メガネなゲームレビュー

メガネが生活に必須なゲームフリークが、ゲームレビューと様々なゲーム情報をアップしていくブログだったのは過去の話。

2016年03月

魔神少女
魔神少女 -Chronicle 2D ACT-は、2014年にフライハイワークスからDL配信販売された、ニンテンドー3DS用の横スクロール2Dアクションゲームです。開発はINSIDE SYSTEMが行いました。この団体は同人サークルで、主に『東方プロジェクト』のゲームを手がけています。
尚、このゲームは2016年現在ニンテンドーeショップにて400円(税込)で発売中です。
後にPS Vita、Steamに移植されました。


このゲームの主人公は魔の力を管理する魔神であるジズー。人が魔法を使う際に必要となる「シェガー」という物体が、ある地方で大量に紛失したという事件を追うために地上に降りてきます。

魔神少女1
このゲームはボスステージ選択型。最初に登場するボスは6人。ボスを倒してステージクリアすると、クリアまでにかかったベストタイムが記録されます。このゲームはかなりやりこみ要素が用意されているんですが、このタイムアタックもそのうちの1つです。
1度クリアしたステージにも再度挑むことが出来、その際はボスもまた登場します。
魔神少女2
主人公・ジズーの初期時の基本攻撃はYボタンで出るライナーショット。ボタンを押しっぱなしにすると自動連射します。
敵を倒すと「トレース」という物体が手に入り、画面下の強化スロット(パワーアップゲージ)が右に伸びていきます。
『グラディウス』のように、好きなパワーアップの欄まで来た時点でボタンを押すと、その能力を得たり、能力を強化することができます。
ただ、ダメージを受けるとライフとともにトレースを一定数失ってしまいます。

このゲームはいわゆる初見殺しの類に入るアクションゲームですが、敵の配置を覚えてサクサク進められるようになるとどんどんパワーアップもできて、爽快感を感じるようになっています。

また、避け切れなかった敵の攻撃は、当たる瞬間に方向キーの横を押すと「ブロッキング」が発動し、ダメージを受けずに済みます。どこかで聞いたことがある、いやむしろ有名なシステムですが、任意に発動できるようになると非常に役に立ちます。
魔神少女3
各ステージには必ず1種類のギミックが用意されています。これは色のついた球体を撃つごとに、その色に対応したブロックが現れたり消えたりするギミック。
ほかにも近づくと消えるブロックや、矢印の向きに強制移動させられるパネルなどが登場します。
魔神少女4
ボスまでたどり着くと、会話デモが入ります。しかもフルボイス! 戦いが始まった直後もしゃべります。低予算だったでしょうに良く入れたなあ…。ちなみにエンディングテーマソングもあります(驚)。
魔神少女5
ボスは体力の減り具合に応じて攻撃パターンが変化します。『ロックマン』とは違い、パターンが変わるという恐ろしい初見殺し。ボスによっては見切れるようになるまで時間がかかります。
魔神少女6
ボスを倒すと、そのボスのテクニカルスキル(特殊能力)をゲットできます。このテクニカルシステムは、別のボスの弱点になる場合があります。ここらへんは『ロックマン』のおいしいところを持ってきてますね。
魔神少女7
テクニカルスキルはXボタンでリング状の中から選べます。L・Rボタンで切り替えることもできます。
使用する際にはトレースを消費します。なのでポンポン使っているとあっという間にトレースが空になってしまう…なんてことも。
魔神少女8
このゲーム独特のシステムに「グロウパート」というものがあります。これは、強化スロットに溜まったトレースではなく、今まで集め、蓄積された総トレース量を消費して恒久的にジズーの能力をアップするモードです。

ライフアップや残機数アップ、基本ショットの攻撃力アップのほか、テクニカルスキルのパワーアップも行えます。特にテクニカルスキルはパワーアップするごとに性質が向上するので、自分が苦手なボスの弱点スキルは特に強化しておきたい。


このゲーム、難易度がイージー、ノーマル、ルナティック(ノーマルクリア後選択可能)の3つに分けられているのですが、それぞれの難易度で敵の攻撃が変化します。安価なアクションゲームだと単に敵が固くなるだけとかの水増し感を感じるものが多いですが、このゲームではちゃんと難易度別にゲーム展開が変化します。特に顕著なのが、イージーではライフ回復アイテムが登場しますが、ノーマル以上だと出てきません。別ゲーのように難しくなります。

また、ジズーでゲームクリアするともう1人のプレイアブルキャラが登場します。勿論ジズーとは基本能力が違います。このキャラでもゲームクリアすることで、『魔神少女』を完全にクリアしたことになります。

さらに「プレイングレベル」というトロフィー機能のような課題をクリアすることで、各キャラの設定画や開発者インタビューを閲覧できるというやりこみ要素までついています。

3つの難易度とプレイングレベルを埋めることを考えれば、結構なボリュームになりますよ。これで400円は安い! 

