戦場のヴァルキュリア リマスターは、2016年にセガゲームスから発売された、PS4用のアクティブ・シミュレーションRPGです。2008年にPS3で発売され、好評を博したゲームをグラフィック向上、トロフィー機能搭載などグレードアップしたリメイク作となっています。
オリジナル版は2010年には「プレイステーション3史上最高のシミュレーションRPG」としてギネス・ワールド・レコーズに認定されています。
先に記述しておきますと、これは正式なレビューではありません。
また投げました(T_T) 『GTA5』以来ですね、でもこれは結構頑張って進めたんですよ?
何故放棄してしまったのかは後述しますね。
~ストーリー~
征暦1935年。東ヨーロッパ帝国連合と連邦国家・大西洋連邦機構との間に第二次ヨーロッパ大戦が勃発。そして、両国に挟まれた武装中立国である小国・ガリア公国も戦禍に巻き込まれていった。
ガリア公国に住む大学生ウェルキン・ギュンターは、家族を連れて疎開しようと故郷ブルールに帰郷した際、自警団をしている町娘アリシア・メルキオットと出会う。そして彼らは、偶発的にブルールで起きた帝国との戦闘に参加したことをきっかけに、自らも戦争へ参加することになった。
ガリア公国では国民皆兵制度が敷かれ、15歳以上の国民は有事の際、義勇兵として志願し戦闘に参加できる制度があった。ウェルキンは父の形見の戦車・エーデルワイス号を駆り、第7小隊の隊長として戦渦に身を投じていくのであった。
左が主人公のウェルキン。右がヒロインのアリシア。
戦争の悲しさをかみ締めながら、一刻も早くこの戦いを終結させ、ガリア公国に平和を取り戻そうと胸に誓います。
このゲームはドラマパートとシミュレーションパートの2つに大きく別れていて、交互に繰り返しゲームが進行していきます。また、1冊の冊子(伝記?)の形態を取っていて、ページをくると物語りも進むという演出になっています。
ドラマパートでは、ウェルキンを中心として、主要隊員同士の交流の様子が主に描かれます。はじめは快く思っていなかった隊員同士が次第に心を開いていく様は、奇しくも戦争を通して人間としての成長が見られ、見応えがあります。
シミュレーションパート。
プレイヤーフェイズとエネミーフェイズを繰り返して、こちらが勝利条件を達成するか、敗北条件を満たしてゲームオーバーになるかまで戦闘は続けられます。
マップ毎に出撃可能人数は決まっていて、各隊員(ユニット)は「CP」を1消費して行動します。1度行動したユニットは何度でも再行動できますが、当然その都度CPを消費します。
また、戦車は強力なユニットの為、1度動かすのにCPを2消費します。
そしてこのマップで決められることは、「どのユニットを動かすか」だけです。
オリジナル版は2010年には「プレイステーション3史上最高のシミュレーションRPG」としてギネス・ワールド・レコーズに認定されています。
先に記述しておきますと、これは正式なレビューではありません。
また投げました(T_T) 『GTA5』以来ですね、でもこれは結構頑張って進めたんですよ?
何故放棄してしまったのかは後述しますね。
~ストーリー~
征暦1935年。東ヨーロッパ帝国連合と連邦国家・大西洋連邦機構との間に第二次ヨーロッパ大戦が勃発。そして、両国に挟まれた武装中立国である小国・ガリア公国も戦禍に巻き込まれていった。
ガリア公国に住む大学生ウェルキン・ギュンターは、家族を連れて疎開しようと故郷ブルールに帰郷した際、自警団をしている町娘アリシア・メルキオットと出会う。そして彼らは、偶発的にブルールで起きた帝国との戦闘に参加したことをきっかけに、自らも戦争へ参加することになった。
ガリア公国では国民皆兵制度が敷かれ、15歳以上の国民は有事の際、義勇兵として志願し戦闘に参加できる制度があった。ウェルキンは父の形見の戦車・エーデルワイス号を駆り、第7小隊の隊長として戦渦に身を投じていくのであった。
左が主人公のウェルキン。右がヒロインのアリシア。
戦争の悲しさをかみ締めながら、一刻も早くこの戦いを終結させ、ガリア公国に平和を取り戻そうと胸に誓います。
このゲームはドラマパートとシミュレーションパートの2つに大きく別れていて、交互に繰り返しゲームが進行していきます。また、1冊の冊子(伝記?)の形態を取っていて、ページをくると物語りも進むという演出になっています。
ドラマパートでは、ウェルキンを中心として、主要隊員同士の交流の様子が主に描かれます。はじめは快く思っていなかった隊員同士が次第に心を開いていく様は、奇しくも戦争を通して人間としての成長が見られ、見応えがあります。
シミュレーションパート。
プレイヤーフェイズとエネミーフェイズを繰り返して、こちらが勝利条件を達成するか、敗北条件を満たしてゲームオーバーになるかまで戦闘は続けられます。
マップ毎に出撃可能人数は決まっていて、各隊員(ユニット)は「CP」を1消費して行動します。1度行動したユニットは何度でも再行動できますが、当然その都度CPを消費します。
また、戦車は強力なユニットの為、1度動かすのにCPを2消費します。
