ウィッチャー3 ワイルドハント  #12
この記事はネタバレを含みます。ご注意ください。


前回、「ウーマ」の呪いを解くことに成功したゲラルトたち。ウーマの体内に閉じ込められていたのは、「アヴァラック」というエルフの賢者で、シリと行動を共にしていた仮面の魔術師だった。彼はシリの居場所をゲラルトたちに教え、彼らはシリをケィア・モルヘンへ連れてきて、必ず追ってくるであろうワイルドハントたちを迎え撃つことにした。


と、そういう訳でゲラルトは戦力増強の為、友人たちに加勢を頼みに駆けずり回りました。

そしてシリがいる「霧の島」へ向かいました。小船でしか行けない場所で、道中のセイレーンやエキドナなどの船を破壊しようとしてくるモンスターには相当手を焼きました。
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霧の島へ入り、アヴァラックから渡された小瓶を空けると、魔法のホタルが出てきて道案内をしてくれました。
前にも似たようなことをしましたねw

ホタルが行き着いた小屋に入ろうとすると、鍵がかかっていて、ノックすると男性たちの声が聞こえてきました。どうやらこの島に誤って流れ着いた者たちのようで、怪物たちに追い込まれようやくこの小屋に避難できたことから、ゲラルトを非常に警戒していました。

外の様子を見に行った3人の仲間を見つけ、連れてきたら中に入れてもらうという約束を交わし、早速捜索に。
1人は崖の上にいて、そこからゲラルトを見つけて合流しようとしたら誤って転落し、死亡。もう1人は怪物に襲われていて死亡。最後の1人は塔の上で寝ていました。
眠り癖が強く、小屋までの帰り道で2回も寝たこの男。「学校行きたくないよぅ…」じゃねー!
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無事男を小屋まで連れて行くと、ようやく中にいた男たちが出てきました。全員ドワーフで、皆仕事仲間だそう。
自分たちが乗ってきた船はダメになったとかで、ゲラルトが乗ってきた小船で全員帰ることになりました。

その前にシリについて尋ねると、「自分たちが来たときには既に冷たくなって命が消えていた」。
急いで小屋に入ると、そこには横たわっているシリの姿が。確かに目は閉じられていて、ゲラルトが体に触れても何の反応もなし。
うなだれ、そしてシリの亡骸を抱きしめるゲラルト。
すると道案内をしてくれた魔法のホタルが現れ、シリの体に入っていきました。すると…。
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シリが目を開きました! 今度は抱きしめるのではなく、抱き合う2人。
いや、良かった…。
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火を囲み、シリのこれまでの経緯を訊くゲラルト。そしてワイルドハントのことについても教えてもらいました。

ワイルドハントとは、自分たちの故郷である「アイン・エレ」が滅亡しかかっているので、移住目的でこちらの世界を狙っているとか。
ワイルドハントたちには異世界へと繋ぐ「門」を開くことができる「航海士」と呼ばれる存在がいるが、大軍を送り込むほどの「門」は出せないそう。そこで、「古き血脈」の子であり、そちらの方面に圧倒的な力を持つシリを狙って追い回しているのだとか。
つまり、シリを捕らえてアイン・エレとこちらの世界を繋ぐ大きな「門」を開かせて、大軍を送り込み一挙に制圧しようと考えているわけですね。

今までシリは半年間、ワイルドハントから逃れるために彼らが察知できないところにいたそうですが、そろそろほとぼりが冷めた頃だろうと思い、こちらの世界に戻ってきたそう。そうしたら彼らに察知されてまた逃げ廻る羽目になったということです。

ちなみにアヴァラックはシリが逃げているときに突然現れ、協力してくれるようになったそうです。


ここまで話を聞き、さあ帰ろうと船を停めた場所まで行くと、一歩違いでドワーフたちがもう出向してしまっていました。ワイルドハントのものらしき船が島に近づいていたため、シリの力で2人はケィア・モルヘンへ瞬間移動しました。
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ケィア・モルヘンではシリをヴェセミル、イェネファー、トリスらがハグで温かく迎えてくれました。
あ、ちなみにトリスは前回記述したようにDLCの衣装を着させています。

