ロックマンX2 1
ロックマンX2は、1994年にカプコンから発売された、スーパーファミコン用のアクションゲームです。
Xシリーズ歴代2位の約43万本(国内のみの集計)の売上を記録しました。

~ストーリー~
エックスはイレギュラーの総統であるシグマを倒すことに成功したものの、親友の「ゼロ」がエックスを救うために自爆してしまった。それから半年が経過し、エックスはイレギュラーの残党を仲間たちとともに処理していた。しかしイレギュラーの数は減らず、逆に増えていき、各地でイレギュラーハンターの基地が襲われるという事件が起きていた。
基地を襲ったイレギュラーたちは人工的に作られたもののようであり、エックスはその製造場所の情報を入手し、調査・破壊に向かった…。

ロックマンX2 2

オープニングステージ。

何でパーツ剥ぎ取られているんだよ!!?

半年前からずっと戦っているんだから装備したままでいいじゃん…。このノーマル状態でもダッシュができることがせめてもの救いです。
『ドラクエシリーズ』とかで王様が勇者を送り出すときにもっとお金くれよ、これじゃ大した装備買えないだろ! ていうか前もって強い武具用意しておいてくれよ! という矛盾と似ていますね…。まあ実際そんなことになったら「強くてニューゲーム」みたいな状態になっちゃうからつまんなくなるでしょうけど(笑)
ロックマンX2 3
怪しい…。なんと怪しい連中だ…!?
ロックマンX2 4
これが今回の8大ボス。
ロックマンXのボスって、動物や虫などをモチーフにしたものが多いですよね。これが本家『ロックマン』との大きな違いかもしれません。
最初に倒しやすいのはワイヤー・へチマールか、ホイール・アリゲイツか…と言ったところでしょうか。
ロックマンX2 5
先ほどの怪しい連中の1人(1レプリロイド)のサーゲス。
彼ら3名は「カウンターハンター」を名乗っており、それぞれがゼロのパーツを所持しています。戦闘で勝つことでそれを入手することができます。
カウンターハンターはランダムで8大ボスのステージに入り込み、専用のバトルルームでエックスを待っています。

実は3体全て倒さなくても先には進めるのですが、そうすると終盤のストーリーが変わってしまいます。アナザーストーリーを見るために最低でも2周は楽しめるということですね。
ロックマンX2 6
サーゲスは台座に立っている間の無敵時間と、空中で回転しながらリング状のエネルギー弾を撃つ攻撃を繰り返す、エキセントリックなジジイです。
私は結構苦戦しましたね~。サブタンク使っちゃいましたから。
ほかの2体は正直あまり印象に残ってないです。あまりにもこのジジイの印象が強すぎたので。よく見ると膝を抱えて回転しているように見えて、尚オカシイ奴に見えます。
ロックマンX2 7
今回のエックスのパワーアップパーツは、前回のものから改良を加えられています。
例えばフットパーツはジャンプ力が僅かに上昇し、さらに空中でもダッシュが出来るようになります。これでボス戦での回避が大分楽になりました。
ロックマンX2 8
アームパーツはエックスの両腕をバスターに変形させ、チャージショットを2発撃てるようになりました。
まず通常のチャージショット発射後…
ロックマンX2 9
もういちどショットボタンを押すことで、2発目のチャージショットを撃てます! この2発目のチャージショットは1発目より攻撃範囲が広い上、中心のエネルギー弾が2本のエネルギーの帯をまとっています。これらは別々の攻撃判定を持っているため、1発目のチャージショットと合わせると計3発のショットダメージを敵に与えることが出来ます。

まあ確かにこのチャージショットは強力で使い勝手もいいんですけど、私個人としては前作のほうがカッコよくて好きですね。

ゲーム全般に関しても、前作のインパクトが強かったのでどうしても今作は印象が薄くなってしまっています。ハードがスーパーファミコンならではの美麗でスタイリッシュなグラフィック、BGM…。全てが衝撃的でしたから。

サブタンクやライフアップなどを全て回収する為には、さらに過酷なキー操作を求められるようになり、この点はしんどかったですね。

ラストの展開は好きでしたし、スーパーファミコンでこれだけの3Dチックな映像表現ができるのか! と関心させられた部分も多かったですが。

ロックマンXはこの『2』と『4』が特に人気のようですが、やっぱり自分の中では『1』が一番好きですね。


総評:私のメガネにかないました!
流石ロックマンシリーズだけあって正当進化していました。
でも1994年のソフトでまだパスワード制というのはどうなんだろう、と正直思いました…。ファミコンの『ロックマン』と違って複雑なので、メモするの大変なんですよね。 


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。