そしてこのマップで決められることは、「どのユニットを動かすか」だけです。
選択したユニットはアクションゲームのようにLスティックで移動させ、敵兵に攻撃したり塹壕などに潜伏したりすることができます。
移動できる距離や耐久力、HP、武器などは兵科(ジョブ)によって異なるので、どのユニットにどんな行動を取らせるか、アクション性が強いながらシミュレーションゲームらしく非常に戦略的なゲームになっています。
ちなみにユニットの頭上に伸びているレーダーは自分や敵の位置が射程外であるか、射程内であるか等を示しています。
移動、攻撃はTPSスタイルで、射撃に関しては照準が表示されます。銃のほかにも兵科によってグレネード弾や火炎放射器、戦車修理ツールなど特有のものがあります。
射撃はヘッドショットも可能で、決まると少ないヒット数で敵を仕留められます。
この戦闘がアクションというスタイルは、自分のなかでありそうでなかったのでハマりましたね。移動中や武器選択中は容赦なく射程内の敵が発砲してくるので緊張感がありました。
エネミーフェイズになると、敵もCPを消費して行動します。移動して攻撃してくるので、予め味方ユニットをどんな場所で行動終了させるかもかなり重要になってきます。
ユニットのレベルが上がると、敵の攻撃を伏せて回避してくれることがあります。特にロージーは良くかわしてくれて本当に頼りになりました…。兵科が突撃兵だから攻撃も強いですし。
戦車は先述した通り 非常に強力なユニットで、固まっている敵兵をまとめて攻撃したり、強力な砲弾で大ダメージを与えたりすることができます。
戦車兵以外のユニットの攻撃がほぼ効かない敵戦車に対しても、砲弾でダメージを与えられます。
更に戦車自体を盾にして、歩兵ユニットを敵歩兵の射撃から守ることもできます。
そう言えば歩兵ユニットは、なぜか戦車で轢いてもノーダメージなんですよね。
ウェルキンだけが使える「オーダー」は、『スパロボ』で言うところの精神コマンドのようなもので、CPを消費して様々な支援効果を発揮します。
特にHPを回復する「救護要請」にはお世話になりました。
各マップにはギミックや帝国軍の強力な兵器が登場し、苦しめてくれます。
本当に苦しかった…。
特にこの装甲列車は酷かった。機銃の射程が長くて広い上に壊せないっていう(≡ω≡.)
見事勝利し、作戦が終了するとリザルトが発表され、成績に応じた経験値とお金が貰えます。基本的にターン数が短いと高成績となります。
訓練、開発モード。
ここでは溜めた経験値やお金を使って、兵科のレベルアップや武器・戦闘服のレベルアップ、戦車のパワーアップなどができます。
レベルアップは、溜めた経験値を任意の兵科に割り振る形式。ボードのオレンジの線が縦ラインまで達するとレベルアップします。その兵科全員がレベルアップするので、ユニット単体でレベル上げをする必要がないので楽です。
武器も同様で、お金を払ってレベルアップすると、その兵科全員の装備が刷新されます。
かなり親切なシステムですよね。でも、そういうのは何事も裏があるものなんですよ…。
第7小隊はストーリーが進むと志願兵が次第に増え、最高で50人近くまでなります。その中から何名かをピックアップしてスタメン入りさせます。重要キャラクターは入れ替えできません。
各ユニットは「ポテンシャル」と呼ばれる特性を持っていて、決められた条件下で自動で発揮されます。アリシアの「田舎育ち」のように役に立つものもあれば、ロージーの「砂塵アレルギー」のようにアンラッキーなものもあります。
戦場で発揮されるポテンシャル。特にロージーは攻撃系のものと、味方を鼓舞するものとバランスよく持っているので非常に頼もしいキャラです。あと美人。くそっ、一人称が「アタイ」でなければ…!
それで結局このゲームは終盤の一歩手前くらいまでプレイしました。
そしてそこで心が折れました…。
難易度がかなり高いんですよ、このゲーム。序盤のマップは普通にクリアできるんですけど、中盤以降は初見殺しになっていて、事前知識がないとまず一発でクリアできません。
それに一回目のトライで試行錯誤してゲームオーバーになり、再戦して…で1つのマップをクリアするのに結構な時間がかかってしまうんですよ。ゲームシステム上では私は30時間くらいプレイしていることになっていますが、リアルではその1.5倍はプレイしています。
勿論フリーマップで戦闘してレベル上げをするという手段もありますが、単純にレベルを上げただけでは勝てないようになっています。
マップごとにギミックやトラップ、強力な戦車が配備されていて、プレイヤーの手腕が問われるんですね。
折角時間をかけて攻略していても、ゲームオーバーになったら水泡に帰してまたやり直し、という苦痛に耐えられなくなり、クリアはあきらめることにしました。『スパロボ』のように途中セーブできればまた違ったんですけどね。
それでも雰囲気は好きでしたし、CANVASという水彩画タッチで描かれるグラフィックも美しくて好みでした。オープニングも戦争モノなのにラブソングが合う、稀有なムービーで心に響きました。
最後に、第7小隊の皆に幸あれ!!
