DOOMは、2016年にベソスダ・ソフトワークスから発売された、PS4・Xbox One・PC用のFPSゲームです。開発はid Softwareが担当しました。
このDOOMというゲームは初代作品が20年以上前にリリースされたFPSの草分け的ゲームで、今回はその初代をモチーフにリファインされた作品となっています。とはいえ、当時はドットグラフィック、今回はフル3Dで作成されていて、ストーリーも微妙に異なっています。
DOOMと言えば、初代からグロテスクかつ残酷な描写について論争が巻き起こったゲーム。勿論今作もその描写は受け継がれています。しかも画面がキレイなのでよりきわどくなっています。苦手な方は画像をご覧の際はご注意ください。
今作はストーリーモードの「キャンペーン」、オンラインプレイの「マルチプレイヤー」、自分でマップを作成できる「スナップマップ」の3つのモードがあります。
まずメインとなるキャンペーンから紹介していきます。
キャンペーンは、1ステージ(マップ)クリア型のミッションクリア形式になっていて、全13ステージを攻略していきます。最終的に火星に現れたデーモンたちを殲滅・封印するのが目的です。
マップ上にあるゴール地点まで行くとクリアになりますが、目的地方向に進むには扉のロックを解除するカードキーを探したり、コンソールパネルを操作してギミックを解除するなど探索要素が結構強めになっています。ですが、特に複雑な謎解きはありませんので、詰まってしまうことはほとんどないと思います。とか言って私は一箇所だけ詰まり、攻略サイトさんの力をお借りしましたけど(笑)
武器は主に戦闘員の亡骸から手に入れます。
サブウェポンを含めると、全部で武器は13にも及びます。ショットガンのような近接で威力を発揮するものや、チェインガンのように高速連射できるもの、遠距離から狙って大ダメージを与えられるロケットランチャーなど、色々なタイプの武器があります。それぞれの武器の弾薬はマップの各所に落ちています。武器によっては弾薬が兼用になっているものもあります。
マップ上には弾薬のほかにライフ回復アイテムやコレクトアイテム、ストーリーを補完する情報が手に入るログデータ、武器のカスタマイズができるようになる支援ドローン、主人公の能力を強化できるパワーアップアイテムなどが随所に設置されています。これらを探して発見する楽しさもあるので、広大なマップを右往左往してもあまり苦にはならなかったですね。
ただ1週目ではどうしても取れないアイテムもあるので、それに関しては後述します。
与えられたお題を達成すると特殊能力が身につく「ルーントライアル」。
これはほとんどが射撃+移動に関するものだったので、FPS初心者の私にはきつかった!! 泣く泣く諦めたトライアルもあります。多分このゲームで一番ストレスを感じる部分はこれじゃないかな、と。
また、各ステージに隠されている特殊なレバーを引くことで、ドットグラフィックの旧DOOMのマップに入ることができます。と言ってもマップはとても狭く、敵とアイテム、オブジェクトなどが設置されているだけなのでさほど重要ではないです。雰囲気を楽しむ為のファンサービスでしょう。多分!
敵であるデーモンは、いる場所に近づくと唸り声を発してきて、ちょっとした恐怖感を演出してくれます。
また、開けた場所に行くとデーモンが大勢現れて、全滅させるまで終わらない戦闘が始まることがあります。これがこのゲームの醍醐味ですね。大勢のデーモン相手に銃器をぶっ放しながら移動して、回復アイテムや弾薬を回収する。
またUIが分かりやすく、洋ゲーなのに決定ボタンが○ボタンになっている点も良かったです。
マイナスポイントは探索途中に任意のセーブができないこと。チェックポイントを通過したときにオートセーブされますが、任意の場所でセーブできるようにして欲しかったです。
とは言え、オートセーブ後にゲームオーバーになってそこからリトライになっても、取得したアイテムは取ったことになっているのでそこは親切だなと思いました。
ただ洋ゲー独特の文字の小ささだけは…(^^;)
総評:私のメガネにとてもかないました!!
キャンペーンの戦闘数とマップ探索の具合がバランス良く設定されていて、飽きずに最後までプレイできました。
とにかく暴れたい人向けのゲームですね。これから暑くなってくるので、スカッとしたいときにプレイするといいかもしれません。
当ブログをご覧頂きありがとうございました!
