メガネなゲームレビュー

メガネが生活に必須なゲームフリークが、ゲームレビューと様々なゲーム情報をアップしていくブログだったのは過去の話。

2015年11月

ドラクエⅥ

ドラゴンクエストⅥ 幻の大地(DS版)は、2010年にスクウェア・エニックスから発売された、ニンテンドーDS用のRPGです。開発はアルテピアッツァが担当しました。
1995年に発売されたスーパーファミコン版に追加要素を加えた、リメイク版となっています。
国内で約130万本もの売り上げを記録しました。


私はスーパーファミコン版は未プレイで、中学生のときに友人宅で友人がプレイしていたのを見ただけだったので、このDS版に興味が湧き購入してみました。

DSのドラクエシリーズをプレイするのは『Ⅸ』以来ぶりとなりました。

ドラクエⅥ1

今作も2画面を使用して、町の中やダンジョン内を表示する仕様になっています。縦長なのでどうしても見づらい部分が出来てしまいますが、カメラを回転させることにより、表示部分を変えられるようになっています。

私は個人的には町中などの表示は、下画面だけでいいと思うのですが…。キャラのドット絵をある程度縮小することになったとしても。

ドラクエⅥ2

PSの『Ⅳ』のリメイク版から搭載された、仲間会話システム。これのお陰で仲間の個性がより引き立ち、魅力が湧いたり愛着が湧いたりするようになりました。
ハッサンは本当に見た目通りのおっさ…、青年でした(笑) バーバラは生意気そうな顔をしていますが、実は元気がいい気さくな娘だったので、自分の中で高感度が上がりましたね。

Ⅵではバーバラ派かミレーユ派かで男性の意見が分かれそうですね( ´∀`)

ドラクエⅥ3

Ⅵと言えば、Ⅲから復活した転職システム。
やっぱり上級職に上がると嬉しいですね~。今回「まものマスター」は、仲間に出来るモンスターがスライム族だけと限定されているので、私は使いませんでした。敵モンスターを仲間にできなくなった点は改悪だと、散々ネット等で叩かれていましたね…。

ドラクエⅥ4

仲間には顔グラフィックが追加されました。チャモロはいかにも修行僧という顔つきですね。ところで何故帽子の上からターバンを巻いているんでしょうか…。

ステータスには新たに「かっこよさ」が加わりました。これはあるイベントに関連してきます。

ドラクエⅥ8

そう、「ベストドレッサーコンテスト」! ここではかっこよさの値が高いほど、優勝する確率が高くなります。
このコンテストは開催回によって、男女どちらでも参加できる「フリー」と、男性か女性、それぞれ指定された片方しか出場できないものとに分かれています。

画像は女性オンリーの大会です。

優勝すると、レアアイテムを貰えます。ストーリー進行上何回かは優勝しないといけないので、かっこよさが上がる装備アイテムを確保しておくことも、冒険を進める上で欠かせません。

ドラクエⅥ5

戦闘画面。
上画面に仲間のグラフィックと命令内容が表示されています。コマンドを決定していくと、そのコマンド名が表示されます。

モンスターは、スーパーファミコン版では攻撃してくるときにモーションがあるだけで(当時はそれだけでも凄い進歩で驚きましたが)、コマンド入力画面では動かず突っ立ているだけでしたが、今作では体を上下に動かすようになり、より活き活きと描かれています。

ドラクエⅥ6

今作では主人公たちは職業によって様々な「とくぎ」を覚えます。MPを消費して攻撃するものや、呪文にはない特殊な効果を発揮するものなど、「じゅくれんど」を上げて成長させるにつれ、その職業独自のとくぎを覚えていきます。

この「とくぎ」をできるだけ多く覚えるために、色々な職業に転職してみるのもこのゲームの楽しみの一つです。戦士タイプ、呪文タイプ、補助タイプと自分がどのキャラをどの方向性に育てたいかをはっきりさせておくと、無駄な時間をかけずに強力なキャラに育てることが出来ます。

私はやりこみ型ではないので、主人公とハッサン、テリーは戦士タイプ、ほかは呪文タイプとはっきり分けて育てていましたね。
モンスターはバトルレックスとスライムナイト、はぐれメタル以外は育てませんでした(笑)

