王国の道具屋
王国の道具屋さんは、2014年にPUMOからダウンロード配信販売された、ニンテンドー3DS用の道具屋経営シミュレーションゲームです。開発はPUMOとアソボックスが共同で行いました。
元々スマートフォンのアプリとして配信されていたものを3DS用向けにリファインした作品です。
2016年4月現在、ニンテンドーeショップにて800円(税込)で販売中です。

主人公は父親のような大商人を目指して、子供の頃からコツコツ貯め続けたお小遣いで念願の道具屋を開店し、やがては王国一の道具屋になるよう執事のじいとお店を経営していく、というゲームです。
王国の道具屋1
基本的なゲームの流れは、クエストでダンジョンに出かけ、雇った傭兵がモンスターと戦って得たアイテムを回収し、それを店頭のテーブルに出してお客さんに買ってもらう、というものになります。

上記画像上のテーブルではアイテムが5種類までしか置いていませんが、設備投資することにより最大6種類まで置けるようになります。また、同じく設備投資で1アイテムにつき最大30個まで同じ商品を並べるようになります。

上画面のFEVERゲージは、アイテムが売れるほど溜まっていき、MAXになると一定時間たくさんのお客さんがドーンと来客します。ここぞとばかりに稼ぐチャンスです。

お客さんは賽銭箱か何かと勘違いしているのか、お金を投げてよこすんですが、このお金を回収するときの「チャリーン♪」という小気味いい効果音が癖になっちゃいます(´∀`*)
王国の道具屋2
アイテムには各々売れやすさやボーナスが設定されています。
決まった数を売り上げると、ダンジョン探索時の主人公のHPや傭兵のHPが上がったり、主人公の移動速度が上がったりと嬉しいボーナスがもらえるので、販売するモチベーションのアップになりますね。

ちなみにこのゲーム、電源OFF状態やスリープ状態でもお店は営業しているという仕様になっているので、売れにくいアイテムはテレビを見ている間ちょっとスリープにしたり、寝る前に陳列したりなどの工夫しだいでガンガン売ることができます。これは便利!
王国の道具屋3
アイテムは各専門店で「合成」して新たなアイテムに作り変えることが出来ます。専門店は食堂、鍛冶屋、仕立屋、魔法屋の4つです。それぞれ異なる専門分野のアイテムを合成することができます。

上記画像は仕立屋のモード。初めは無愛想ですが、通って注文をたくさんすると親密度が上がり、時々こんな台詞も言ってくれるようになります。まあそれでも基本的には無愛想ですが(笑) 
王国の道具屋4
合成は店主がくれるレシピを参考にして行うか、自分で好きなようにアイテムを掛け合わせるかして行います。 
このレシピが曲者でして、最初は分かりやすい内容で、「あのアイテムとあのアイテムだな」とすぐピーンときますが、中盤以降は何を指定しているのか分かりづらくなってきます。
各アイテムには特徴を記した説明文があるのですが、レシピのヒント内容がその説明文と一致しないものが出てきて、合成に失敗することが多くなります。失敗すると素材のアイテムは当然なくなります。ちょっとこれはストレスに感じましたね~(≡ω≡.)  中々手に入りづらいレアアイテムを材料にして失敗したときの絶望感と言ったら。。。

精神衛生上良くないので、後半は攻略Wikiを見ながら合成してました(^^;)
王国の道具屋5
受注ポストを通じて、お客さんから主人公に直にアイテムの注文もきます。
王国の道具屋6
注文通りのアイテムを渡せると、代金が貰えてとお店の評判があがります。外れの商品だとやり直しです。

注文者はそれぞれ何かしらの目的があって注文してきていて、ひとつの注文を終えるとまた同じ人物から新たな注文を貰います。これを繰り返すと、注文者のストーリーがどんどん進んでいくので、これを追っていくのもこのゲームの楽しみのひとつですね。
中には注文者同士のストーリーが絡みあうものもあり、見ていて楽しかったです。

また無事注文の品を渡せると注文者から感謝され、心地よい気分になりますね。人助けをしているという実感が湧きます。
王国の道具屋7
変わってこれはダンジョン探索画面。
ダンジョン探索時にはお金を払って傭兵を剣士、魔術師、弓使いの中から自由に編成し、モンスターと戦ってもらいます。
敵に攻撃がヒットすると、アイテムが飛び出ます。時間がたつと消えてしまうので、主人公はすばやくこれを回収しつつ、攻撃と防御の指示を出します。
傭兵のレベルにもよりますが、防御しないで敵の攻撃をモロに食らうとそれなりにHPが減ってしまうので、この切り替えは結構重要です。

敵は一番前のキャラを狙うので、わざと主人公がダッシュして右斜め前方に移動して囮となり、その隙に傭兵に攻撃してもらうというテクニックもあります。主人公はHPが低いので、攻撃をかわせずもし喰らってしまったら、即ノックダウンになるリスクがありますが…。ダッシュゲージに余裕があるときにできる荒業ですね。

雑魚敵を数匹倒すと、そのダンジョンのボスが出てきます。倒すと宝箱が現れ、アイテムがボーナスゲームのように大量に飛び出てきます。

このクエストに上述したようなアクション要素があるので、作業が多い経営パートと上手くメリハリがついて長時間プレイしていても飽きにくくなっています。

また、傭兵は経験値が溜まるとレベルアップし、強くなります。攻撃してゲージが溜まると使える必殺技にも経験値があり、たくさん使うとレベルアップし威力が増します。 傭兵を育てるのもRPGぽくて楽しいですね。
王国の道具屋8
主人公の店は、じいから出される目標を達成することでランクが上がっていきます。
最終的に王国の道具屋さんまでランクアップすると一応ゲームクリアとなり、エンディングが流れます。
王国の道具屋9
経営の記録には、累計売り上げや累計来客数のほかにも、クエストの実行回数やボス討伐回数、アイテムの合成回数、主人公の足の速さなど細かいデータを見ることが出来ます。


営業利益やキャッシュフローも見たかった!!

…嘘です。 
王国の道具屋10
やりこみ要素として、「称号」というものがあります。
内容は売り上げに関するものや、クエストに関するもの、特殊アイテムのバッジに関するものなど様々。これを全部埋めるとなると結構時間がかかると思います。


一通りプレイして、ライトな経営シミュレーションゲームとしては中々作りこまれてるなーと思いましたね。スマホから移植されたゲームって結構クオリティが高いものが多いんですけど。ボリュームも適当で良かったです。

ただ、やはり中盤以降の合成レシピの分かりづらさはちょっと頂けなかったですね。
注文ポストの注文内容も終盤は何のアイテムが正解なのか難解になってきて、それもストレスでした。

それでも先述したようにのめりこめる要素もたくさんあるので、この価格帯のゲームとしては上々、といったところではないでしょうか。


総評:私のメガネにかないました!
初めて経営シミュレーションゲームをやってみましたが、ボリュームが程ほどで、お店経営に関するストーリーやクエストも面白く、中々楽しめました。

ちなみにクリアまでは11時間程、注文ポストの注文を全てクリアするまでやりこんで20時間くらいプレイしました。称号やアイテムボーナスはコンプリートしていません。

あ、ちなみにこのゲーム、主人公を男女から選べますよ。最後に書くことじゃないですけど(笑)


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。