メガネなゲームレビュー

メガネが生活に必須なゲームフリークが、ゲームレビューと様々なゲーム情報をアップしていくブログだったのは過去の話。

2016年02月

戦場のヴァルキュリア リマスター
戦場のヴァルキュリア リマスターは、2016年にセガゲームスから発売された、PS4用のアクティブ・シミュレーションRPGです。2008年にPS3で発売され、好評を博したゲームをグラフィック向上、トロフィー機能搭載などグレードアップしたリメイク作となっています。
オリジナル版は2010年には「プレイステーション3史上最高のシミュレーションRPG」としてギネス・ワールド・レコーズに認定されています。


先に記述しておきますと、これは正式なレビューではありません。
また投げました(T_T) 『GTA5』以来ですね、でもこれは結構頑張って進めたんですよ?
何故放棄してしまったのかは後述しますね。

~ストーリー~
征暦1935年。東ヨーロッパ帝国連合と連邦国家・大西洋連邦機構との間に第二次ヨーロッパ大戦が勃発。そして、両国に挟まれた武装中立国である小国・ガリア公国も戦禍に巻き込まれていった。
ガリア公国に住む大学生ウェルキン・ギュンターは、家族を連れて疎開しようと故郷ブルールに帰郷した際、自警団をしている町娘アリシア・メルキオットと出会う。そして彼らは、偶発的にブルールで起きた帝国との戦闘に参加したことをきっかけに、自らも戦争へ参加することになった。

ガリア公国では国民皆兵制度が敷かれ、15歳以上の国民は有事の際、義勇兵として志願し戦闘に参加できる制度があった。ウェルキンは父の形見の戦車・エーデルワイス号を駆り、第7小隊の隊長として戦渦に身を投じていくのであった。

戦場のヴァルキュリア リマスター1
左が主人公のウェルキン。右がヒロインのアリシア。
戦争の悲しさをかみ締めながら、一刻も早くこの戦いを終結させ、ガリア公国に平和を取り戻そうと胸に誓います。

このゲームはドラマパートとシミュレーションパートの2つに大きく別れていて、交互に繰り返しゲームが進行していきます。また、1冊の冊子(伝記?)の形態を取っていて、ページをくると物語りも進むという演出になっています。
戦場のヴァルキュリア リマスター14
ドラマパートでは、ウェルキンを中心として、主要隊員同士の交流の様子が主に描かれます。はじめは快く思っていなかった隊員同士が次第に心を開いていく様は、奇しくも戦争を通して人間としての成長が見られ、見応えがあります。
戦場のヴァルキュリア リマスター2
シミュレーションパート。
プレイヤーフェイズとエネミーフェイズを繰り返して、こちらが勝利条件を達成するか、敗北条件を満たしてゲームオーバーになるかまで戦闘は続けられます。
マップ毎に出撃可能人数は決まっていて、各隊員(ユニット)は「CP」を1消費して行動します。1度行動したユニットは何度でも再行動できますが、当然その都度CPを消費します。
また、戦車は強力なユニットの為、1度動かすのにCPを2消費します。

そしてこのマップで決められることは、「どのユニットを動かすか」だけです。
戦場のヴァルキュリア リマスター4
選択したユニットはアクションゲームのようにLスティックで移動させ、敵兵に攻撃したり塹壕などに潜伏したりすることができます。
移動できる距離や耐久力、HP、武器などは兵科(ジョブ)によって異なるので、どのユニットにどんな行動を取らせるか、アクション性が強いながらシミュレーションゲームらしく非常に戦略的なゲームになっています。

ちなみにユニットの頭上に伸びているレーダーは自分や敵の位置が射程外であるか、射程内であるか等を示しています。
戦場のヴァルキュリア リマスター3
移動、攻撃はTPSスタイルで、射撃に関しては照準が表示されます。銃のほかにも兵科によってグレネード弾や火炎放射器、戦車修理ツールなど特有のものがあります。
射撃はヘッドショットも可能で、決まると少ないヒット数で敵を仕留められます。

