真・女神転生Ⅳ FINAL
真・女神転生Ⅳ FINALは、2016年にアトラスから発売された、ニンテンドー3DS用のRPGです。


このゲームは2013年に発売された『真・女神転生Ⅳ』の続編にあたる作品で、前作の終盤頃の世界観を踏まえた上で、異なる物語として描かれたゲームです。

前作を知らなくても、本作内のデータベースを見ることで世界観を知ることはできますが、最大限この作品を楽しむならば、前作のプレイ動画やWikipediaなどをご覧になることを推奨します。


今作は突如「悪魔」が出現した現代世界で、核兵器が使用され、その後の荒廃した世界で「悪魔」や様々な勢力と戦いながら生き抜く「人外ハンター」見習いの少年が主人公です。
真・女神転生Ⅳ FINAL1
これが主人公。デフォルトネームはありませんが、幼馴染からは、「ナナシ」と呼ばれています。理由は孤児だったことから。
このゲームでは地下が町になっていて、その外は悪魔や天使がはびこっている危険な世界となっています。

このゲームは装備品が見た目に反映されるタイプになっています。正直、シリアスな世界観が特徴の今作にこのお遊び要素は不要だと私は思いました。ラストダンジョンで入手できる装備品なんて、デザインがアホかと突っ込みたくなる。。。
真・女神転生Ⅳ FINAL2
『メガテン』シリーズのこのモブキャラとの会話絵、いいですねぇ~。何かこう、独特な緊張感みたいなものを感じます。
真・女神転生Ⅳ FINAL3
各町では、武器や装備品を売買できるショップや、アイテムを売買できるショップ、回復や情報収集ができる「人外ハンター商会」などがあります。
基本的にこのゲームでは、お金を得る手段は町やダンジョンに落ちている文明品を拾って売るか、ミッションをクリアするかしかないので、お金が貯まりにくいです。その救済策として、悪魔会話でお金を要求することもできますが。難易度を低めに設定すれば、装備品が貧弱でもゴリ押しでいけてしまいますが。
真・女神転生Ⅳ FINAL4
地下から外へ出ると、こんな感じのフィールドが広がっています。
青い物体は敵で、近づいて接触すると戦闘になります。その際、Xボタンで近接武器で攻撃してから戦闘に入ると、パーティーが後述する「ニヤリ」状態になり、有利に戦闘を開始できます。逆に背中から接触されると、敵に先制攻撃を喰らってしまいます。
真・女神転生Ⅳ FINAL5
この「遺物」マークがあるところでは、先述した文明品が手に入ります。フィールドを探索する際の励みになりますね。ちなみに、今作はオートマッピングで、下画面で自動でマッピングされます。DSシリーズの恩恵ですね。
真・女神転生Ⅳ FINAL6
フィールドやダンジョンではこういったアクションの選択が出来る場所があります。ほかにもジャンプや飛び降りるなど、地形によって様々なアクションの選択肢が出ます。
真・女神転生Ⅳ FINAL7
中には特殊なアイテムを持っていないと進めない場所もあったり…。
真・女神転生Ⅳ FINAL8
町のフィールドを出ると、東京の全体フィールドへと移行します。下画面はオートマッピングになっています。
この荒廃した雰囲気、『メガテン』らしくてたまりませんね。
真・女神転生Ⅳ FINAL9
敵と戦闘に入ると、上画面で現れた敵と、ターンアイコンが表示されます。
このゲームは最早メガテンでお馴染みになった「プレスターン」制を取っていて、相手の弱点を突くとパーティーの行動回数が増えます。その逆も然り。
真・女神転生Ⅳ FINAL10
先述した「ニヤリ」状態の主人公。この状態だと、全ての攻撃がクリティカルになります。また、付加効果が発動するスキルもあります。
真・女神転生Ⅳ FINAL11
おなじみの悪魔会話。今回は、仲魔に誘えるだけでなく、お金や、アイテムの要求もできます。
勿論、会話の選択肢に失敗すると強襲されたり、その場から去られたりします。
真・女神転生Ⅳ FINAL12
厄介なのがこの「軍勢」と出会ってしまったとき。HPが多いので、的確に弱点属性を突かないと戦闘終了まで時間がかかります。しかも、全滅させても「新手が現れた!」というメッセージと共にまた出現して、連戦になることもあります。私は最高で4回連戦しましたね…。
まあその分、獲得できる経験値は多いのですが。
真・女神転生Ⅳ FINAL13
主人公のステータス画面。
このゲームは物理攻撃や銃攻撃よりも、魔法攻撃の属性を弱点としている敵が多いので、「魔」を意識的に高めています。
真・女神転生Ⅳ FINAL14
主人公の所持スキル。「+」の意味は、後ほど…。
真・女神転生Ⅳ FINAL15
仲魔。「DDS」と付いているのは、すれ違い通信で交信させる悪魔です。すれ違い交信には、すれ違ったユーザーの悪魔と合体する「無差別合体」と、ステータスアップをさせる「成長タイプ」があります。そして何と、今作ではインターネット経由ですれ違い通信させることもできます! これで外に出かけなくてもすれ違いができる!! …でも一度通信すると、次回通信できるようになるまで、ゲーム内時間で2時間の経過が必要です。世の中そう上手くはできていないというわけですね。
真・女神転生Ⅳ FINAL16
パーティー内の仲魔が、レベルアップして自身が習得できる全てのスキルを習得すると、「ウィスパーイベント」が発生します。このイベントでは、その仲魔が習得しているスキルを主人公に覚えさせることができます。既に習得しているスキルは「+」マークがついて、数字が増えます。この数字が増えると、発動の消費MPが下がり、威力が上がります。
こうして主人公はスキルを身に着けていく訳です(一部例外あり)。
真・女神転生Ⅳ FINAL17
今作では、悪魔召喚プログラムはスマホで使用しています。そのスマホの機能のひとつに、「アプリポイント」を消費して様々な能力を拡張させる「アプリ」があります。
例えば、主人公や仲間が覚えられるスキル枠の増設、仲魔にできる数の拡張、悪魔合体時の悪魔全書の割引率アップなど…。
このアプリポイントは主人公のレベルが上がったときと、フィールドやダンジョンで死亡した人外ハンターを見つけ、協会へ連絡したときに貰えます。
真・女神転生Ⅳ FINAL18
悪魔合体の場、「邪教の館」もスマホの1アプリとしてインストールされています。
真・女神転生Ⅳ FINAL19
本作でできる合体は「検索合体」と、任意の2体の悪魔を合体させる「2身合体」、特殊な悪魔を召喚させる「特殊合体」の3種類です。特殊合体は、ストーリー上で倒した一部のボスや、DLCで倒した特別なボスも召喚できるようになります。
引き継ぐスキルは全て任意で選べるので楽です(笑)。
真・女神転生Ⅳ FINAL20
今作では「パートナー」として、人間の仲間も多数登場します。上記は主人公の幼馴染、アサヒ。性格は快活で、でもほかの仲間に比べて自分の非力さにコンプレックスを感じている、という15歳の等身大の少女。ザ・ヒロインという感じですね。
パートナーも戦闘に参加して、主人公の力になってくれます。援護手段はそれぞれ異なるので、適材適所で選ぶといいでしょう。
真・女神転生Ⅳ FINAL21
こちらは妖精達の長・妖精の女王の肩書きを持つ、ノゾミ。常識人で前向きな美人のおねーさん。銃での攻撃や、状態異常付加で援護してくれます。あるDLCでは大人の女性の魅力を見せつけてくれます(笑)。
真・女神転生Ⅳ FINAL22
阿修羅会の構成員・ハレルヤ。いい奴。イケメン。
真・女神転生Ⅳ FINAL23
東のミカド国のサムライ衆リーダー・ガストン。強いが性格に難あり。
真・女神転生Ⅳ FINAL24
パートナーとは、この「パートナートピック」でも交流(というか向こうから勝手に書いてくるだけ)できます。
ここらへんが本作が「ペルソナか、これ?」と言われる所以…。まあ…、ねえ…。
真・女神転生Ⅳ FINAL25
ちなみに今作はハンター協会からクエストを受注して、それを達成するという形でストーリーが進んでいきます。
もちろん、ストーリーとは関係ないサブクエストも豊富に用意されています。有料DLCの形でも配布されています。
真・女神転生Ⅳ FINAL26
クエストを達成できて喜ぶアサヒと、単純に喜ぶことができないハレルヤ。理由は…さっきのハンタートピック参照(ネタバレすみません)。
真・女神転生Ⅳ FINAL27
ガストン、歩み寄りか!?
こういう各パートナーの人間的成長も楽しめるので、ジュブナイル作品としても今作は面白いと思います。


