ウィッチャー3 ワイルドハント
ウィッチャー3 ワイルドハントは、2015年にスパイク・チュンソフトから発売された、PS4用のオープンワールド・アクションRPGです。PC、Xbox One向けにも同時発売されました。
このゲームはポーランドのゲーム開発会社CD Projekt RED社が開発し、スパイク・チュンソフト社が日本語ローカライズして日本で販売しました。
国内だけで14万本以上を売り上げ、全世界で600万本以上を売り上げた大ヒット作です。
The Game Awards 2015にて「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。


今作はシリーズものの3作目で、これが完結編となっていますが、前作、前々作をプレイしていなくても楽しめるように、登場人物の過去やこれまでの話の流れがデータベースに登録されていて、それを見ることによりストーリーを補完できるようになっています。


まずこのゲームの最大の特徴として、オープンワールド系ゲームながら、とても親切な設計になっていて、和製ゲームに近い感覚で遊べることが挙げられます。 
オープンワールド系と言うと、広大なマップにポイッと放り出され、簡単なチュートリアルの後に後はお好きなように楽しんで、というよく言えば自由度が高い、悪く言えば目的を作りにくい、何をすればいいのかわかりにくいというのが多い印象ですが(私が過去プレイしたGTA5がそうでした)、このゲームは目的が「クエスト」という形で示され、画面にクエスト遂行の為にどこに行けばいいか、何をすればいいかが表示されます。
ホワイト・オーチャード1
このお陰で次にするべきことがはっきり分かり、広大な世界で無駄にウロウロすることがなくなります。
また、基本的にあまりストーリーに関わらない「サイドクエスト」や「ウィッチャーへの依頼」などについても、メニュー画面でクエストマークを付ける事で行動の指示が出るようになっています。

これだけでもかなりユーザービリティに優れていますが、メニューからいつでも見れる「チュートリアル」にはこのゲームに関するほとんどのこと、例えば操作方法について、敵のデータ、ゲーム内の歴史についてなど重要な情報が記載されていて、基礎的なことや応用的なことまでいつでも復習ができるようになっています。
この部分は、電子説明書がないPS4タイトルの模範と言えますね。
ウィッチャー3 ワイルドハント_20160522191732 (640x360)
また、1度行ったことのある標識の場所には、プレイヤーが別の標識から一瞬で移動できます(ファストトラベル)。これがかなり便利で、わざわざ馬や走りで行ったりきたりする手間が省け、サクサクとゲームを進められることに一役買っています。
?マークの場所は未探索の場所で、盗賊たちのねぐらがあったり、財宝が眠っていたり、怪物の巣だったり色々なパターンがあります。このゲームを100%楽しむなら、?マークは全て潰しておきたいですね。私は結構残しちゃいましたけど(笑)
ウィッチャー3 ワイルドハント_20160429232456
戦闘はプレイヤーが怪物に近づくとシームレスに始まります。
基本的に主人公の武器は剣で、ボタンによって小攻撃、大攻撃、防御、バックステップ、回転回避などのアクションを繰り出すことが出来ます。
「印」と呼ばれる魔法で攻撃したり、シールドを張ったりすることもできるので、各アクションを組み合わせればバラエティに富んだ戦い方ができます。爽快感はあまり感じないと思いますが、間合いの取り方や位置取りなど、敵との駆け引きを楽しむ要素があります。
ケィア・モルヘン2
また、このゲームの大きな特徴として、主人公と第3者との会話時に出てくる選択肢のシステムがあります。
会話中の受け答えとして最も適当と思われるものを選ぶわけですが、この選択が後のストーリー展開に変化をもたらしたり、登場人物の行動に変化をもたらしたりします。
アドベンチャーゲームでよく見られる手法ですが、それがこのゲームでも適用されています。
中には主人公の行動を選ぶものや、時限式のものもあり、前回と違う選択肢を選ぶとどうなるのか、という2週目以降の楽しみに繋がります。
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私の最終装備データ。
剣は人間や人型モンスターに使う「銅の剣」と、それ以外のモンスターに使う「銀の剣」の2種類があります。
装備アイテムは戦闘を繰り返すうちに痛んでいき、それが一定値に達すると能力が低下します。これは町の鍛冶屋や修復アイテムで回復できます。ここらへんが結構リアルなんですよね。
装備品にスロット(穴)が空いている場合は、「ルーン石」という魔力が込められた石をセットすることで、ステータスをアップさせることができます。
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また、このゲームには「アビリティポイント」という成長ポイントがあり、レベルアップしたときや「力の場」という特殊な場所で得られます。
獲得したアビリティは物理攻撃や印など、4分野の能力に割り振って能力を強化できます。
キャラメイキングもこのゲームの楽しみの1つですね。
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そしてRPGのキモであるストーリーですが、これはちょっと好き嫌いが分かれるかもしれません。ストーリーと言うより、世界観、と言った方が正しいですね。
戦争の最中に繰り広げられるダークファンタジーものなので、残酷な描写やグロテスクな表現が嫌いな方は向かないかもしれません。
逆にその方面にある程度耐性があって、ダークファンタジー好き、という方なら間違いなくハマると思います。
私は適正が合ったらしく(笑)、最後までこのゲームを楽しむことが出来ました。


それから欠点というか、気になった点を3点ほど。
・町の鍛冶屋のアイコンが消えることがある
・回数制限のある補助アイテム(爆弾など)は、使い切っても捨てないと新しく補充できない
・同行するNPCが部屋のドアと扉につっかえて進めなくなるなどの細かいバグが発生することがごく稀にある

1つ目に関してはどうしようもないですけど、3つ目に関して、このゲームにはオートセーブ機能がついていますが、こまめに手動セーブもとっておいて万が一に備えたほうがいいですね。


欠点も書きましたが、現在の日本のオープンワールド系ゲームの中では遊びやすさ、面白さにおいて突出していると思いますので、PS4をお持ちで18歳以上の方なら是非1度プレイして頂きたいですね。
オープンワールド系の入門作としてもおススメです。

発売して1年が経過しても中古で値段があまり落ちないのは面白いから、人気があるからです!! 
近々(5月31日)に最後のDLCパックが発売されるので、今が本編を購入するグッドタイミングですよ(´∀`)


総評:私のメガネにとてもかないました!!
このゲームをプレイして、オープンワールド系ゲームに対する見方がかなり変わりましたね。オプションで決定ボタンを×ボタンから○ボタンに変えられるなんて、和ゲーに慣れた身としてはとても嬉しかったです。
今後発売されるオープンワールド系が全部ウィッチャー3のような親切設計ならいいのに…。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

コメント

コメント一覧

    • 1. 梨矢子
    • 2016年05月30日 22:04
    • クリア&レビューお疲れ様でした!
      バッドエンド残念でしたね…。
      日記を読んでいるだけでもゲラルトさんに同情してしまって辛いです。

      レビューの「オープンワールド系なのに親切設計」という点は私もすごく感じたことでした。
      そのおかげで物語に集中して楽しむことができた気がします。
      こういう親切な洋ゲーが増えて欲しいなぁと思います!
    • 2. ふじまろ
    • 2016年06月01日 00:56
    • 梨矢子さん労いのお言葉感謝です!
      どうやら霧の島以降の選択肢でエンディングが大きく変わるらしいので、そこで失敗しちゃったようですね~。雪合戦しとけば良かった!

      まあ個人的に立てた殺害目標は全て成敗出来た訳なんですが、やっぱりあの終わり方は切な過ぎましたね…。
      本当にこういう親切な洋ゲーがスタンダードになって欲しいですね。特にPS4はVitaと違って電子説明書ないですからね!
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