この戦闘がアクションというスタイルは、自分のなかでありそうでなかったのでハマりましたね。移動中や武器選択中は容赦なく射程内の敵が発砲してくるので緊張感がありました。
戦場のヴァルキュリア リマスター5
エネミーフェイズになると、敵もCPを消費して行動します。移動して攻撃してくるので、予め味方ユニットをどんな場所で行動終了させるかもかなり重要になってきます。

ユニットのレベルが上がると、敵の攻撃を伏せて回避してくれることがあります。特にロージーは良くかわしてくれて本当に頼りになりました…。兵科が突撃兵だから攻撃も強いですし。
戦場のヴァルキュリア リマスター6
戦車は先述した通り 非常に強力なユニットで、固まっている敵兵をまとめて攻撃したり、強力な砲弾で大ダメージを与えたりすることができます。
戦車兵以外のユニットの攻撃がほぼ効かない敵戦車に対しても、砲弾でダメージを与えられます。

更に戦車自体を盾にして、歩兵ユニットを敵歩兵の射撃から守ることもできます。

そう言えば歩兵ユニットは、なぜか戦車で轢いてもノーダメージなんですよね。
戦場のヴァルキュリア リマスター7
ウェルキンだけが使える「オーダー」は、『スパロボ』で言うところの精神コマンドのようなもので、CPを消費して様々な支援効果を発揮します。
特にHPを回復する「救護要請」にはお世話になりました。 
戦場のヴァルキュリア リマスター8
各マップにはギミックや帝国軍の強力な兵器が登場し、苦しめてくれます。
本当に苦しかった…。
特にこの装甲列車は酷かった。機銃の射程が長くて広い上に壊せないっていう(≡ω≡.)
戦場のヴァルキュリア リマスター13
見事勝利し、作戦が終了するとリザルトが発表され、成績に応じた経験値とお金が貰えます。基本的にターン数が短いと高成績となります。
戦場のヴァルキュリア リマスター9
訓練、開発モード。
ここでは溜めた経験値やお金を使って、兵科のレベルアップや武器・戦闘服のレベルアップ、戦車のパワーアップなどができます。
戦場のヴァルキュリア リマスター10
レベルアップは、溜めた経験値を任意の兵科に割り振る形式。ボードのオレンジの線が縦ラインまで達するとレベルアップします。その兵科全員がレベルアップするので、ユニット単体でレベル上げをする必要がないので楽です。

武器も同様で、お金を払ってレベルアップすると、その兵科全員の装備が刷新されます。

かなり親切なシステムですよね。でも、そういうのは何事も裏があるものなんですよ…。
戦場のヴァルキュリア リマスター11
第7小隊はストーリーが進むと志願兵が次第に増え、最高で50人近くまでなります。その中から何名かをピックアップしてスタメン入りさせます。重要キャラクターは入れ替えできません。

各ユニットは「ポテンシャル」と呼ばれる特性を持っていて、決められた条件下で自動で発揮されます。アリシアの「田舎育ち」のように役に立つものもあれば、ロージーの「砂塵アレルギー」のようにアンラッキーなものもあります。
戦場のヴァルキュリア リマスター12
戦場で発揮されるポテンシャル。特にロージーは攻撃系のものと、味方を鼓舞するものとバランスよく持っているので非常に頼もしいキャラです。あと美人。くそっ、一人称が「アタイ」でなければ…!



それで結局このゲームは終盤の一歩手前くらいまでプレイしました。
そしてそこで心が折れました…。

難易度がかなり高いんですよ、このゲーム。序盤のマップは普通にクリアできるんですけど、中盤以降は初見殺しになっていて、事前知識がないとまず一発でクリアできません。
それに一回目のトライで試行錯誤してゲームオーバーになり、再戦して…で1つのマップをクリアするのに結構な時間がかかってしまうんですよ。ゲームシステム上では私は30時間くらいプレイしていることになっていますが、リアルではその1.5倍はプレイしています。

勿論フリーマップで戦闘してレベル上げをするという手段もありますが、単純にレベルを上げただけでは勝てないようになっています。
マップごとにギミックやトラップ、強力な戦車が配備されていて、プレイヤーの手腕が問われるんですね。

折角時間をかけて攻略していても、ゲームオーバーになったら水泡に帰してまたやり直し、という苦痛に耐えられなくなり、クリアはあきらめることにしました。『スパロボ』のように途中セーブできればまた違ったんですけどね。

それでも雰囲気は好きでしたし、CANVASという水彩画タッチで描かれるグラフィックも美しくて好みでした。オープニングも戦争モノなのにラブソングが合う、稀有なムービーで心に響きました。

最後に、第7小隊の皆に幸あれ!!