それでは また。
このDOOMというゲームは初代作品が20年以上前にリリースされたFPSの草分け的ゲームで、今回はその初代をモチーフにリファインされた作品となっています。とはいえ、当時はドットグラフィック、今回はフル3Dで作成されていて、ストーリーも微妙に異なっています。
DOOMと言えば、初代からグロテスクかつ残酷な描写について論争が巻き起こったゲーム。勿論今作もその描写は受け継がれています。しかも画面がキレイなのでよりきわどくなっています。苦手な方は画像をご覧の際はご注意ください。
今作はストーリーモードの「キャンペーン」、オンラインプレイの「マルチプレイヤー」、自分でマップを作成できる「スナップマップ」の3つのモードがあります。
まずメインとなるキャンペーンから紹介していきます。
キャンペーンは、1ステージ(マップ)クリア型のミッションクリア形式になっていて、全13ステージを攻略していきます。最終的に火星に現れたデーモンたちを殲滅・封印するのが目的です。
マップ上にあるゴール地点まで行くとクリアになりますが、目的地方向に進むには扉のロックを解除するカードキーを探したり、コンソールパネルを操作してギミックを解除するなど探索要素が結構強めになっています。ですが、特に複雑な謎解きはありませんので、詰まってしまうことはほとんどないと思います。とか言って私は一箇所だけ詰まり、攻略サイトさんの力をお借りしましたけど(笑)
武器は主に戦闘員の亡骸から手に入れます。
サブウェポンを含めると、全部で武器は13にも及びます。ショットガンのような近接で威力を発揮するものや、チェインガンのように高速連射できるもの、遠距離から狙って大ダメージを与えられるロケットランチャーなど、色々なタイプの武器があります。それぞれの武器の弾薬はマップの各所に落ちています。武器によっては弾薬が兼用になっているものもあります。
マップ上には弾薬のほかにライフ回復アイテムやコレクトアイテム、ストーリーを補完する情報が手に入るログデータ、武器のカスタマイズができるようになる支援ドローン、主人公の能力を強化できるパワーアップアイテムなどが随所に設置されています。これらを探して発見する楽しさもあるので、広大なマップを右往左往してもあまり苦にはならなかったですね。
ただ1週目ではどうしても取れないアイテムもあるので、それに関しては後述します。
与えられたお題を達成すると特殊能力が身につく「ルーントライアル」。
これはほとんどが射撃+移動に関するものだったので、FPS初心者の私にはきつかった!! 泣く泣く諦めたトライアルもあります。多分このゲームで一番ストレスを感じる部分はこれじゃないかな、と。
また、各ステージに隠されている特殊なレバーを引くことで、ドットグラフィックの旧DOOMのマップに入ることができます。と言ってもマップはとても狭く、敵とアイテム、オブジェクトなどが設置されているだけなのでさほど重要ではないです。雰囲気を楽しむ為のファンサービスでしょう。多分!
敵であるデーモンは、いる場所に近づくと唸り声を発してきて、ちょっとした恐怖感を演出してくれます。
また、開けた場所に行くとデーモンが大勢現れて、全滅させるまで終わらない戦闘が始まることがあります。これがこのゲームの醍醐味ですね。大勢のデーモン相手に銃器をぶっ放しながら移動して、回復アイテムや弾薬を回収する。
このゲームにはダッシュはないですが、普通の歩行スピードが速いので、素早い敵が多いことも手伝って戦闘はとてもスピーディーに展開されます。立ち止まっていると敵の的になるだけなので、とにかく動き回りながら撃つという操作が要求されますが、慣れてくるとこれがとにかく気持ちいい!
