スーパー桃太郎電鉄DXは、1995年にハドソンから発売された、スーパーファミコン用のボードゲームです。
これは中一の冬休みに部活メイト宅でプレイ映像を見て欲しくなり、その一年後に買いました。このソフトに関しては、兄とプレイした記憶がないんですよねー。いつも1人で遊んでいた気がします。
『桃鉄』シリーズはゲームボーイ版の『スーパー桃太郎電鉄』以来だったので、内容の進化ぶりに驚きました。
何と今作ではCOMがキャラクターになっています。しかも、それぞれ強さを表す段位が異なり、プレイスタイルも異なります。例えば「きじた」なら赤マスでも突っ込む猪突猛進型、「かぐや姫」ならあらゆる手段を使って貧乏神を擦り付けてくる、などです。
今作は前作『Ⅲ』から新たにマップを描き直し、駅の数が増えました。
物件駅は全95駅あり、そのうち今作で初登場になった駅は、画像の倉敷を含め14駅です。
ほかにもカード売り場は全部で19駅、キングボンビー対策のロボット研究所駅は4駅、入ると所持金が0になる代わりにワープできるワープ駅が4駅です。
マップの色は春から夏は緑、秋は赤や黄金色、冬は青くなります。
またマップ上のオブジェもアニメーションで動くようになっています。
今回は目的地が海外になることも。ハワイになった場合は、1着で到着した際の貰える金額が通常の2倍になります。
また、同じプレイヤーが連続で1着を決めると副賞としてカードが貰えます。
カードの種類も大幅に増えました。『~歩進めるカード』はお馴染みですが、地方名が入ったカードや、ピンポイントでその駅に移動できるカードなど、移動系が充実して見えます。
あと怪獣が出現したときに戦ってくれる『モモタロマンカード』や、『金太郎カード』なんていうのもあります。これは前作からかな?
桃鉄と言えばイベント。
今作ではゲームボーイで遊んだ頃の数倍のボリュームのイベントがありました。
お約束の物件が評価されての臨時収入はもちろん、豊作、不作で臨時収入になるか臨時出費になるかの農林水産系イベントや…
中にはこんなイベントも! もちろん収入に繋がります。
プレイヤーが有利になるイベントだけでなく、マイナスイベントも増えました。
火山の噴火によって、最寄の駅の物件が壊滅状態になったり…
怪獣が現れて町を破壊したり。これは前からあったかな?
ここでモモトラマンカードや金太郎カードを使ってスタンバイしておけば、戦ってくれるんですけどねぇ。勝敗はまた別の話になりますが(笑)
スリの銀二も今回はカードにもなって悪事を働きます。5億返せ!!
今回貧乏神は3種類の変化を見せてくれます。いや見せなくていいんですけど。
食品・農林物件を食べてしまう「コマルン」や、小額の小遣いをせびってくる「ミニボンビー」。
そして…
キングボンビー!!
今作が初登場ではないようですが、初めて目にしたときにはその禍々しい鬼畜の所業があまりに凄まじく、貧乏神の行いが可愛く見えるほどでした。
『サイコロを2個ふって出た目の合計数の物件を捨てられる』や、『サイコロを10個振って出た目の合計数に応じた金額の持ち金を捨てる』など、とにかくやることがエグ過ぎ!!
こいつ出たせいでCOM戦で負けた、なんてこともありました。プレイ年数を短く設定していると、余計リカバリーが大変。
出現したら陸どころか海まで燃えるってどういうコト!?
対キングボンビー用ロボットやメカを持っていれば戦わせることもできますが、もちろん性能がいいものほど高価。
お金が貯まったら物件よりもこっちを買ったほうがいいのかもしれませんね( ̄▽ ̄;)
ゲーム全般においてかなりパワーアップしていて、暫くは楽しくプレイ出来ました。
COMも強くなっていましたし、キングボンビーの存在のせいである程度有利になってもすぐひっくり返される緊張感がありましたから。
でも1人プレイでは流石に早めに飽きました(^^;
99年プレイが終わった後はやることがなくなってしまって、放置状態となりました。
やっぱり桃鉄は対人対戦やってなんぼですね。
総評:私のメガネにかないました!
ゲームボーイ版よりも確実に楽しい方向に進化したな、と思いました。
一方でキングボンビーの行いはもうちょっとマイルドでもいいのでは…とも思いました。
年末年始は家族、友達揃って桃鉄! という時代がちょっと懐かしいです(*´∇`*)
当ブログをご覧頂きありがとうございました!
それでは また。
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