BGMもステージやボス戦にマッチしてイケてるものが多く、ドット絵もキャラクターの細かい仕草まで描きこんでいる点などから、妥協しないで作ったという制作陣の熱意を感じますね。


総評:私のメガネにとてもかないました!!
私は初めから難易度ノーマルで挑戦したのであまりの初見殺しっぷりに若干引いてしまいましたが、時間をかけてステージの配置やボスの攻撃パターンを覚えれば必ずクリアできるゲームです。
久々に3DSのアクションゲームで熱くなりました。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

どうもっ!! こんにちは、ふじまろです。

先日レビューしたPS VitaのRPG『英雄伝説 空の軌跡 FC Evolution』。このゲームには美麗な一枚絵のCGが何枚か登場します(レビューはコチラ)。
今日はその中から、私が好きなものをアルバム形式で紹介していきたいと思います(´∀`)

注:今回の記事はネタバレを含みます!




FC Evolution CG集1
夕暮れ時の湖畔でハーモニカを吹くヨシュア。ハーモニカってこういうシチュエーションに合いますよね。

FC Evolution CG集2
旅の途中立ち寄った、とある村でのランチタイム。ヨシュアのお弁当のパエリアを、一口食べさせて欲しいとねだるエステル。照れと戸惑いの表情を浮かべるヨシュアが初々しい。 

FC Evolution CG集3
クローゼとの出会い。出会ったときに女の子座りをしていたことがクローゼがクローゼたる所以。

FC Evolution CG集4
普段と着ている服が違うエステルとクローゼ。クローゼが抱きかかえている女性は…?

FC Evolution CG集5
水上ボートで猛スピードで移動する三人。溢れるスピード感が伝わってくる一枚です。

FC Evolution CG集6
温泉地にてその1。どんな状況…?

FC Evolution CG集7
温泉地にてその2。仲良く露天風呂に入るエステル、ヨシュア、ティータの3人。

FC Evolution CG集8
敵の銃弾からティータをかばうアガット。ここで私はアガットに惚れました。

FC Evolution CG集9
ぎゅうぎゅう詰めのエステル、ヨシュア、ティータ、アガット。隠密行動中?

FC Evolution CG集10
珍しく真剣で物憂げな表情のオリビエ。何を想っているのか…。

FC Evolution CG集11
メイド姿になったエステル。正直エステルは髪を下ろしたほうが可愛いと思います。そしてもう片方のメイドは…どこかで見たことがあるような、ないような?


う~ん、記事を書いていてエステルとヨシュアの旅を思い出してしまいました。
主人公が女性って結構珍しいRPGだな~、と最初は思いましたが、今ではエステルが主人公で良かったと思っています(ゲーム開始当初はヨシュアが主人公だと思っていましたw)。

ちなみに私が男性キャラで一番好きなのはアガット、女性ではクローゼです。エステルも捨てがたいんですけどね(´∀`*) ティータは妹か姪にしたいという意味で可愛い。

ビジュアルだけでなく、ゲーム自体も素晴らしいので興味が湧いた方は是非プレイしてみてください。

でわでわ。

 

FC Evo
英雄伝説 空の軌跡 FC Evolutionは、2015年に角川ゲームスから発売された、PS Vita用のRPGです。日本ファルコムとキャラアニが企画・制作を行いました。
元々日本ファルコムがPC向けに販売した作品を、何度かリメイクして異なるプラットフォームで展開してきたゲームで、最新版のこのVita版ではキャラクターグラフィックの刷新、ボイスの大量追加、ゲームバランスやUIの変更などの大幅な手が加えられました。
『SC』『the 3rd』と続く、3部作の第1作目です。2016年3月現在、『SC Evolution』までが発売されています。