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。 

 

KOF96
ある日、庵が私を呼んだ。

そんな訳で、急にザ・キング・オブ・ファイターズをプレイしたくなりました。それも『'96』を。
庵と初めて出会ったのは『'96』でしたからね。

折角なんで、PS Nowを使って、ネオジオ版を移植したPS3版をプレイしてみました。


いやー…。



必殺技が出ねぇ。



そう言えば何かのサイトでアーケードの『'96』は技が出にくい、と書いてあったのを思い出しました。

まあ全然出せない訳じゃないんですけど、波動拳コマンドはほとんど出なくて、昇竜拳コマンドは出るという謎の現象。
さすがに庵使いの私も「鬼焼き」だけで戦うのは無理があるごたる…。『'96』は「闇払い」あっての庵じゃーん。折角京が闇払い捨てて「荒咬み」使いになったというのに…。まあそれでもある程度勝てることは勝てるんですけどw

ボディがあめぇぜ! というよりもう体全体が甘い(´Д⊂)
波動拳コマンドが出ないということは京も使えないということ。鬼焼きと「R.E.Dキック」だけで戦うのは辛い。

超必殺技なんて2回しか出せませんでした。


そんなこんなでゲームとしては全く楽しめませんでした。

なので電子版の説明書を読んで楽しむことにしました。

KOF96庵
八神チームのチーム紹介グラフィック。いやー、やっぱこのチームいいですねぇ。華がある。女性を従える庵。カッコいいぜ…!
バイスとマチュアがルガールの秘書だったとは知りませんでした。『'95』の途中デモで出てきたのはバイスだったんですね。
私はちなみにビジュアルも使用キャラとしてもマチュア派です。「殺してあげる!」と言いながら手で相手を切り裂くのが好きでした。
私は投げキャラはあまり得意じゃないのでバイスはあまり好まないですね。

KOF96京
対する京率いる主人公チーム。
パッと見て、当時違和感を感じた人は多かったんじゃないでしょうか。
京、紅丸と独特の格闘スタイルのイケメンが続いて、なぜか最後の一人は正統派柔道家の大門。

大門が浮いている…!! 

まあ使用キャラとしては使いやすいタイプの投げキャラでしたけどね。 

PS版では紅丸がかなり強かったですね。雷迅拳、真空片手駒などの強力な技が目白押しで、超必殺技もコマンドが簡単で出しやすい。
PS版は京と紅丸だけでほとんど勝てましたね~(・∀・) 

KOF96BOSS
そーしーてー、『’96』と言えば、この御三方。BOSSチーム!
良く手を組みましたねぇ、この極悪三人衆。

出で立ちを見るとMr.ビッグが一番カッコいい。同じ名前のロックバンドが存在するからか? いや関係ないね(独り言)。このキャラの台詞の「ハッピーか~い」は衝撃的でした。あと対戦時に2人の女性をはべらせて登場し、うち一人が「彼は凄いわよ」と言う演出も中3の私にはショックでした。凄いって、え、昼間の格闘のこと? 夜戦のこと??

見た目が一番変態的なのはクラウザーでしょう。なんて中途半端な半裸…。 「カイザーウェーブ」の出しすぎで隆々となってしまった大胸筋を見せたくてしょうがないんでしょうか。半裸のくせにアームガードつけてるし。

ギースが一番まともに見えます。キャラとしても使いやすかったですね~、超必殺技はコマンドが複雑で出せませんでしたが。


PS Nowって、こういう風に格闘ゲームやシューティングなどを遊びたいときだけ衝動的にレンタルするのに向いてますね。ちなみに今作は4時間レンタルして、十分堪能できました。4時間にしておいて良かった…(*´Д`*)

ちなみに前回レンタルした『バイオハザード5 オルタナティブエディション』は、飽きたのでクリアせずレンタル終了を迎えましたw

みなさんも宜しければPS Now、チェックしてみてください。
PS Nowラインナップ(2016.2.26)
 