ドラクエⅥ7

今作から登場する強力な呪文、「ジゴスパーク」。個人的には「ギガスラッシュ」のほうが好きです(´∀`*)
ちなみに下のバーは、それぞれのキャラのHPを現しています。
戦闘に関しては2画面をフルに活かしていて、関心しました。

ドラクエⅥ9

DSで追加された「すれ違い通信」の「夢告白」。

………。ほかに何か思いつかなかったんですかね。他人の夢を見せられても何だかな~。
背景もキャラも台詞も自分で選べるという力の入れ具合。
でも私すれ違い人数0です。東北に戻ってからプレイしたので、誰ともすれ違えませんでした…。DSのソフトのすれ違い通信は、都市圏でしか十分機能しない遊びですね。


裏ボスまで倒して一通り遊んでクリアしましたが、スーパーファミコン版から結構良い進化を遂げた作品だと思いました。

まず戦闘スピードが上げられるようになったのは、エンカウント率が若干高いこのゲームでは助かりました。
次いでテリーが仲間に加わったときに、スーパーファミコン版では弱くてとても戦闘に出せませんでしたが、このDS版では既に「せんし」と「ぶとうか」をマスターして「バトルマスター」の状態で加入してくれるので、即戦力として使えるようになったのが嬉しかったです。かっこいいキャラだけに使わないのは勿体無いので、これは良い仕様変更だと思いました。

逆に不満点を述べるとすれば、アイテムにグラフィックを付けたのは、見た目は楽しくなりましたが1枠内で表示できる数が減ってしまったので、あまりありがたく無かったです。
先述した町やダンジョン等での画面表示方法や、とってつけた感がするすれちがい通信もあまり頂けなかったです。

ですが全体的にスーパーファミコン版の雰囲気を損なうことなく、演出を強化してさらに楽しめるようになった作品だと思います。


総評:私のメガネにかないました!
個人的には楽しめました。スーパーファミコンの頃のRPGってエンカウント率こんなに高めだったんだなー、と懐かしくプレイさせてもらいました。MP消費0で出せるグループ攻撃や全体攻撃はバランスブレイカーになりかねないな、いやなってるな、と今作でも思いました(笑)

また、仲間モンスターの件でどうしてもこの作品を受け入れられない、という方がいるのも理解できます。『Ⅴ』と並んだ人気作でしたからね…。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

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P4G

ペルソナ4 ザ・ゴールデンは、2012年にインデックス(当時は開発したアトラスはインデックス社の傘下だった)から発売された、PS Vita用のRPGです。PS Vita TVにも対応しています。
国内だけで約35万本、全世界で70万本以上のヒットセールスを記録しました。
PS Vita本体のセールスを牽引したソフトと言われ、今現在最もVitaで売れているRPGです。

このゲームは2008年にPS2向けにリリースした『ペルソナ4』に新要素を多数追加したリメイク作となっています。後に『ペルソナ4』同様、アニメ化もされました。

私はこのゲームをやりたいが為にPS Vita TVを購入しました!


今回のレビューでは主に追加された要素について紹介していきたいと思います。

P4G1

まず、パッと見てグラフィックが向上したのは勿論、「衣装」という特殊アイテムをキャラに装備させることにより、ダンジョン探索時と戦闘時に制服とは違う服装にできるようになりました。『P3FES』とは違い、衣装は防具とは別扱いになっています。
上記画像は「FBIスーツ」を着た完二。似合い過ぎ(笑)

衣装を着た状態でダンジョン内で仲間と会話をすると、特別な会話になることがあります。

また、通常戦闘時とエネミーアドバンテージ時は戦闘曲が新曲になりました。この新曲は、ちょっとスリリングさを感じる、まさに「戦闘」という感じがする曲です。プレイヤーアドバンテージ時は無印版で通常曲だった「Reach Out To The Truth」になります。

P4G2

総攻撃時のカットインの絵柄も一新。どことなく楽しんでいるような印象を受けますね。
りせが仲間に加わると、時々このカットインに割り込んでくるときがあります。その時は総攻撃の攻撃力がアップします。

このほかにも、パーティー外の仲間の援護攻撃が発生したり、特定の仲間の組み合わせによって強力な合体技が出せたり、ネット機能を利用して他ユーザーに救援信号を出し、回復して貰えることができたりなど様々な要素が追加されました。