~ストーリー~
主人公のエステル・ブライトが住むリベール王国とエレボニア帝国の戦争が終わり、エステルがいつものように父親の帰りを家で待っていると、父・カシウスが傷だらけの少年を抱えて帰宅した。それがエステルと少年・ヨシュアとの出会いだった。
それから5年後、エステルはカシウス家の養子となったヨシュアと共に「遊撃士(ブレイサー)」になるべく訓練を積んでいた。そして今日、その最終試験が始まるー。


時代背景はまだあまり機械文明が発達しておらず、動力装置というものを使って様々な機械を動かしている、という時代です。 そんな中、護衛や物探しなど民間人の助力をする仕事である、遊撃士としてエステルとヨシュアが様々な出来事を通して成長していく様を描いた物語です。


FC Evo1
主人公のエステル・ブライト。
明るく活発な16歳の少女で、父と同じ職業の遊撃士を目指しています。
3大名台詞「あ、あんですってえええええええーーー!!!」「モチのロンよ☆」「レッツ・ゴー!」は作中で何度も出てきます。
得意な武器は父から習った棒術。アーツ(魔法)の使い手としてもなかなかの万能キャラです。
FC Evo2
ブライト家の養子となったヨシュア・ブライト。
礼節を重んじる好青年で、直感や正義感で動いてしまい、ちょっと抜けているところもあるエステルのフォローを担当しています。
戦闘能力は高く、さらにとっさの判断力・洞察力は正遊撃士にも勝るとも劣らないほど。
エステルと出会う前のことは、エステルがヨシュアが話す気になるまで聞かない、ということで謎に包まれています。

FC Evo3
町やフィールドは3Dで構成されていて、カメラを移動させて全体を見渡すタイプになっています。
移動速度はかなり速く、初めてプレイしたときは面食らってしまいました。今ではこの速度じゃないと満足できないですね。

このゲームはイベントはフルボイスになっていて、さらに主要イベントだけでなく遊撃士関連の仕事の会話もボイスがついていて、仕事に関わってくるモブキャラにもボイスが割り当てられています。しかも声優さんの力の入れ具合が半端無いので感情移入しまくりです。
特にオリビエというキャラを演じている子安さんのボイスは聞いていて楽しかったです(´∀`*) この人こんな演技もできるのか、声優さんて凄いな~と思わされました。
FC Evo4
このゲームのエンカウントはシンボルエンカウント制になっています。
敵が出るフィールドでボタンを押すとパーティーの先頭のキャラが武器を振り、それを敵に当てることで戦闘開始時に有利になることがあります。逆に敵のほうから横や背後から接触されると、不利な状況で戦闘が始まってしまいます。
FC Evo5
戦闘画面。
敵・味方ともグリッド上に位置していて、このグリッドを移動して攻撃したり仲間にアイテムを使ったりします。
FC Evo6
とはいえ、例えば「攻撃」を選ぶと自動的に敵に近づいて行動するので、シミュレーションゲームのように移動⇒~~、のような2重のコマンド入力は必要ありません。
ただし射程距離内に敵がいない場合は移動だけで行動が終わってしまいます。アーツ(魔法)は射程距離に関係なく繰り出すことができますが、駆動(詠唱)をはじめてから発動するまでに時間がかかります。

行動は素早さが高い順から行う形式で、画面左のバーに行動順が示されます。キャラのアイコンの横にマークがある場合、特殊な現象が発生します。この場合はZEROARTSで、アーツをEP(エネルギーポイント)を消費することなく、かつ即発動することができます。
ほかにもHPやEPが回復したり、敵にバッドステータスを付着させたり、様々な効果があります。
FC Evo7
アーツやクラフト(技)は効果範囲が単体のものから円状のもの、線状のものがあります。その大きさもアーツやクラフトによって様々です。
FC Evo8
ZEROARTSを利用して発動させたアーツ。
このように、半イベント感覚で戦闘は進んでいきます。ただ、敵にも同じようにこの有利な現象は発生します。オートモードにすると通常攻撃だけで戦闘することになりますが、戦闘を4倍速で進めることが出来ます。
FC Evo9
クラフトには2種類あり、通常のものと、CP(クラフトポイント)が100以上のときにだけ発動できる、強力なSクラフトがあります。CPは200まで溜めることができて、200のときにMAXの威力を発揮します。
FC Evo10
仲間になるキャラクターは皆、戦術オーブメントいう時計の内部構造をしているようなアイテムを持っています。オーブメントの穴が開いている部分(スロット)にクオーツという特殊な石をはめ込むことで、キャラは様々な能力(アビリティ)を身につけられます。
戦術オーブメントは一つ一つがオーダーメイド製で、キャラクターごとに形状が異なります。
FC Evo11
アーツはクオーツの決まった組み合わせによってどれが使えるようになるか決まります。クオーツは基本的に1つの属性しか持っていませんが、中には複数の属性を持っているものもあります。
このアーツを使えるようにするにはあと○○の属性が必要なのか、と色々考えながらクオーツの組み合わせを選ぶのもこのゲームの戦術的楽しみです。
FC Evo12
準遊撃士のエステルとヨシュアは、リベール王国を旅しながら正遊撃士を目指します。遊撃士は遊撃士協会という団体に所属していて、各支部のギルドで遊撃士の仕事を請け負うことができます。
いわゆるクエストですが、このゲームではストーリーを進めることも大事ですが主人公たちの職業上、遊撃士の仕事も重要なものとなっています。 この依頼はクエストというよりもミニイベントとなっていて、単なるお使いにとどまらず、これを通してゲームの世界観やキャラクターたちについて掘り下げて理解できるようになっています。
連れて行くパーティーメンバーによって台詞も変わり、しかもフルボイスなので、受けておいて損はありません。