そしてゲラルトの呼びかけに応じてくれた仲間たちが来るワイルドハントとの決戦に向かえて準備をしていました。
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そして大広間で作戦会議が始まりました。
集まってくれたのは画面右奥からロッシュ、ヴェス、ヤルマール、その仲間のヴィギ、フォーラン。手前にいるのは元々ケィア・モルヘンにいたエスケル、ヴェセミル。
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右から蛇流派ウィッチャーのレソ、ゲラルトと被って見えないけどドワーフのゾルタン、シリ、ランバート、ドルイドのエルミオン、イェネファー、女魔術師のキーラ、トリス。この面々で戦うことになりました。

作戦内容は、まずイェネファーがワイルドハントの城への侵入を防ぐために魔法で結界を張り、ゲラルト、ランバート、レソの3人は森でワイルドハントの「門」を破壊しつつ敵と戦う。そこにトリスが魔法で火の玉を降らせて援護。

残った面々はそれぞれ砦の庭の要所要所で待機。シリは城内で待機。奴らの狙いはシリなのでね…。


数時間後、冷気が漂い始め、ついにワイルドハントが現れました。

早速森で門の破壊を始めるゲラルト、ランバート、レソ。レソのアニキとまた一緒に戦えるのが嬉しかった!!
事前にイェネファーから姿を消すことができるお守りを貰っていましたが、においと声は隠せないらしく、面倒なので無視して普通に戦いながら「門」を破壊していきました。
そしてトリスの火球が雨のように降り注いで…案の定巻き添え喰らいましたw
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3つ全ての「門」を破壊し終わると、イェネファーのお守りの効果が切れました。ここからは尋常に勝負。と言っても数が違いすぎるので、もう一度火球を降らせるようトリスに合図。しかし援護攻撃は起きず…。

実はその頃トリスはワイルドハントに襲われていて援護ができなかったのでした。そこへ約束を破って城外に出てきたシリに助けてもらい、ようやく援護再会。

しかし数で押され始めたゲラルトたちは砦の庭に撤退。そしてそれぞれ分散して戦うことに。

ランバートは複数の敵に囲まれてしまい、絶体絶命のピンチに。
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それを救ったのがキーラの魔法でした。
「やっぱり貴方は私がいないとダメね。いい加減認めなさいよ」というキーラの台詞が2人の微妙な関係を表しているようでした。
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一方、エスケルはワイルドハントの航海士と戦っていました。始めは五分五分でしたが、敵が瞬間移動を使ってエスケルの不意を突くと形勢逆転。一気にエスケルがピンチに。
そこへシリが助太刀に現れ、同じように瞬間移動を使った攻撃を敵に喰らわせ、「あたしにもできるのよ?」。


しかしここでイェネファーの結界がもたなくなり、ワイルドハントがついに最終防衛ラインである中庭まで達し、総大将の「エレディン」が現れました。中庭は強力な冷気に襲われ、ゲラルトとエスケルは氷ついて動けなくなってしまいました。
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そして遂に犠牲者が…。
ゲラルトやワイマールと一緒に氷の巨人と戦ったヴィギ。今回の戦いでは生き残れませんでした。

そして、ヴェセミル。
敵の将軍の1人である「イムレリス」の手により息絶えました。
それを目の当たりにしたシリが古き血脈の力を解放し、特殊な叫び声を発してワイルドハントたちを撤退させることができましたが…。あまりに大きい代償でした。
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ヴェセミルの死は皆相当ショックを受けていました。特にシリはそれが強く、自分がケィア・モルヘンに来なければ…と自分を責めていました。
ヴェセミルに花を手向け、火葬が始まると、ヴェセミルの復讐を誓うシリ。そしてヴェセミルのメダルを手に走り去りました。

こうしてケィア・モルヘンでの戦いが終わりました。


次回に続きます。