いけにえと雪のセツナ
いけにえと雪のセツナは、2016年にスクウェア・エニックスから発売された、PS4用とPS Vita用のRPGです。異なるハード向けに同時発売されたマルチプラットフォームソフトです。開発はTokyo RPG Factoryが行いました。
キャッチコピーは「あの頃、みんなRPGに夢中だった。とりもどそう、ボクたちのRPG-。」


スーパーファミコンの時代のRPGを目指して製作されたとあって、イベントムービーやイベントボイスはありません。シナリオもほぼ一本道でシンプルですが、意欲的なシステムが複数導入されています。

~ストーリー~
この世界では魔物を鎮める為、ある村に住む女性が10年に1度「いけにえ」となり、最果ての地へと向かうという悲しい慣わしがあった。
ある年、いけにえを出したにも関わらず、魔物の数が一向に減らないという事態が起きた。中には魔物によって滅ぼされる町や村も現れ、被害はどんどん広がっていった。
こうして、前回のいけにえの派遣からわずか1年でまたいけにえが送り出されることになった。
傭兵である主人公もまた、護衛の一人としてこの旅に同行することになるのであった。

いけにえと雪のセツナ1
フィールド画面では往年の名作『クロノ・トリガー』のDNAを受け継いでいるとあって、移動に特化しています。エンカウントもありません。
雪に覆われた世界が今の季節にマッチして、気分が少し高揚しますね。

このゲームのBGMはほとんどピアノのみで演奏されたものです。それが魔物に脅かされる儚い雪の世界と「いけにえに向かう旅」という悲しげなストーリー にマッチして非常に印象に残りました。
いけにえと雪のセツナ2
戦闘はクロノ・トリガーと同じ「ATBVer.2」が採用されていて、ATBゲージが溜まったキャラから行動できます。

さらに今作では「SPゲージ」を利用しての「刹那システム」が採用されています。キャラクターのステータスを表すボックスのそれぞれ右側にある球体がSPゲージです。満タンまで溜まると結晶のようなものが1つストックされます。これがSPです。最大3つまでストック可能です。

SPがある状態で攻撃したり魔法を使ったりすると、キャラクターの頭上にマークが出現します。その際にタイミングよくボタンを押すことによって、追加ダメージを与えたり、補助効果の延長化ができたりなど、戦闘を有利に進められる様々な効果が追加で発生します。 これが刹那システムです。

刹那システムが成功すると、上記画像のように左側にSPアイコン付きで刹那システムが実行される行動内容がで示されます。
いけにえと雪のセツナ3
これは「キール」の「フレア」。刹那システムのお陰でいつもより多めに爆発しています。
いけにえと雪のセツナ4
これは「ヨミ」の「かまいたち」。とにかくこのゲームは視覚エフェクトが鮮やかで派手! 見応えがあります。
いけにえと雪のセツナ12
お馴染みの「連携技」もバッチリあります。
でも今作では序盤以外あまり使わなかったですね…。SP消費が高めの技が多かったので。
いけにえと雪のセツナ5

このゲームでは戦闘で勝利してもお金が手に入らない代わりに、「素材」が手に入ります。素材は同じ魔物でも、倒し方によって入手できるものに変化が生じます。この素材を売って旅の路銀にする訳です。
素材を売ると、「法石」と呼ばれる特殊なアイテムと交換できるようになります。法石は『FF』で言うアビリティをキャラクターにセットさせるものです。法石によって必要な素材とその売却数が異なるので、お目当てのものを目指して属性や刹那システムを使うなどして色々な敵の倒し方をしてみるのも、このゲームの楽しみ方の1つです。
いけにえと雪のセツナ6
法石は「法器」という装備アイテムにはめ込むことで使用できるようになります。『FFⅦ』の「マテリアシステム」に近いですね。法器自身も装備するとクリティカル率アップやMPアップなど、特殊な恩恵を得られるものがあります。
そして法器の真骨頂は法石を「昇華」させること。昇華とは、ダメージアップやMP消費量ダウンなど、特殊な効果を法石に付加させる現象のことです。
いけにえと雪のセツナ7
刹那システムを多用した法石は昇華の確立が高まります。
上記画像では、キールの「ファイガ」が5回目の昇華を迎えたことを表示しています。威力アップが4、行動後ATB増が1付加されています。