また、このゲームでは戦闘でお金が手に入らないので、貰える報酬はかなり貴重です。
FC Evo13
ギルドにはストーリー進行に関わる依頼も入ってきます。
いつもと格好が違うエステル。どんな依頼なのか…。
FC Evo14
ゲーム中にはCGの美麗な一枚絵も登場します。
これはオリビエがシェラザードにお酒で潰されているところ。さすがの口達者でお調子者のオリビエも、酒ではザルのシェラザードには適わず。
FC Evo15
そして各地方での様々な人たちとの出会いと別れ。これを繰り返してエステルとヨシュアは遊撃士として人間的にも成長していきます。


このゲーム、始めた頃はストーリーが牧歌的であんまり緊張感がなく、販売会社が謳っている通り「ストーリーRPG」なのか? と疑ったものです。しかし、第一章の終盤から物語が大きく動き出し、ゲーム終盤では気づいたらコントローラーを持つ手に汗が…。

話の展開が非常に上手く、またキャラクターの心理描写がとても丁寧なので、いつの間にかゲームの世界に没入してしまっていました。
思わずジーンとしてしまった場面も何箇所かあります。

キャラクタービジュアルも私好みだったので、すぐにお気に入りのキャラができました。


欠点を挙げるとすれば、やはりお金が貯まりにくいことと、狭いダンジョン内で敵に出会うと横切るのが困難で戦うしかなくなる、という点ですね。


総評:私のメガネにとてもかないました!!
空の軌跡シリーズ未経験の方は是非プレイしてみてください。確かな「RPG」を感じるはずです。
経験者の方も、フルボイス化とキャラクターデザインの変更で新鮮な気持ちでプレイできると思います。
このゲームには、別に魔王がいたり世界に脅威が迫っていたりしなくても、RPGは成り立つんだな、ということを教えてもらいました。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

 

ダライアスバーストCS
ダライアスバースト クロニクルセイバーズは、2016年に角川ゲームスからPS4、PS Vita、Windows向けに発売された、横スクロールシューティングゲームです。
PS4版,Windows版はダウンロード版のみの販売です。
それぞれの仕様の違いは、PS4はネット環境があればVita版とクロスセーブが出来、ハイスコアのアジア内ランキングにも対応していて、ローカルで4人まで同時にプレイできます。
Vita版は先述したクロスセーブとハイスコアのアジア内ランキングに対応しています。完全一人用で、同時プレイはできません。
Windows版はハイスコアの世界ランキングに対応していて、4人までローカルで同時プレイできます。また、DLCとして公式設定集が販売されています。

この作品はアーケードの『ダライアスバースト アナザークロニクル』と『アナザークロニクルEX』、そして完全新規のオリジナルコンテンツである「CSモード」を収録したタイトルです。


実はまだこのゲームクリアできていないんで正式レビューじゃないんですけど…。ちょっと今の自分のプレイスキルでは、完全クリアするまでどう考えても数ヶ月はかかるな、ということが判明したので、一応ここで一区切りとして紹介させてください。一昨日の記事で威勢のいいこと言っておきながらスミマセンでしたあああああああ!!(TДT)