P4G3

無印版では、夜はアルバイトか釣りの目的でしか外出できませんでしたが、今作では昼間と同じように町を散策できるようになりました。
商店街に行くと、コミュを築いた、若しくはこれから築けるキャラがいる場合があります。ここで会話すると、夜限定の会話内容になり、仲も深まります。

また、夜にしか行けない施設もできました。かなりインパクトのある施設なので、未プレイの方は是非ご自分の目で確かめてみてください(笑)

P4G4

菜々子好きのお兄さんたちに朗報!!
菜々子と家庭菜園ができるようになりました。堂島が家にいるときは、一緒に作業をしてくれます。ここで収穫した野菜は回復アイテムとして使用できたり、物々交換に使用できたりします。

いやー、家族3人で過ごせるイベントが増えて良かった良かった。
でも流石に3回くらい見ると飽きちゃうので、新たに搭載された「スキップ機能」でスキップしちゃいますけど(笑)

P4G5

原付バイクに乗って移動することもできるようになりました。これにより、沖奈市、七里海岸にも行けるようになりました。

七里海岸でできることは、「海釣り」、「海を眺める」、「泳ぐ」の3つです。海釣りではここでしか釣れない魚を釣ることができます。海を眺めると、所持しているペルソナが新たなスキルを習得します。泳ぐと勇気が上がります。

また、ストーリーが進み、仲間も原付バイクの免許を取ると、この海岸や温泉にツーリングできるようになります。

P4G6

沖奈市では人々と会話できたり、沖奈限定の施設に入ったりできます。
これがその1つ、喫茶店「シャガール」。マスターが明らかにXYZな漫画を彷彿とさせる風貌です(笑)
ここでコーヒーを注文して飲むと、装備ペルソナが所持しているスキルのうち、カードのマークが付いているスキルを「スキルカード」として手に入れることができます。
このスキルカードを使うと、ペルソナにそのスキルを覚えさせることができます。

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そして大本命!!!
新キャラ、マリー!!!!!
理由あって記憶喪失になってしまっている少女。ベルベットルームで「スキルカードの登録・複製」という新たな役割を担います。
正統派ツンデレ少女で、破壊力半端ないです.。゚+.(・∀・)゚+.゚ 当然1周目は恋人にしましたよ!
可愛いだけじゃなく、この娘のコミュもまたいいんですよね…。コミュMAX時に流れたBGMは良かった…。

P4G8

今作の物語はテレビ欄の中のチャンネルの1つという設定になっていて、ほかにも美術設定が見られるチャンネルや、BGMが聴けるチャンネルなどがあります。

そしてこれが最大のお楽しみ要素、ジャスミンクマ沢ことクマが仕切る「マヨナカ横断ミラクルクイズ」。
予選、本選、決勝戦の3段構成になっていて、今作に関わるクイズを出してきます。プレイヤーが一番多くの得点を得ると、次のステージに進めるようになっています。
しかしこのクイズ、クマのふざけたノリで行われますが、物凄く簡単なものから、「そんなの覚えてねーよ!」というニッチでマニアックな問題が出題されるので結構歯ごたえがあります。
これは結構楽しめましたね。優勝するとトロフィーが貰えます。



そして最大の追加要素は12月25日以降もイベントが用意されていることですが、是非それはご自分で確かめてみてください。大晦日や正月のくだりは中々良いですよ。新規アニメも幾つか収録されています。


私はこのゲームを2周しましたが、前作を3周していても面白く感じました。新キャラの追加や新イベントの多数追加で、「おお、ここでこんなのを挟んでくるのか」という驚きから斬新さを最後まで感じながら、ペルソナ4の世界をまた楽しむことができました。真エンドの後日談で話が補填されたのも良かったです。

ペルソナのスキル継承が楽になったことや、難易度の幅が増えたことで、より遊びやすくなり、気軽にペルソナ4の世界を楽しめるようになった点も評価します。特に1月以降も行動できるようになったので、無印ではかなり難しかった全コミュ制覇ができたのは嬉しかったです。

ただ、不満点も幾つかありました。
新戦闘曲は個人的にはいらなかったな、と思います。戦闘なのにポップでアップテンポな曲が流れているところが、ペルソナ4の最大の特徴だと個人的に思っているので。
また、声優さんの声が少し変わってしまっていて、新イベントでのボイスに違和感を感じてしまいました。まあ、これはしょうがないですね…。無印から4年後の収録ですから。

