RTYPE(VC)
R-TYPEは、2014年にKONAMIから配信販売された、3DS用の横スクロールシューティングゲームです。
元々1987年にアイレム社からリリースされたアーケードゲームで、PCエンジンに移植されたものをVCで配信した作品です。ほかにもセガ・マークⅢや、ゲームボーイなどにも移植された、シューティングゲームの大ヒット作です。
ゲームボーイ版のレビューはコチラ。 

当時PCエンジンでリリースされた同作は、高い移植度を誇りながらも、なんと前半4ステージ、後半4ステージの前編後編でROMカートリッジを分けて販売した為、前半のパワーアップ状態を維持しながら後半に入るには、パスワードが必要でした。
しかし今作のVC版では8ステージがシームレスに繋がっています。これが当時のPCエンジン版にはなかった魅力だったので購入し、オリジナルソフトとしてレビュー記事を書くことにしました。

RTYPE(VC)1
また、VCならではのオプション設定ができるのも特徴です。3種類から選べる画面設定、連射機能の設定、そしてなんと言ってもどこでもセーブできる、まるごと保存が非常に有りがたい。この機能のお陰で、シューティング初心者でも諦めなければ必ずクリアできます。私は常にフル装備状態にしておいて、難関箇所を突破したらすぐ保存し、ミスをしたらすぐ復元していましたw
RTYPE(VC)2
私はゲームボーイ版もプレイしているので、その比較を中心として記事を執筆しますが、やはりゲーム画面に色がついているのはいいですね。特にこのゲームは美しいビーム、グロテスクな敵やステージが特徴なので、色がついているのとそうでないのとでは雲泥の差がついてしまいます。
また、連射機能もついているので、雑魚の編隊も楽に落とせます。
RTYPE(VC)3
SEもこちらのほうが出来が上なので、波動砲でまとめて雑魚を殲滅したときの快感が違います。
RTYPE(VC)4
フォースはレーザークリスタルを2回以上取ると形状がパワーアップします。
RTYPE(VC)5
白黒のゲームボーイ版で表現できなかったこの対空レーザーの美しさ!! 青と赤のループが幻想的。子供の頃何かの雑誌で見て、すげぇキレイと思ったレーザーを自分で繰り出せたのにはちょっと感動。とは言え、固体がPCエンジンなのでレーザーが途中で点滅してしまい、キレイに一直線に放射されている状態を画像にできなかったのは残念。
RTYPE(VC)6
お馴染み反射レーザーもいい感じに反射しまくっています。色は青だったんですね。
そして色がついたことで2面のグロさが増しています。。。これがR-TYPEなんだよ!!!
RTYPE(VC)7
ゲームボーイ版では簡略化されていた3面の戦艦ステージ。難易度がゲームボーイ版のそれとは違いすぎる…。対地レーザーが活躍できる数少ないエリアでもあります。レーザーこんな色だったのか。
RTYPE(VC)8
ゲームボーイ版では完全にオミット(削除)されていた、ステージ4。ここも癖があって楽しませてくれます。画像上のラインを蜘蛛の糸のように張り巡らせる敵を倒しつつ進むステージです。
RTYPE(VC)9
そして4面からシームレスに繋がる5面!! もちろんゲームボーイ版ではオミットされていました。
もうこの辺になると完全初見殺し。VCのまるごと保存機能が神々しいまで役立ちます。


いやー、画像を撮るため久々にプレイしましたが、やっぱりこのゲーム楽しいですw

難点は難易度が高いことでしょうね。でもそれもまるごと保存機能のお陰で緩和されているので、慣れたらその機能なしでチャレンジしてみると自分の成長が実感できていいと思います。


総評:私のメガネにとてもかないました!!
さすがシューティング御三家の一角。古いゲームですけど、ツボを押さえたいい作りなんですよね。難しいけれどゲームバランスが破綻しているわけではないので、上手くなればワンクレジットクリアも狙える。

3DSでVCのシューティングを探しているならば、同じPCエンジン版のグラディウスよりこっちをおススメします。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。