当ブログをご覧頂きありがとうございました!
それでは また。
移動できる距離や耐久力、HP、武器などは兵科(ジョブ)によって異なるので、どのユニットにどんな行動を取らせるか、アクション性が強いながらシミュレーションゲームらしく非常に戦略的なゲームになっています。
ちなみにユニットの頭上に伸びているレーダーは自分や敵の位置が射程外であるか、射程内であるか等を示しています。
移動、攻撃はTPSスタイルで、射撃に関しては照準が表示されます。銃のほかにも兵科によってグレネード弾や火炎放射器、戦車修理ツールなど特有のものがあります。
射撃はヘッドショットも可能で、決まると少ないヒット数で敵を仕留められます。
この戦闘がアクションというスタイルは、自分のなかでありそうでなかったのでハマりましたね。移動中や武器選択中は容赦なく射程内の敵が発砲してくるので緊張感がありました。
エネミーフェイズになると、敵もCPを消費して行動します。移動して攻撃してくるので、予め味方ユニットをどんな場所で行動終了させるかもかなり重要になってきます。
ユニットのレベルが上がると、敵の攻撃を伏せて回避してくれることがあります。特にロージーは良くかわしてくれて本当に頼りになりました…。兵科が突撃兵だから攻撃も強いですし。
戦車は先述した通り 非常に強力なユニットで、固まっている敵兵をまとめて攻撃したり、強力な砲弾で大ダメージを与えたりすることができます。
戦車兵以外のユニットの攻撃がほぼ効かない敵戦車に対しても、砲弾でダメージを与えられます。
更に戦車自体を盾にして、歩兵ユニットを敵歩兵の射撃から守ることもできます。
そう言えば歩兵ユニットは、なぜか戦車で轢いてもノーダメージなんですよね。
ウェルキンだけが使える「オーダー」は、『スパロボ』で言うところの精神コマンドのようなもので、CPを消費して様々な支援効果を発揮します。
特にHPを回復する「救護要請」にはお世話になりました。
各マップにはギミックや帝国軍の強力な兵器が登場し、苦しめてくれます。
本当に苦しかった…。
特にこの装甲列車は酷かった。機銃の射程が長くて広い上に壊せないっていう(≡ω≡.)
見事勝利し、作戦が終了するとリザルトが発表され、成績に応じた経験値とお金が貰えます。基本的にターン数が短いと高成績となります。
訓練、開発モード。
ここでは溜めた経験値やお金を使って、兵科のレベルアップや武器・戦闘服のレベルアップ、戦車のパワーアップなどができます。
レベルアップは、溜めた経験値を任意の兵科に割り振る形式。ボードのオレンジの線が縦ラインまで達するとレベルアップします。その兵科全員がレベルアップするので、ユニット単体でレベル上げをする必要がないので楽です。
武器も同様で、お金を払ってレベルアップすると、その兵科全員の装備が刷新されます。
かなり親切なシステムですよね。でも、そういうのは何事も裏があるものなんですよ…。
第7小隊はストーリーが進むと志願兵が次第に増え、最高で50人近くまでなります。その中から何名かをピックアップしてスタメン入りさせます。重要キャラクターは入れ替えできません。
各ユニットは「ポテンシャル」と呼ばれる特性を持っていて、決められた条件下で自動で発揮されます。アリシアの「田舎育ち」のように役に立つものもあれば、ロージーの「砂塵アレルギー」のようにアンラッキーなものもあります。
戦場で発揮されるポテンシャル。特にロージーは攻撃系のものと、味方を鼓舞するものとバランスよく持っているので非常に頼もしいキャラです。あと美人。くそっ、一人称が「アタイ」でなければ…!
それで結局このゲームは終盤の一歩手前くらいまでプレイしました。
そしてそこで心が折れました…。
難易度がかなり高いんですよ、このゲーム。序盤のマップは普通にクリアできるんですけど、中盤以降は初見殺しになっていて、事前知識がないとまず一発でクリアできません。
それに一回目のトライで試行錯誤してゲームオーバーになり、再戦して…で1つのマップをクリアするのに結構な時間がかかってしまうんですよ。ゲームシステム上では私は30時間くらいプレイしていることになっていますが、リアルではその1.5倍はプレイしています。
勿論フリーマップで戦闘してレベル上げをするという手段もありますが、単純にレベルを上げただけでは勝てないようになっています。
マップごとにギミックやトラップ、強力な戦車が配備されていて、プレイヤーの手腕が問われるんですね。
折角時間をかけて攻略していても、ゲームオーバーになったら水泡に帰してまたやり直し、という苦痛に耐えられなくなり、クリアはあきらめることにしました。『スパロボ』のように途中セーブできればまた違ったんですけどね。
それでも雰囲気は好きでしたし、CANVASという水彩画タッチで描かれるグラフィックも美しくて好みでした。オープニングも戦争モノなのにラブソングが合う、稀有なムービーで心に響きました。
最後に、第7小隊の皆に幸あれ!!
当ブログをご覧頂きありがとうございました!
それでは また。