エンディングもどちらかというと、私は無印版のほうが好みでしたね。

このゲームは私にとってはコレクションアイテム的な存在に近いですね。無印版でかなり満足したタイプなので(笑)
そういえば無印版の攻略本は、シャドウの弱点が変わっていてコミュのときしか使えませんでした( ´_ゝ`)


総評:私のメガネにとてもかないました!!
不満点もありましたが、プレイして良かったと思えたソフトです。

追加キャラのマリーの存在も良かったですが、真ボスとの戦いでの「あの」シーンはキャラがフルボイスになっていて、最高でした…。私涙止まらなかったですもん。

Vitaを持っているけれど、まだプレイしたことがない、という方には是非おススメします。やって損は無いゲームです。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

PS4

タイトル通り、買っちゃいました(笑) PS4グレイシャー・ホワイト。
本当は年末か年初に家電量販店かネットで買おうかと思っていたんですが、先日の3連休中に楽天で結構規模の大きいポイントアップキャンペーンをやっていまして、悩んだ末、購入しました。

本当はジェット・ブラックが欲しかったんですが、目当ての楽天内のショップで一日で完売しちゃってました。買うかどうかで悩んでいた、たった一日の間で完売するなんて、ほかの人たちもやはり今が買い時と見たのか…! と、ショックを受けつつ、在庫が残っているグレイシャー・ホワイトを注文しました。

見た目はグレイシャー・ホワイトのほうが好みなんですが、経年劣化で黄ばむ可能性があるのが嫌で、ジェット・ブラックが欲しかったんですよ。


では、開封の儀、行わせて頂きます!! 
一度やってみたかったのです(* ̄∇ ̄*)

PS4 1

ではボックスオープン! まず出てきたのが、専用コントローラー『DUALSHOCK4』と各ケーブル。

PS4 2

並べるとこんな感じです。
電源ケーブル、HDMIケーブル、ヘッドセット、コントローラーのUSB充電器、コントローラー。何故電源ケーブルだけ裸なのか…('д` ;)

説明書は薄くて小さいものが複数袋に入っていました。そのうちのひとつはファミコンのソフトの説明書とほぼ同じサイズでした(笑) 狙ったんでしょうかね?

PS4 3

そして白い包装紙に包まれてうやうやしく出てきたのが、コレ。本体! 横置きで正面にするとこのようになります。
手前左に「SONY」、手前右に「PS4」という文字が彫られています。
そして奥のほうにプレイステーションのロゴマークが。何故あの位置…?

手触りはシボ加工の気持ちイイザラザラ感がします。私は光沢系よりこっちのほうが断然いいと思います。光沢系は一見素晴らしくカッコ良く見えるのですが、指紋が付きやすく、手入れをしないとすぐ汚れて見えるようになるんですよね。

PS4 4

真正面を上から見ると、左にディスクスロット口、右にUSB端子接続口が2つあります。

PS4 5

背面はこうなっていました。
中央のラインに2つのゴムが付いています。これが横置き時の滑り止めになるわけですね。ゴムの色が白じゃなくてよかったです。白ゴムだったらまず確実に黄ばみますから。でもゴム2つで安定するのか? と少々疑問も感じます。

PS4 6

そしてグレイシャー・ホワイトで特に人気の高い部分。
各種ケーブルの接続口とファンの温風吐き出し口です。


ガンダム…!! ガンダムのバーニア!!!

私もガンダム好き、特に『W』好きなのでこれは惹かれますね。Endless Waltz編のウイングガンダムゼロ(カスタム)を彷彿とさせてくれます。
いや~、これは芸術品です。

でも冷静に考えたら、この部分を見ることって普段まずないですよね。

PS4 7

各種ケーブルをセットして、スイッチオーン。

おお、ラインに青いライトがつきましたw(*゚o゚*)w
TV画面がセッティング画面へ進むと、色は白へ変わりました。

白とブルーライトって合いますね。白にホワイトライトは…まあ…ねぇ…。これはジェット・ブラックのほうが合うと思います。

PS4 8

うおっ!! コントローラーの奥部分が光りだしたぞ(((( ;゚д゚))) ここ、LEDライトだったんですね、セッティングするまで気づきませんでした。

こんなところにまでオシャレな遊び心を付けるとは…。

PS4 9

そして、無事セッティング完了~。

とりあえずこんな形でTV台にセットしてみました。左上の白い物体はPS Vita TVです。その下にコントローラー『DUALSHOCK3』とソフトを置いています。右下にある黒い物体はPS2薄型のブラックです。