ちょっと分かりづらいシステムですが、プレイしていく中で私は段々理解することができました。
でもオールドRPGを目指すならこんな分かりにくいシステム、いらなかったのでは…( ̄ロ ̄;)
いけにえと雪のセツナ9
戦闘はダンジョンや町や村でのイベントで発生します。
ダンジョンは雪の世界を反映して、氷や結晶で覆われた寒冷洞窟や山などがほとんどですが、このようにギミックがある遺跡も登場します。
いけにえと雪のセツナ10
このゲームを彩る数々のキャラクター。特に仲間キャラは最近のRPGでありがちな、狙ったようなおかしな設定がなく、好感が持てます。 最後までキャラがブレず、物語が終わりに向かうにしたがって成長していく様は、スーファミ時代のスッキリした無駄な設定のないキャラクターたちを思い出させてくれますね。
いけにえと雪のセツナ11
個人的に一番好きな「ジュリオン」。王家の血を引きながら、勇敢で知も併せ持っている女性騎士です。
結局みんな好きになっちゃったんですけどねえ(笑) いい奴らばっかりで…。特に「セツナ」は優しすぎる。きっといいお嫁さんになるタイプです。


このゲーム、本当に無駄が無くスッキリしていて、存分にストーリーを楽しめるようになっています。クエストなんてものはありません。
戦闘バランスは序盤は少し甘めですが、中盤以降は法石や装備品でしっかり身を固めないときつくなってきます。特にボス戦。初見だとボスの攻撃に対処できないケースが出てきて、結構ボスにやられてゲームオーバーになることが多かったですね~。でも対策をしっかり練れば再戦して勝てるという、絶妙なバランスだと思います。

そして欠点ですが…
残念ながら結構あるんですよ。。。

・町や村に宿屋が無い。旅をしている感がちょっと薄れる
・戦闘時「逃げる」コマンドがない。専用消費アイテムを使わないと逃げられない
・プレイタイムが表記されない
・ロード時間が若干長い(家屋の出入りに3秒程、イベントで5秒程)
・イベント導入時に処理落ちすることがある
・範囲攻撃の効果範囲が示されないのでどこまで届くか分からない

ロードと処理落ちはVitaだからという噂です。元々PS4向けに作られたゲームをVitaに詰め込んだせいかどうかは分かりませんが…。
処理落ちはやばい時はフリーズします。私はラスボス撃破後にフリーズしました(大泣き)。あれ、前にもスクエニのゲームでこんなことがあったような…。

まあ粗はありますが、肝心のストーリーがかなり良かったので、私個人としては満足できました。終盤になると、このゲームのタイトルの意味が分かるようになっています。そしてラストは…。これはもうRPGファンなら自分の目で確かめてください。

本作とのクロノ・トリガーとブレイブリー・デフォルトの繋がりを探すのも楽しいですよ。思わずニヤリとさせられます。ブレイブリーのほうはまさか…! と嫌な汗が出そうでしたが(笑)
1週クリアするまでのプレイ時間は、法石集めやレベル上げなどのやりこみをあまりやらず、30時間未満程度だったと思います。


総評:私のメガネにかないました!
こんなにもせつないストーリーはゲームボーイの『聖剣伝説』以来でしょうか。
粗はありますが、光る部分が多いゲームなのでオールドRPGファンにはプレイして頂きたい、そう思います。
プレイするならPS4版が良さげですよ。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。 

どうもっ! ふじまろです(*・ω・)ノ

昨日はPS4/PS Vitaの『いけにえと雪のセツナ』の発売日ということで、新宿ビックカメラ前には長蛇の列が…できなかった。

私はネットで注文し、昨日中に届く予定だったので、まだかまだかと昼寝をしながら気を揉んで待っていました。

途中12時頃呼び鈴が鳴ったので部屋に備え付けの応対受話器に出たところ、「すいません、まちがえました~」。
期待させておいてさらに睡眠の邪魔をしおって…! とはあまり思わず、すぐまた惰眠をむさぼる私。

