エビコレ+ アマガミ

エビコレ+ アマガミは、2011年に角川ゲームスから発売された、プレイステーション2用の恋愛アドベンチャーゲームです。2009年にエンターブレインから発売された無印版に、バグ修正と追加要素を加えた廉価版となっています。
同年にPSP用にも発売され、その後PS Vita用に、公式ギャラリーを閲覧できるモードが追加されたバージョンが発売されました。
コミック化、ドラマCD化もされ、アニメも2期に渡って放映されるなど、様々なメディアミックス展開がされました。


このゲームとの出合いは…、そう言えばまともな恋愛シュミレーションゲームってやったことないな、と思った私はネット上で評価が高かったこのソフトを、遊びに行った埼玉の中古ショップで偶然見つけ、「こりゃ買うっきゃない!」と恥ずかしげもなくレジに持っていったのでした…。むしろドヤ顔で。


このゲームは、中学3年生のクリスマスイブにデートに誘った女の子にすっぽかされるという目に遭った主人公(橘純一)が、高校2年の冬になってもクリスマスがトラウマとなってしまっているという状態から話が始まります。このままではいけない!と思い、親友の梅原と、今年は彼女を作ってお互いクリスマスにいい思い出を作ろう!と一念発起します。ここからがゲームのスタートです。

エビコレ+ アマガミ1

このゲームのヒロインは6人。1人に絞って攻略するも、2股以上をかけるもプレイヤーの自由ですが、エンディングまで展開を進めるには二股以上は結構しんどいです。なので初回は1人に絞って攻略することが社会通念上にも好ましいかと思われます。

ゲームの進め方は、学校の「休1(休み時間1)」、「休2(休み時間2)」、「昼(昼休み)」、「放(放課後)」の4つの時間帯に、お目当てのヒロインのパネルを選択し、行動を起こします。
パネルには、!マークの「イベントアイコン」、四角い「ゲージアイコン」、立方体の「会話アイコン」などがあり、選択可能な時間だとピコピコと動きます。

基本的にはイベントアイコンをどんどん消化していき、ヒロインとの関係性を深めることで仲が進展していきます。

ちなみに、別のセーブデータで一度でも選択したことのあるマスは色がつきます。まだ色の付いていないマスは一度も選択したことのないマスということになるので、やりこむ際の目安になります。


エビコレ+ アマガミ2

会話パネルを選択すると、ヒロインと会話が出来ます。選択肢の中からヒロインが気に入りそうな内容の話を選び、気に入られると画面左上のハートゲージにアイコンが1つつきます。気に入らなければアイコンはつきません。これを5ターン繰り返します。
ヒロインのテンションには「Low」、「Mid」、「Hi」、の3種類があり、気に入った話題を提供することにより高まっていきます。テンションがHiの状態でゲージがMAXになるまでアイコンを溜めた状態で、5ターン目に「アタック」パネルを選択すると、「ご褒美イベント」や「下校デート」が発生します。中にはCG付きのものもあるので、積極的に狙っていきたいところです。

ちなみにハートゲージは始めは5つほどしかなく、イベントアイコンのイベントで増えたり、ゲージアイコンのイベントで増えたりします。前回の会話で溜めたハートゲージのアイコンは、次の会話イベントへ持ち越すことが出来ます。

また、別のセーブデータで選んだ話題の結果はシステムデータに保存され、次にニューゲームをする際にどの話題なら当たりでハズレかが分かるようになっています。

それではここからはヒロインたちの紹介。

エビコレ+ アマガミ3

綾辻司(あやつじつかさ)。
本作のメインヒロインで主人公と同じクラスの2-Aの女の子。
クラス委員を務め、更に成績優秀、容姿端麗、運動神経抜群と一見非の打ち所のない女の子。
しかし時々夕方の屋上や放課後の神社など、人目につかないところで1人でいることも。そんな彼女の本当の姿とは…。


エビコレ+ アマガミ4

右側がヒロインの「桜井梨穂子(さくらいりほこ)」。
クラスは2-Bで、食べることが大好きな、主人公の幼馴染。基本的にいつもニコニコ笑顔で、落ち込むことがあってもすぐに気持ちを切り替えてニコニコしていられる子です。
茶道部に所属していて、先輩達から可愛がられています。
何もないところでも転んでしまう天然性のドジな女の子です。
最近食べすぎから体型がぽっちゃりしていることを気にしています。

左が利穂子の親友、2-Bの伊藤香苗(いとうかなえ)。
サバサバしていて主人公や主人公の親友の梅原とも友人です。主人公がいないときの梨穂子のツッコミ役になります。

エビコレ+ アマガミ5

右側がヒロインの「棚町薫(たなまちかおる)」。
主人公とは中学からの付き合いで、悪友。クラスは主人公と同じ2-A。
気さくでサバサバした性格で、男女問わず友人が多いタイプです。突拍子もないことをしたり、余計なことに首を突っ込んだりするトラブルメイカーでもあります。
運動神経が抜群で、各運動部からのスカウトが後を絶ちませんが、本人は一切やる気はなく、放課後は駅前のファミレスでアルバイトをしています。