まあ、こうして見ると上段は白のマシンで統一できて見栄えはまあまあかな、と思います。

そう言えば、インターネットは無線で登録しましたが、何と下りが約10Mbps…。これだとネット対戦は無理そうです…。本体のアップデートに30分くらいかかりましたもん…(; ̄Д ̄)
LANケーブルを差し込んで有線でプレイするしかなさそうですが、PS4やるためにいちいちLANケーブルをTVの後ろに持っていくのも面倒で嫌なので、増設ハブを買おうか検討中です。


一緒に買ったソフトもあるので、次回はその簡単なプレイレポートを書きたいと思います。


それでは、今日はこの辺で。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

熱血格闘伝説

熱血格闘伝説は、1992年にテクノスジャパンから発売された、ファミコン用のアクションゲームです。

これは小6の頃に買ったソフトですね。発売してから2年後くらいに買ったので、新品なのにかなり安く買えたことを覚えています。これが初めて自分で買ったファミコン用のくにおくんのゲームです。
このゲームは結構兄と一緒に遊びましたね。


このゲームはくにおくんシリーズの「ケンカアクション」の部分に特にフィーチャーした作品で、くにおやりきが、謎の差出人から格闘大会参加要請の手紙を受け取り、出場するという物語です。面白いのが、その手紙がプレイヤーにも届いていた、ということになっていて、プレイヤーも自分のキャラを作ってその大会に参加できます。


モードは2人1組のペアを組んで格闘大会優勝を目指す「ストーリーモード」と、好きなキャラで好きなステージで好きなだけ遊べる「バトルモード」の2種類が用意されています。

熱血格闘伝説1

このゲームに登場するキャラクターは、「挌闘家」、「マーシャルアーツ」、「カンフー」、「柔道家」の4タイプに分かれています。
挌闘家は、ステータスがバランス良く均等に振り分けられているタイプ。
マーシャルアーツは、パンチ力に秀でたタイプ。
カンフーは、キック力が高いタイプ。
柔道家は、投げ技が強いタイプ。

くにおは挌闘家タイプで、りきはマーシャルアーツタイプに設定されています。まあ間違ってもカンフーや柔道家のイメージじゃないですもんね(笑)

熱血格闘伝説2

このゲームの魅力の1つ、自分のオリジナルのキャラを作って、ゲームの大会に参加できること。
名前、誕生日、血液型を入力すると、キャラの出来上がりです。名前と誕生日にはある法則があって、これでバトルタイプやステータス、必殺技が決まります。説明書には血液型にも法則があるように書いていましたが、多分ないです。ミスプリントでしょうね…(≡ω≡.)
熱血格闘伝説5

ストーリーモードでは、ペアを16人のキャラから選ぶことができます。
キャラ同士には「相性」という設定があって、服の一部に相性レベルがカラーとなって表示されています。良い順に「赤」→「青」→「白」→「緑」→「黄」となっています。
この相性が良いと、後述する「仲間意識レベル」の回復が早くなります。

熱血格闘伝説4

また、試合には上記のようなルールを設定することができます。多分一番簡単なのは「ルール2」だと思います。
しかし漢ならば「ルール5」の相手が倒れるまでやるもの(`・ω・´)

熱血格闘伝説6

試合画面。
当然相手も2人1組のペアになっています。両方倒すと1回戦勝利です。勝つとレベルが上がり、ステータスがアップします。
決勝戦まで勝ち残ると、今回の黒幕が現れて最終試合が開始されます。

流石にケンカバトル部分にフィーチャーしたゲームなだけあって、攻撃方法はシリーズ中最多を誇ります。立ち状態からの攻撃は勿論、ジャンプ、ダッシュ、ダッシュジャンプ、投げ技など、挌闘タイプによって全て違うアクションが出るようになっています。ガードや返し技もあり、これに必殺技も絡めることで白熱のバトルを楽しむことが出来ます。

