモード」の画面。4人が入り乱れて最後の1人になるまで戦うモードです。
このステージは仕掛け満載で、私が一番好きなステージです。左上の穴に人知れず入って、土管から飛び出して不意打ちするのが面白くて(´∀`*) また、消える橋の上に敵をおびき寄せて、敵が来たら自分はすぐ下にジャンプで逃げて、敵が針に刺さるのを誘うというのもよくやってました。


久々に振り返ると、このゲーム、完成度高かったなー、と思わされました。くにおくんで挌闘ゲームを作ったらこうなりました、というゲームですね。

自分で作ったキャラは、パスワードでレベルやステータスを含めて保存できるようになっているので、友達の家に集まって自分たちのキャラを使って対戦を楽しむこともできます。

ただし、1人でやると割とすぐに飽きます。幸い、ラスボスがかなり強いので、ゲームクリアまでは間違いなく楽しめますが…。まあこれはくにおくんシリーズに共通して言える事ですね。


総評:私のメガネにとてもかないました!!
3人以上でやるとかなり燃えましたね! ストーリーモードも2人プレイできるので、兄と口ゲンカしながらも何とか協力してラスボス撃破までいけました。
個人的にはファミコン後期の名作の1つと言ってもいいのでは、と思います。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

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