左は同じく2-Aのクラスメイトで薫の親友、「田中恵子(たなかけいこ)」。
控えめで大人しく、優柔不断な面がある子で、いつも薫に振り回されています。最近は恋の悩みを抱えています。


エビコレ+ アマガミ6

右側がヒロインの「中多紗江(なかたさえ)」。
最近転校して来た女の子で、1-Bのクラスに所属する、主人公の後輩にあたります。極度の人見知りで、特に男性に対しては恐怖心すら覚えるほど。
性格は礼儀正しく素直ですが、世間知らずな面がちらほら見受けられます。低身長ながらスタイルが良く、男子生徒からはそっち関係の熱い視線を受けていますが、本人は気づかず。

左側が主人公の妹、「美也(みや)」。クラスは紗江と同じ1-B。
家では主人公のことを「にぃに」と呼び、わがままで子供らしさが抜けきれない子です。
ケンカもしますが主人公のことを慕っており、主人公に彼女ができることを応援してくれます。
思いやりのある子で、まだこの学校に不慣れな紗江と一緒に行動してあげることが多いです。

エビコレ+ アマガミ7

七咲逢(ななさきあい)。クラスは美也や紗江と同じ1-B。
水泳部に所属していて、期待のルーキーと呼ばれるほどの実力の持ち主。
面倒見が良く、家では母親の家事の手伝いをしながら、年の離れた弟の世話をしています。
主人公と出会ったばかりの頃はクールで多少つっけんどんな態度を取りますが、仲が良くなるにつれ、本来の温和な表情を見せてくれるようになります。

エビコレ+ アマガミ8

右側がヒロインの「森島はるか」。
3-Aの生徒で全校の男子生徒の憧れの的であり、主人公も彼女に少しでも近づきたい、という思いもあって彼女作りを始めます。
1年生の頃から毎日のように誰かしらからラブレターを貰っており、それでもOKしたことは一度もありません。
性格は結構天然が入っており、美人に似合わない突拍子もない行動をとることがあります。また、物忘れも結構あり、抜けている面もあります。クォーターであり、彼女だけ登場ヒロインの中で目が特殊な青い色をしています。

左側がそんな森島の親友兼保護者の「塚原響(つかはらひびき)」。
森島とは1年生からの付き合いで、クラスは同じく3-A。森島が起こした(起こしかけた)騒動を上手くフォローしてくれる、森島の良き理解者です。
水泳部の部長を務めており、学校で七咲にアドバイスをする姿も見受けられます。
温和な性格ですが、目つきが鋭く、強面であることを気に病んでいます。


ここで紹介した人物以外にも主人公の親友の梅原や担任の高橋先生、梨穂子の茶道部の先輩達など、個性豊かなキャラクターが登場し、話に華を添えてくれます。

エビコレ+ アマガミ9

ゲーム中に一度でも見たCGはメインメニューの「アルバム」に収録され、後で見返すことができます。また、同じ絵柄でも制服バージョンや私服バージョンなど、服装が変わるものや、画面をスクロールして見るほどの大きさのものなどもあります。CGの数は各ヒロインによって異なります。

また、イベント自体も「シーン再生」という項目で見返すことができます。


エビコレ+ アマガミ10

今作で追加された「アマガミ ぬくぬくまーじゃん」。
「ストーリーモード」と「フリー対戦」モードに分かれていて、ストーリーモードはエピソード仕立てになっています。そのエピソードでの対局結果により、新しいエピソードが開放されます。「フリー対戦モード」では、ストーリーモードで登場したキャラクターたちと自由に打つことができます。
何とアマガミの前作にあたる『キミキス』版も収録してあるので、このモードだけでも結構なボリュームになります。


「変態紳士」、「梨穂子はかわいいなあ!」などの有名なネットスラングはこのゲームから生まれました。登場人物が全員キャラが立っていて、話の展開も面白いので、私は全ヒロインを攻略してしまいました。恋愛シミュレーションとしてだけでなく、高校生の学生生活シミュレーションとしても十分楽しめます。
主人公の性癖がちょっとアレなので、一部の人は受け付けないかもしれませんが、まあ健康的な男子高校生なんてあんなモンです(笑)

あとはキャラクターグラフィックが気に入るかどうかですね。私は結構好きなタイプのグラフィックだったので、抵抗なく楽しめました。

ちなみに周回プレイ用にメッセージのオート機能、スキップ機能も搭載してあり、選択をミスした際にその日の「朝に戻る」もロード時間がほぼ皆無でプレイできるので、プレイしていてストレスを感じることはほとんどありませんでした。


総評:私のメガネにとてもかないました!!
各ヒロインのエンディングが4種類もあり、さらに隠しヒロインもいるのでボリュームは満点でした。
コンシューマーゲームなのに結構過激な描写もあるので、今プレイするならVita版でご自分の部屋で遊ぶことをおススメします。1人暮らしの方はPS2版でもVita TVでもテレビを使って大いに堪能してみてください。
ゲームの内容と現実の時期もピッタリなので、お時間があればプレイされてみるのも一興かと。

当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。