FFⅥ ADV
ファイナルファンタジーⅥ アドバンスは、2006年にスクウェア・エニックスから発売された、ゲームボーイアドバンス用のRPGです。スーパーファミコン版『ファイナルファンタジーⅥ』に様々な追加要素を加えた移植作であり、これが国内のゲームボーイアドバンス最後のソフトとなりました。開発はトーセが担当しました。


FFシリーズの中でも大好きな『Ⅵ』に追加要素を加えて携帯機に移植、と聞いて、これはやらなねばなるまいというあたかも使命感を感じてこのソフトは購入しました。オリジナル版のバグが修正されていたり(ドリル装備等)、いわゆる「バニシュ+デス」が即死耐性がある敵には効かなくなっていたりしていて、正攻法で進めなければいけなくなりました。
しかし、正攻法でもキャラクターのレベルアップ時に魔石できちんと強化すれば、特に詰まることなく進められる良好なゲームバランスは今作でも健在で、またのめりこんでプレイできました。
FFⅥ ADV1
今作では仲間や敵の一部の顔グラフィックが会話時に表示されるようになりました。『FFⅣ アドバンス』からの仕様ですが、いい仕様変更だと思います。このソフトが発売された頃のRPGは台詞に顔グラフィックがつくのは当たり前になっていて、これがあると感情移入度が変わってきますからね。
FFⅥ ADV2
パーティー画面では現在いる場所も表示されるようになりました。
スーパーファミコンのオリジナル版と見比べるとよく分かるんですが、今作では顔グラフィックが多少小さくなっています。小さなゲームボーイアドバンスの画面に合うように調整した結果、なのでしょうが最初は少し違和感を感じましたね。

携帯機のソフトということで、外で遊ぶときの為にどこでも「ちゅうだん」ができるようになりました。携帯機のRPGではこれ大事ですよね~。
FFⅥ ADV3
そして今作の目玉、追加された4つの魔石!
まずは「サボテンダー」。能力はお馴染み「はりせんぼん」と「はりまんぼん?」。敵の物理防御力を無視して固定ダメージを与える攻撃です。
モーグリと並ぶFFのマスコットが遂に魔石化! 「はりまんぼん?」が運よく出れば全体に9999のダメージを与えられます。ちなみにこの魔石から覚えられる魔法は、テレポ×20、バニシュ×10、ヘイスガ×5です。
FFⅥ ADV4
幻獣初登場の『Ⅲ』から参戦してきた「リヴァイアサン」。なぜかオリジナル版では登場しませんでした。
発動する能力は「タイダルウェイブ」。敵全体に水属性のダメージを与えます。
この魔石から覚えられる魔法は、フラッド×2。水属性の新魔法です! これで水属性攻撃に関しては、ストラゴスに頼らなくても良くなりました。ストラゴス、危うし。
FFⅥ ADV5
『Ⅴ』の名脇役、「ギルガメッシュ」も魔石に! 能力は敵全体に無属性ダメージを与える「マサムネ」、「エクスカリバー」、「エクスカリパー」、「最終幻想」の4つ。エクスカリパーは1しかダメージを与えられません。外れです。
この魔石から覚えられる魔法は、クイック×1、ブレイブ×5です。ブレイブは新魔法で、味方全員の次の一撃のみ物理ダメージがアップします。
FFⅥ ADV6
新魔石の中で、最も入手方法が困難な「ディアボロス」。能力は敵全体を瀕死状態にし、さらにスリップ状態にもする「やみよりのししゃ」。 登場時と退場時の演出も凝っていて、一見の価値ありです。
この魔石で覚えられる魔法は、グラビガ×5、グラビダ×3。グラビダは新魔法で、敵全体のHPを1/8にします。
FFⅥ ADV7
今作で追加されたEXダンジョンのうちのひとつ、「竜の巣」。
伝説の8竜を全て倒すと入ることが可能になり、中には強力になって蘇った8竜と、奥に竜を統べる「カイザードラゴン」 が待ち受けています。
このダンジョンは「瓦礫の塔」と同じように、パーティーを3つに分けて切り替えながら進みます。途中、スイッチを押して岩を出現させて別のパーティーを移動させたり、隠しスイッチで出入り口のない空間にいる八竜を開放したりと、ギミックが凝っています。
そしてダンジョン自体が複数のエリアで構成されて入り組んでいて、一筋縄では攻略できません。

また、八竜一体一体がとても強化されているので、対策をしていかないと何もできずに全滅、ということもありえます。私は八竜とカイザードラゴン対策だけは攻略サイトを参考にしました(笑)

ここをクリアするだけで5時間くらいかかりましたね~。


そしてカイザードラゴンを倒した後、もう一度カイザードラゴンのいた場所へ行ってみると…
FFⅥ ADV8

こんな生物がいますΣ( ̄ロ ̄|||)
今作最強のボスキャラ、「オメガウェポン」。本編の「アルテマウェポン」がそこまで脅威でなかったのに比べ、こちらは『Ⅴ』の「オメガ」を彷彿とさせるほどの強さです。
攻撃手段がメチャメチャ豊富で、しかもターンが回ってくるスピードも速い! ダメージが蓄積すると超強力な攻撃を何発も出してきます。
防御力も高く、普通に攻撃したのではあまりダメージは与えられません。「ラグナロク」でクリティカルを出しても1,000ちょっとしか出ませんでした。

「スリースターズ」と「ソウルオブサマサ」、「皆伝の証」と「源氏の籠手」、「リボン」など持てる貴重なアクセサリ、そして装備を十分に生かせないとパーティーのレベルがいくら高くても勝てないでしょう…。
私はリルムに「クイック」を使わせて毎ターン複数回魔法を使って回復、攻撃をさせてなんとか倒せました。あとロックに防御力無視のダメージを与える「アルテマウェポン」と「バリアントナイフ」を装備させ、8回攻撃させていました。
FFⅥ ADV9
もうひとつのEXダンジョン、「魂の祠」。
ここでは今作に登場する全てのモンスターと闘う場所です。
ここはしんどかった…。育てたパーティーの強さを確かめたい人向けの場所ですね。



ゲーム全体を通して見ると、本編はほぼオリジナルのままだったので安心してプレーすることができました。
欠点は音が少しチープになった点と、ゲームボーイアドバンスはスーパーファミコンよりボタンが少ないのでマッシュの「ひっさつわざ」で入力方法が変わってしまった技が出てきたという点ですね。あと仕様変更で「バリアントナイフ」が1つしか手に入らなくなったのも残念でした。オリジナル版ではロックのバリアントナイフ8回攻撃が強力で好きだったんですけどね~(;´Д`)

それでも追加搭載された魔石やダンジョンで十分楽しめたので、個人的には満足のいく出来だったと思います。


総評:私のメガネにとてもかないました!!
『Ⅵ』は私がスーパーファミコンを買って初めてプレイした思い出のゲームなので、変なリメイクになっていたらどうしよう、と購入時に少し思いましたが、杞憂に終わりました。
いつでもどこでも『Ⅵ』が遊べるというのは、中々いいもんですね~。今はスマホでも配信しているらしいので、気になった方はチェックしてみてください。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

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