桃太郎電撃2

桃太郎電劇2は、1994年にハドソンから発売された、ゲームボーイ用のアクションゲームです。


このゲームは小学校高学年の正月に購入しました。前作の『1』は未プレイだったんですが、続編だから面白いんじゃないか、と思い、そして私の好きな桃太郎シリーズということもあって、お年玉を早速投入した訳です。

本当はPCエンジン専用タイトルの『桃太郎活劇』みたいな剣で戦う形式のアクションゲームがよかったんですけど。。。


桃太郎電撃2 1

このゲームはこの頃のステージクリア型アクションゲームでは常識になっていたマップ制を導入しています。今作が発売されたのが、ファミコンでもスーパーファミコンでもアクションゲームがほぼ出尽くした頃だったので、色々なアクションゲームのオイシイ要素を採用しています。

ちなみにパスワード制で、難易度は「こども」、「ノーマル」、そしてノーマルをクリアすると現れる「ハード」の3種類があります。

1つのワールドは8つのステージで構成されていて、中ボスとボスが存在します。

桃太郎電撃2 2


桃太郎の攻撃手段は「小桃爆弾」。投げると放物線を描いて飛んで行きます。敵にこの爆弾が当たると、敵は「大桃」に変化します。この大桃は担ぐことができて、さらにこれで敵を攻撃すると「特大桃」になります。そしてこの特大桃を、投げて2回バウンドさせてから敵にヒットさせると、画像の「超特大桃」になります。
大きくなるにつれて攻撃力が増し、超特大桃はどんな敵も一撃で倒せる威力を持っています。

ちなみに桃太郎が敵に触れたり攻撃を受けたりすると服が脱げ、裸になってしまいます。この状態でまた敵に攻撃されると1ミスとなります。
脱げた服は一定時間画面内をひょこひょこと動き回るので、消滅する前に回収すればまた着ることができます。

しかしこういう爆弾を投げる系のアクションゲームをやると、ファミコンの『ドナルドランド』を思い出しますね…。あれは悪夢やった。

桃太郎電撃2 3

桃太郎はアイテム「きびだんご」を取ることにより、「犬」、「猿」、「雉」のうち好きなものに変身できます(ノーマル状態の服を選ぶこともできます)。
衣装はそれぞれ能力が異なり、雉は空中をホバリングできるようになります。

また、各衣装ともコマンド入力で特殊な攻撃ができます。説明書には載ってなかったので、裏技集を見るまで知りませんでした。ハドソンめ…。

桃太郎電撃2 4

ノーダメージで同じ衣装を3回連続で取ると、「電撃」状態になり、見た目が変化して特殊能力を使えるようになります。雉の場合は空中を高速で飛んで移動できるようになります。
ただし、この特殊能力を使っていると下画面の桃ゲージが徐々に上がっていき、ゲージがMAXになると「感電」状態になり落下してしまいます。しかしこの感電状態で敵にぶつかるとダメージを与えられるので、あえて敵の真上で感電状態になる、という攻撃手段もあります。

ワールド1の「桃平野」はこの電撃雉状態なら即クリアできてしまいます(笑)

桃太郎電撃2 5

ワールド1のボス。
桃太郎シリーズでおなじみの敵が登場します。こいつは多分、音痴で有名な「ましら」ですね。
中ボスやボスは必ず何らかの飛び道具で攻撃してきて、それに小桃爆弾をぶつけると大桃にできるようになっています。

ちなみに大桃以上の大きさの桃を担いでステージをクリアすると、次のステージへそれを持ったまま行くことができます。これを利用してボス戦の前に超特大桃を作ってボスステージへ行けば、一発で倒すこともできてしまいます。
しかし超特大桃を作ってさらに担いでクリアするのは結構手間で、しかも後半のワールドほど敵の攻撃が容赦ないので、折角作っても敵が自分から当たりに来て消滅してしまう、ということが増えます。
なので初心者救済になっているのかどうか微妙なところですね…。ちなみに私はラスボス戦のときは面倒ですがワールド1まで戻って超特大桃を作りました(笑)