また、趣向を凝らしたステージも数種類あり、トラップの利用も考えてプレイすると、くにおくんシリーズらしい楽しみ方ができます。
ちなみに上記画像の電流が流れている壁は、触れると勿論感電します(笑) ここでは敵を電流の壁に投げまくるのが一番手っ取り早い勝ち方ですね。下手に動くと感電した敵から電流を貰ってしまって自分も感電してしまいますが(笑)
熱血格闘伝説7

このゲームは何の必殺技を持っているかで試合の有利・不利が大きく左右されます。画面端でくにおが丸まって回転攻撃をかけている技が「スピンアタック」。これは倒れた相手にもヒットし、連続で仕掛ければこのようにハメることもできます。
似たような技で、「バクレツキック」という、『大運動会』で「竜一」が使っていた「爆魔龍神脚」のような連続で膝蹴りを繰り出す技もあります。これもまとめて敵をふっとばせるので強力です。
味方も巻き込む恐れもあるんですけど( ´∀`)

熱血格闘伝説8

また、通常の必殺技のほかに、コンビ同士で繰り出す「コンビ必殺技」というのもあります。これは2種類あり、1つがコンビ同士が正面から組んで繰り出すタイプ。上記画像がそれです。もう1つがコンビの片方を頭に乗せて、投げて敵を攻撃するタイプ。
両方とも「仲間意識レベル」が高いほど強力になっていきます。ペアの顔グラフィックの下の「L~」が現在の仲間意識レベルです。これは仲間を攻撃してしまうとどんどん下がっていきます。回復に必要な時間は先述した「相性」のレベルで決まります。ちなみに仲間意識レベルが低いと、逆に仲間から攻撃されることもあります。

このコンビ必殺技は、ボタンを入力したほうの挌闘タイプで属性が決まります。氷のほかに炎、竜巻、電気の4種類があり、同時にぶつかった場合の有利・不利まで決まっています。

熱血格闘伝説9

「バトルモード」の画面。4人が入り乱れて最後の1人になるまで戦うモードです。
このステージは仕掛け満載で、私が一番好きなステージです。左上の穴に人知れず入って、土管から飛び出して不意打ちするのが面白くて(´∀`*) また、消える橋の上に敵をおびき寄せて、敵が来たら自分はすぐ下にジャンプで逃げて、敵が針に刺さるのを誘うというのもよくやってました。


久々に振り返ると、このゲーム、完成度高かったなー、と思わされました。くにおくんで挌闘ゲームを作ったらこうなりました、というゲームですね。

自分で作ったキャラは、パスワードでレベルやステータスを含めて保存できるようになっているので、友達の家に集まって自分たちのキャラを使って対戦を楽しむこともできます。

ただし、1人でやると割とすぐに飽きます。幸い、ラスボスがかなり強いので、ゲームクリアまでは間違いなく楽しめますが…。まあこれはくにおくんシリーズに共通して言える事ですね。


総評:私のメガネにとてもかないました!!
3人以上でやるとかなり燃えましたね! ストーリーモードも2人プレイできるので、兄と口ゲンカしながらも何とか協力してラスボス撃破までいけました。
個人的にはファミコン後期の名作の1つと言ってもいいのでは、と思います。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

がんばれゴエモン3

がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固めは、1994年にコナミから発売された、スーパーファミコン用のアクションアドベンチャーゲームです。
後にアクションパートの1面やゴエモンインパクト戦などを収録したアプリが携帯電話向けにリリースされました。


このソフトは中3の頃に『4』と一緒に、部活が一緒だった友人から貰ったものです。何て気前のいい…。『4』は難しくてクリアを断念しましたが、これは最後までプレイできました!

~すとーりー~
もの知りじいさんが新たに発明した「たいむましん」。その実験で、じいさんが未来の江戸へ行き、未来の女性を追い掛け回していたところ、エビス丸そっくりの「シスター・ビスマル」に捕らわれ、さらにタイムマシンを押収されてしまいます。
その様子をモニターで見ていたゴエモンとエビス丸は、じいさんの「サスケの元へ行け…」という言葉に従い、じいさんを助ける手がかりを得るため、伊賀へ向かいます。