BGMもメタル調になり、気分が高揚してきます。
BGMもメタル調になり、気分が高揚してきます。
敵の中には大型のものもいます。攻撃力、硬さは勿論ザコと比較にならないので高火力の武器で対抗することになります。
上手く立ち回ってこういうデカブツを倒したときも爽快感を感じますね。
そしてこのゲームのキモである「グローリーキル」。
これはダメージを与えて瀕死になった敵に近接攻撃を仕掛けると発動する、トドメ演出のようなものですね。この攻撃のメリットは、これで敵をフィニッシュすると必ずライフ回復アイテムを敵が出してくれる点です。強い敵ほどたくさん出してくれます。
グローリーキルは仕掛けた方向によってフィニッシュの仕方が変わって、パンチのあとキックで倒したり、敵を踏み倒して顔を潰したり、腕をもぎ取ってから顔を拳で潰したりなど様々な種類があります。私は空中からのフィニッシュが一番スカッとしました(笑) 一種のエクスタシーすら感じます。
一撃必殺のチェーンソー。
これで敵を倒すと、大量の弾薬が手に入ります。ここぞというときの切り札です。
問題は敵のサイズによって消費される燃料が変わってくるので、大型の敵に使うと一発で燃料切れになることもあります。
燃料はほかの弾薬同様、マップ上に置いてあります。なのであまり出し惜しみせずに使っていけるのも嬉しいですね。この武器もこのゲームを楽しむ為には欠かせないものなので。
メインの武器のほとんどには「MOD」というサブタイプの発射モードがあります。例えばヘビーアサルトライフルならスコープ機能が発動する「タクティカルスコープ」。そして画像上はロックされていますが、弾丸をミサイルラックのように放つ「マイクロミサイル」。
これらMODは先述した戦闘支援ドローンと接触することでロックを外すことができます。
また、ロック解除されたMODは武器アップグレードポイントを使って強化することができます。
こういう武器カスタマイズ、パワーアップがあるのは楽しいですね。育成はどんなゲームにも欠かせない重要な娯楽要素、というのが持論です。
武器と同様、主人公が着用しているスーツも強化が可能です。
ここではマップで回収したプエラルトークンポイントを消費して各項目を強化できます。項目は地形ダメージの軽減やガジェット(サブウェポン)のリロード時間短縮などなど。
また、これとは別アージャンとセルポイントを使ってライフや所持弾薬数のアップなどをすることもできます。
このゲームのキャンペーンモードは、1度クリアしたステージはリトライできるようになっています。装備は持ち越して行けて、逆にある装備を手に入れてからでないと取れないアイテムがあったりします。なのでクリア後は未回収アイテムの回収や、フル装備で戦闘を楽しむことが目的になるかと思います。
また、難易度は初めは3段階まで解放されていますが、高位の難易度でクリアすることによって、更に難しい難易度が解放されます。ちなみに難易度はゲーム中に変更することもできるので、戦闘で行き詰ったり、逆に物足りなさを感じたりしたら変えてみるのもいいと思います。
ここで先述したマルチプレイヤーモードとスナップマップモードについて。
マルチプレイヤーは私はPS PLUS未加入なのでプレイしていないので感想は書けませんが、あまりいい評判は聞かないですね。
スナップマップはツクール系などの作成作業が好きな方なら楽しめると思います。自分が作った作品は自分で遊ぶほか、ネットで公開できるようにもなっています。公開されている他ユーザーのマップを遊ぶこともできます。私も遊んでみましたが、キャンペーンのように武器を多く持てないのであんまり楽しいとは思えませんでした。
やはりこのゲームの醍醐味はキャンペーンだと思います。クリアまでにかかる時間は15~30時間くらいでしょう。早い人は15時間未満でクリアできるようですが、私はマップを行ったり来たりしたので30時間くらいかかりました。
多分このゲームのような縦横無尽に駆け回って敵を銃器や体術で粉砕していくFPSは稀有だと思うので、とにかくストレスを解消したい方にはうってつけのソフトだと思いました。いつ戦闘に突入するのか若干ハラハラしながらする探索も楽しかったです。上手く立ち回ってこういうデカブツを倒したときも爽快感を感じますね。
そしてこのゲームのキモである「グローリーキル」。
これはダメージを与えて瀕死になった敵に近接攻撃を仕掛けると発動する、トドメ演出のようなものですね。この攻撃のメリットは、これで敵をフィニッシュすると必ずライフ回復アイテムを敵が出してくれる点です。強い敵ほどたくさん出してくれます。
グローリーキルは仕掛けた方向によってフィニッシュの仕方が変わって、パンチのあとキックで倒したり、敵を踏み倒して顔を潰したり、腕をもぎ取ってから顔を拳で潰したりなど様々な種類があります。私は空中からのフィニッシュが一番スカッとしました(笑) 一種のエクスタシーすら感じます。