13時過ぎには目を覚まし、昼食を食べ、風呂に入って育毛し、風呂上りにストレッチをしているところへやっとブツが届きました。

私が買ったのはVita版。なぜなら、PS4版買おうがVita版を買おうが、どっちみちTVでプレイするので、だったら消費電力が少ないVita TVで遊べるほうを選んだのです。多分こっちのほうがローディング短いし。


2016-02-18-153604
プレイを開始して最初の印象。とりあえずグラフィックとピアノ音楽。まずこれが凄い。
木に近づくと、落雪する、雪の上を歩くと長い足跡がつく、など細かい演出もなかなか凝っています。
2016-02-18-161123
ヒロインのセツナは某3DSRPGの「アニ○ス」みたいな人だな、と最初は思いましたが、彼女よりずっと常識人だったので「あ、これは安定したヒロインだわ」と思いました。
2016-02-18-173911
このゲームの醍醐味、戦闘。
システムは『クロノ・トリガー』のATBVer.2を使用。やっぱATBいいっすわ。
技しか持っていないキャラも「魔法」というコマンドで統一されているのはちょっと違和感がありますが…。

今作で導入された、「SP」という自動で溜まる値を利用する「セツナシステム」。これはコマンド入力後、キャラが実行中マークが出た時点でタイミング良くボタンを押すと、そのコマンドが強化されるというもの。通常攻撃ならダメージが増え、魔法なら付加効果が発生…という感じです。
コマンドごとにマークが出るタイミングが違うので、色々なコマンドを使って練習したくなります。
2016-02-18-175813
連携技ももちろんあります。そしてこの連携技でも「セツナシステム」が使えます。連携に参加した人数分SPを消費しますが。

戦闘バランスは少し甘めで、序盤は特にレベル上げをしなくてもガンガン進めます。私はまだ序盤なのでこれ以降はどうなるかわからないですけど(^^;


戦闘以外のシステムについてはちょっと癖があります。

装備品は武器が防具の役割も果たしています。そして売れません。

魔法や技を覚えるのには「法石」というアイテムが必要で、それを装備する為に「法器」という装備品が必要になります。法器によって法石を装備できる数が決まっているので、法石を装備できる数を取るのか法器の特殊能力を取るのかを状況によって選ぶことになります。

お金は敵を倒しても手に入らないので、『ペルソナ4』のように素材アイテムを売ってお金にします。素材アイテムを一定値売ると、新しい法石が手に入る仕組みになっています。


とりあえず今のところは面白いです。
セツナが最終目的地で「いけにえ」になる為の旅という、悲しげなストーリーがグイグイ引き付けてくれます。
そしてピアノを主旋律としたBGMと雪に覆われた大地がさらにそれを引き立てます。


少し気になるのがロード時間。建物や村への出入りに3秒くらいかかります。噂だとPS4版はこのロードがほとんどなく、サクサクプレイできるとか。

今から購入を考えている方はPS4版のほうがいいかもしれません。


公式がストーリーはスーパーファミコン程度のRPGの長さにすると言っていたので、プレイ中の『戦場のヴァルキュリア リマスター』は一旦寝かせて、こっちを先にクリアしようと思います。

クリアしたら早速レビューしますね♪

ではでは。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。


ニュースーパーマリオブラザーズ
New スーパーマリオブラザーズは、2006年に任天堂から発売された、ニンテンドーDS用のアクションゲームです。開発も任天堂自身が行いました。
日本国内だけで約640万本以上を売り上げ、世界で3,000万本以上売り上げた超ヒットタイトルです。これは日本におけるニンテンドーDSソフトの最高売上記録となっています。
日本ゲーム大賞の2007年度優秀賞を受賞し、ファミ通アワード2006では優秀賞(リアレンジ賞)を受賞しました。

本編以外に最大4人まで参加できるミニゲームも収録されています。

ニュースーパーマリオブラザーズ3
今作は初代『スーパーマリオブラザーズ』のような、少ないボタンで爽快感を味わえる横スクロールアクションゲームを目指して製作されました。
実際、使用するのはYボタン、Bボタン、スタートボタン、十字キーのみです(YとBはXとAでも代用可)。