がんばれゴエモン3 2

このゲームは買い物や情報収集ができる町エリアと、横スクロールアクションエリアの大きく2つのエリアに分かれています。

また、2人同時プレイが可能で、その場合はライフと残機数を2人で分け合うことになります。アクションエリアでは、1人が「ひょうたん」に入り、プレイを1人に任せることもできます。足場が悪いところが多いので、2人でやると足を引っ張ってしまう場合は素直にひょうたんになったほうがいいですね。私は全部1人プレイでクリアしましたが(≡ω≡.) このゲームは兄とはやらなかったんですよね。


がんばれゴエモン3 3

アクションエリアではコミカルな敵がわんさか出てきます。
組み体操形式で波動拳みたいな技を撃ってくるサスケもどきや、短刀でジャンプして襲い掛かってきて、避けると短刀が床に刺さって動けなくなる敵など、ユニークな敵ばかりです。

がんばれゴエモン3 4

このゲームのアクションエリアでは、謎解き要素がかなり用意されています。この場所は、ゴエモンのサブウェポン、「小判」をチャージした「貫通小判」を使ってスイッチを押すしかバリアを解除する方法はありません。

がんばれゴエモン3 5

伊賀で仲間になる「サスケ」。もの知りじいさんの発明したからくり忍者で、常にダッシュ状態で移動できるという特徴を持っています。
装備している「くない」で敵を切り倒すときの、「キュイッ!」という小気味良い効果音がたまらなく好きでした。でもリーチ短いんですよねー。物語後半でその弱点はカバーされますが。

スケベなもの知りじいさんが関連したエリアなので、凧を使って襲ってくる敵を倒すとこんな文字が(笑)

がんばれゴエモン3 6

「ヤエ」は江戸の平和を影から守る「秘密特捜忍者」のくの一です。装備している刀はサスケのくないと同じ効果音がします。しかもリーチがくないより長い!
サスケ同様常にダッシュ状態なので、使いやすいキャラです。専らヤエを使ってましたね。

また、アクションエリアでは、上述したバリアの例のように、先へ進んだり特殊アイテムを拾うために、決められたキャラのサブウェポンが必要になる場合があります。ここは誰を使えばいいんだろう?と考えながらプレイするのも楽しかったですね。
ゼルダの伝説より簡単な謎解きでしたし…( ´_ゝ`)

がんばれゴエモン3 9

もの知りじいさんの発明した「からくりうぉーかー」。イベントでこのように、後ろから迫ってくる巨大な敵から逃げるシーンもありますが、後々町エリアでも搭乗できるようになります。
このイベント1人で捌くの結構しんどかったですね。必ず誰かダメージ受けてました。

ていうか、

「魔○アーマー!!?」



と思ったのは私だけではないはず…。火とか液体窒素とか出すし…。


がんばれゴエモン37

ゴエモンインパクトステージ。強制横スクロールで、画面に現れる小物どもを次々にインパクトのパンチや小判でなぎ倒す、正に男の夢のステージ。
ここも慣れない内は無駄にダメージ受けてしまい、ステージクリアボーナスがショボクなって、次のインパクト戦がきつくなることが多かったです。

基本はアッパーで空中の敵を落として、あとは木の陰に隠れているヤツに注意すればなんてこともないんですけどね。

がんばれゴエモン3 8

そして続けてゴエモンインパクト戦へ。
敵のからくりロボと一騎打ちをするわけですが、これがまた操作に慣れないとしんどい! どのボタンでガード、攻撃、小判発射、大技のキセルボム発射か身についてないと、てんやわんやであっという間に負けます。何度始めのゴエモンインパクト戦で負けたことやら…(´;ω;`)

でも決して理不尽な難易度ではなく、ここも慣れると結構余裕で敵をボコボコにできるようになるんですよね。終盤の敵は強かったですけど。


このゲーム、実は今になってエンディングが2通りあることが分かったんですが、当時攻略本持っていない人で知ってた人はいたんでしょうか。

まー、とにかく終始コミカルなテイストで楽しませてくれたゲームでした。登場キャラクターも変な人ばかり。それだけでなく、肝心なアクション部分もや町の探索部分もちゃんと練りこまれていました。
色々な遊びが詰め込まれた、贅沢な一本だったと思います。


総評:私のメガネにとてもかないました!!
私はゴエモンと言われると、いまだにこの『3』のイメージがまず頭に浮かびますね。
ファンの間では『2』こそ至高! という意見が多いですが、私は『2』はやったことないんですよね。機会があればプレイしてみたいと思います。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

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