桃太郎電撃2 6

ワールド2は「雪乃国」。
地面が凍っていて、さらに桃太郎を転ばす罠があったり、当たると転ぶ雹が降ったりしてくるので、移動スピードが上がり、地面で滑らない上に障害物で転ばなくなる犬の衣装が役立ちます。
ちなみに犬が電撃状態になると、雉のように空中でホバリングができるようになります。

このゲームに限ったことではないんですけど、私はゲームで雪が降っている町やステージが好きです。子供の頃は雪で遊べるので冬が好きだったんですね。ファミコンをすることも許されましたし。また、家の中から窓の外で降っている雪をボーッと眺めるのも好きでした。その時のノスタルジックな気持ちを思い出せるためか、ゲームの中の雪国は好きです。リアルでは大嫌いですが。
雪なんて大人になったら邪魔者以外の何者でもないですよ…。寒いし車のタイヤ交換しなきゃいけないし。

桃太郎電撃2 7

話を戻して、ワールド3は「竹乃国」。
上からの攻撃が増えるので、高いジャンプ力をほこり、さらにそのジャンプ自体に攻撃判定があり、木登りもできる猿の衣装が役立ちます。
ちなみに猿は電撃状態になるとジャンプボタンを押しっぱなしで連続ジャンプできるようになります。

桃太郎電撃2 8

ゲームが進むと、やがて港も通過します。
ここで注目して欲しいのが、画面上部の鳥が糞で攻撃しているところ。普通鳥型の敵って体当たりしてくるのがアクションゲームの鉄板なのに、あろうことかこの鳥は糞で攻撃してきます。ほかのゲームでこんなことやったら大ヒンシュクを買うところですが、不思議とこのユーモラスな桃太郎の世界では許されてしまうという。さくまあきらテイストでしかなせない業です。例えばロックマンでこんなことやられたら世界観崩壊しますからね!

ちなみにこのポーズ画面の左下に表示されている「G」は「ゴールドカード」のことで、数字は持っている枚数を表しています。ゴールドカードは隠しワールドの娯楽施設を利用するときに必要になります。

桃太郎電撃2 9

このゲームはとにかくミニゲームが豊富!1例でこの的当てゲームを紹介します。
制限時間内にどれだけの的に小桃爆弾をぶつけられるかを競うゲームです。当てた数に比例して、100枚集めると残機が1増える「小判」が貰えます。尚、パーフェクトを取るとゴールドカードが貰えます。

桃太郎電撃2 10

ステージに入るときとミスしたとき、クリアしたときにはこのように歌舞伎のように幕が引かれたり開いたりします。あの「カン、カン、カンカンカンカカカ…」という鳴り物の音も、効果音でちゃんと表現されています。こういうゲームの世界観を高める演出は好きですね。


このゲームは隠しワールドを入れて全8ワールド×8ステージの計64ステージが用意されています(ゴールドカードを使う隠しワールドはまた別)。ゲームボーイのアクションゲームとしてはボリュームがあるように見えますが、実は1ステージが短く、クリアするだけなら1ステージを2分くらいで攻略できてしまいます(終盤のステージは流石にそうはいきませんが)。しかし、ステージのあちこちに秘密の通路やミニゲーム場への入り口があるので、ステージをくまなく探索するともっと時間がかかります。隠し要素も結構あるので、ゲームボーイのアクションゲームとしては結構珍しい、腰を据えて遊べるゲームとなっています。

操作性は良好で、グラフィックも大きいので遊びやすいつくりになっています。

欠点は似たような構成のステージが幾つか見られる点ですね。

ですが桃太郎シリーズならではのコミカルな敵も満載なので、シリーズファンであれば必ず楽しめると思います。


総評:私のメガネにかないました!
3周くらいしたらお腹一杯になるくらいボリューム満点のゲームでした。
この頃のハドソンはアクションゲームを作るのは上手かったですね。RPGはちょっとエンカウント率やシステムが良くなかったと思います。
こういうアクションゲームをもっと作っていたら、『桃鉄』と『ボンバーマン』以外にも名作が出来ていたのかもしれません…。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

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