一撃必殺のチェーンソー。
これで敵を倒すと、大量の弾薬が手に入ります。ここぞというときの切り札です。
問題は敵のサイズによって消費される燃料が変わってくるので、大型の敵に使うと一発で燃料切れになることもあります。
燃料はほかの弾薬同様、マップ上に置いてあります。なのであまり出し惜しみせずに使っていけるのも嬉しいですね。この武器もこのゲームを楽しむ為には欠かせないものなので。
メインの武器のほとんどには「MOD」というサブタイプの発射モードがあります。例えばヘビーアサルトライフルならスコープ機能が発動する「タクティカルスコープ」。そして画像上はロックされていますが、弾丸をミサイルラックのように放つ「マイクロミサイル」。
これらMODは先述した戦闘支援ドローンと接触することでロックを外すことができます。
また、ロック解除されたMODは武器アップグレードポイントを使って強化することができます。
こういう武器カスタマイズ、パワーアップがあるのは楽しいですね。育成はどんなゲームにも欠かせない重要な娯楽要素、というのが持論です。
武器と同様、主人公が着用しているスーツも強化が可能です。
ここではマップで回収したプエラルトークンポイントを消費して各項目を強化できます。項目は地形ダメージの軽減やガジェット(サブウェポン)のリロード時間短縮などなど。
また、これとは別アージャンとセルポイントを使ってライフや所持弾薬数のアップなどをすることもできます。
このゲームのキャンペーンモードは、1度クリアしたステージはリトライできるようになっています。装備は持ち越して行けて、逆にある装備を手に入れてからでないと取れないアイテムがあったりします。なのでクリア後は未回収アイテムの回収や、フル装備で戦闘を楽しむことが目的になるかと思います。
また、難易度は初めは3段階まで解放されていますが、高位の難易度でクリアすることによって、更に難しい難易度が解放されます。ちなみに難易度はゲーム中に変更することもできるので、戦闘で行き詰ったり、逆に物足りなさを感じたりしたら変えてみるのもいいと思います。
ここで先述したマルチプレイヤーモードとスナップマップモードについて。
マルチプレイヤーは私はPS PLUS未加入なのでプレイしていないので感想は書けませんが、あまりいい評判は聞かないですね。
スナップマップはツクール系などの作成作業が好きな方なら楽しめると思います。自分が作った作品は自分で遊ぶほか、ネットで公開できるようにもなっています。公開されている他ユーザーのマップを遊ぶこともできます。私も遊んでみましたが、キャンペーンのように武器を多く持てないのであんまり楽しいとは思えませんでした。
やはりこのゲームの醍醐味はキャンペーンだと思います。クリアまでにかかる時間は15~30時間くらいでしょう。早い人は15時間未満でクリアできるようですが、私はマップを行ったり来たりしたので30時間くらいかかりました。
またUIが分かりやすく、洋ゲーなのに決定ボタンが○ボタンになっている点も良かったです。
マイナスポイントは探索途中に任意のセーブができないこと。チェックポイントを通過したときにオートセーブされますが、任意の場所でセーブできるようにして欲しかったです。
とは言え、オートセーブ後にゲームオーバーになってそこからリトライになっても、取得したアイテムは取ったことになっているのでそこは親切だなと思いました。
ただ洋ゲー独特の文字の小ささだけは…(^^;)
総評:私のメガネにとてもかないました!!
キャンペーンの戦闘数とマップ探索の具合がバランス良く設定されていて、飽きずに最後までプレイできました。
とにかく暴れたい人向けのゲームですね。これから暑くなってくるので、スカッとしたいときにプレイするといいかもしれません。
当ブログをご覧頂きありがとうございました!
それでは また。
コメント
コメント一覧 (2)
つかつい最近アリソンロードが開発中止になったという話を聞いたばかりなのでScornもポシャらないことを祈るばかり。もひとつ期待してる「Year Of The Ladybug」も何か先行きが不安なので、どうにか発売まで凌いで欲しいとこですな。あと遂にトリコが出ますな、超楽しみ!
「Scorn」、ティザーサイト見ましたけどこれ頭イッちゃいそうな雰囲気なゲームじゃないですかっ!主人公らしき人物もヤバイ外見だし…。でもこれで爽快感あるならちょっとやってみたい…。
「Year Of The Ladybug」もぶっ飛んでますな。バケモノ相手に近接戦闘とかコンボとか面白そうですけど世界観が狂ってる! かるびんさん随分洋ゲーにお詳しいですね。
トリコは実は私スルー組だったりします(^^; 「ワンダと巨像」がダメだったので…。実は今一番アツイ視線を向けているのがKOF14なんですよねw