今作はエンディングルートが「Lawルート」、「Chaosルート」、「Neutralルート」の大きく3つに分かれます。そして、Neutralルートの中でも「絆ルート」、「皆殺しルート」に分かれます。
LawとChaosはバッドエンド的な位置づけで、実質Neutralが正解のエンドになりますが、皆殺しルートはラストまでは良かったんですが、終わり方がアッサリだったなあと思います。そうなると絆ルートが本エンドとなるのか、それはプレイヤーの判断に委ねられるところでしょう。

先述したように、今作は人間の仲間との交流シーンが多く、『ペルソナ』みたいなゲームだ、と批評されがちですが、私はこれはこれでありではないかと思います。
何故なら単純にRPGとして面白かったから。
確かに『メガテン』シリーズの作品としては亜種になるかもしれませんが、そもそも『Ⅳ』の続編、別作品という位置づけですし。それに『ペルソナ』はあくまで現代が舞台の学園もので(『2 罰』除く)、この作品は現代から数年が経過した、悪魔がはびこる荒廃した東京が舞台なのでそこの差異は大きいのではないかと思います。ダークさが違いますよね。『ペルソナ』に食料に飢えて武装した人々なんて出てこないし(笑)。

今作はクリアまで約70時間要したボリュームと、レベル100越え、特典ムービーなどの無料DLCや、ショートストーリーが楽しめる有料DLCなど、ハードが携帯ゲーム機のRPGとしてはかなり充実した作品だったと思います。…アイテムごとに所持制限数が異なったり、謎の捕縛がうっとうしかったりとマイナス面も勿論ありますが。。。
それを補って余りある良い箇所がぎっしり詰まった作品です。特に魔法のトドメ演出は凄かった…。

正直、携帯ゲーム機のRPGでここまで夢中になったのは久しぶりでした。


総評:私のメガネにとてもかないました!!
全てのRPGファンにおススメできる作品です。
そして、『ペルソナ5』は面白くなかった、という方にも是非プレイして頂きたいですね。そのフラストレーションがきっと晴らされる作品ですので(私がそうでした)。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!
それでは また。

 

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