グラフィックは3D、操作感覚は2Dという感じです。
ニュースーパーマリオブラザーズ6
ステージゴールは懐かしいポールフラッグ式。条件が揃えば花火も打ちあがります。
ニュースーパーマリオブラザーズ7
『64』で登場した新しいアクションも搭載されています。
上記画像はブロックを破壊できる「ヒップドロップ」。スーパーキノコを取っていない、通常のマリオ状態でも出せますが、ブロックを壊せるのはスーパーマリオ以上の状態のときのみです。
ニュースーパーマリオブラザーズ8
もうひとつが壁キック。三角跳びのように壁を蹴って反対側へジャンプします。
後半になるとこのアクションを多用する場面が出てくるので、慣れないと後々辛いです…。
また、壁キック後は『ロックマンX』のように壁を滑ってゆっくり降りて来れます。
ニュースーパーマリオブラザーズ1
今作では過去作のようにマップも採用されています。ほぼ横一直線ですが、中には隠しコースやショートカットコースもあります。クリアしてもアイコンが赤いままのステージは別ルートのゴールが隠されているので、隠し要素を見つける目安になります。
ニュースーパーマリオブラザーズ2
マップ上の下画面。タッチで瞬時にワールド間を移動できるのは楽でいいですよね。
ちなみに私はまだ全てのステージを出現させられてません(^^;)
ニュースーパーマリオブラザーズ4
ステージギミックは『1』から『ワールド』までのものと、オリジナルのものがあり、かなり豊富です。私はこれが『64』以降初めてプレイしたスーパーマリオタイトルなので、ひょっとしたらほかの作品のギミックも登場しているかもしれません。

ちなみに上記画像のマリオは木から降ってきた落雪に埋まっております。
ニュースーパーマリオブラザーズ5
こんなに大きな敵も登場します。今までの2Dスーパーマリオとは毛色がちょっと違いますね。
ニュースーパーマリオブラザーズ9
今作の目玉、破壊神・巨大マリオ。ステージ上にあるあらゆるものを破壊して進む、ある意味進撃の巨人です。
この姿には「巨大キノコ」というアイテムを取るとなれます。

今作は『ワールド』のように余ったアイテムは一個だけストックできるので、極端な話、クッパの目の前でこのアイテムを使えば瞬殺できてしまいます(・∀・) そのときのピーチ姫のリアクションを想像してみてください…。

ほかにも隠しエリアへと進む際に必要になることがある、マメマリオ状態になれるマメキノコや、コウラマリオになれる青コウラなどが新アイテムとして登場します。


で、このゲームどうなのさ? ということですが、私は微妙に感じました…。
過去にゲームで遊んでいて、発売当時ゲームを離れていた人にも楽しんでもらえるように製作されたそうですが、はっきり言って難度が高く、ゲーム離れしてた人はさらに離れたんじゃないか、と。

『スーパーマリオ』シリーズなので難しくて当たり前なんですが、プレイしやすいように使用ボタンを少なくしておきながら、ヒップドロップや壁キックなどのファミコン時代にはなかったアクションを何故つけた? 特に壁キックは連続で出す場面ではタイミングが結構難しく、アクションに慣れる前に萎える可能性もあります。

私はPS2で遊んでいた現役ゲーム野郎だったのでまだなんとか馴染めましたが、このゲームは新規ユーザーや過去ユーザーにはキツかったと思います。

システム的にも、砦や城をクリアしたり、スターコインを消費して道を作ったりした際にしかセーブできないのは携帯機としてどうなのかなと思いました。自由にセーブできないのは『ワールド』の仕様なので、なんでここであれを引っ張り出したのか…(; ̄Д ̄)

決してつまらない訳ではないんですが、その代わりに面白い訳でもなかったというのが正直な感想です。
ほとんどワクワクしませんでした。シビアな場面では手に汗は握りましたが。


総評:私のメガネにあまりかないませんでした…。
なんで国内で600万本以上も売れたのか理解に苦しみます…。
このソフト以降、『スーパーマリオ』シリーズは買っていません。DSのボタンを全部使って遊ぶ『ワールド』を超える作品を期待していたんですけど…、今からでも3DS向けに作って欲しいですね!


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

↑このページのトップヘ