…ブログの運営上、このゲームばかりやっているわけにもいかないので…。。。


ダライアスバーストCS1
「ACモード」を選ぶと、アナザークロニクルをプレイできる「オリジナルモード」、アナザークロニクルEXをプレイできる「オリジナルEXモード」、そして新規コンテンツの「クロニクルモード」を選択できます。「イベントモード」は現段階では選択できません。

オリジナルモードやEXは、お馴染みの3つのステージを選んで攻略するモードです。残機無限モードもあるので、初心者でもゴリ押しでクリアできます。

ダライアスバーストCS7
クリアしたりゲームオーバーになってゲームが終わったときはこの画面が出ます。何ともニクイ演出。

ダライアスバーストCS2
クロニクルモードは、複数の星々を敵国ベルサー軍から救うやりこみ系モードです。まず挑戦する星を選びます。
ダライアスバーストCS3
すると、その星で挑戦できるミッションがヘックス状に現れます。これらをどんどんクリアしていき、最終的に全ての星を開放させることが目的です。

ダライアスバーストCS5
ACモードは画面がアーケードの2画面を模した作りになっていて、横に細長くなっています。
そして文字が小さい…。ちょっとこのモードは携帯機のVitaではプレイするのは辛いと思います。Vita TVかPS4でテレビ画面でプレイするか、Windows版を大きなモニターやTV画面に映してプレイするのが良策かと。
ダライアスバーストCS4
必殺の「バーストショット」。ほとんどのザコ敵を一撃で倒せるほか、敵が撃ってきた弾やビームなども消すことができます。
バーストゲージを消費して発射するので、無駄撃ちはできませんが、ゲージ自体は敵を攻撃したり、対空ショットで敵の弾を消すと徐々に増えていきます。

ダライアスバーストCS8
CSモードでは、今までのダライアスの歴史をミッションをクリアしていくことで追体験できます。マスが各ミッションを表していて、ミッション内容はアイコンで下部分に表示されます。
ここはボス⇒ボス⇒ステージ⇒ボス⇒ステージ⇒ボス⇒ボスの順で進んでいく、ということになります。
「Preset」とは、複数ある機体の中からそのミッション用に用意された機体のことで、これを使ってトライすることになります。
プリセット機ではどうしてもクリアできない! という場合は、ミッションをクリアしたときに得られるポイントを使って、ロックされている好みの機体をアンロックして使用することもできます。
ダライアスバーストCS6
ただし対空ショットやボムなどの装備のセッティングにもポイントを必要とするので、アンロックしたからと言って思うように使い放題になるというわけではないんですよね…。

これが初心者救済になっているようでなっていない微妙なところで、結局はポイント稼ぎがてら、自分のプレイスキルを磨くために本命ではないミッションにも手をつけることになります。まあ同じミッションを繰り返しトライしていれば、いずれプリセット機でもクリアできるようになります。…中盤までは。。。

私はクジラ型のボスはプリセット機では絶対勝てませんでした。個人的に一番使いやすい「ネクスト」でアーム(ライフ)を相当積まないとクリアできませんでしたよ…( ̄▽ ̄;)
ダライアスバーストCS9
このゲームでは新機体を含め、全9機の機体が登場します。それぞれ使い方に癖があるので、プリセット機で全部の機体を操作してみて、自分の一番のお気に入りを見つけて機体解除してやると、効率的にゲームが進められると思います。
画像の機体は新機体「ムラクモ」。バーストゲージの量に応じて最大4つのサポートユニットがつきます。サポートユニットは本体と同時に攻撃してくれたり、敵の攻撃を防いだりしてくれます。
 
ちなみにCSモードは全画面表示なので、このモードなら携帯機のVitaでも楽しめそうですね。
とは言え、腰を据えてやるタイプの大ボリュームのゲームなので、やはりTVやモニターでプレイするのが間違いないとは思います。 
ダライアスバーストCS10
これが私のお気に入り「ネクスト」。バースト機能を持っている上に(無い機体もあります)、ボムがホーミングしてくれるので使い勝手がいいです。

バーストショットは画面のように発射装置を外し、位置を固定させて撃つ事もできます。これが「設置バースト」というテクニックで、ステージでのザコ戦ではもちろん、ボス戦でも重要になってきます。通常のバーストショットよりも燃費が良く、発射している間に本体でも対空ショットやボムで攻撃できるので上手く使いこなせれば強力な攻撃かつ防御手段になります。
ダライアスバーストCS11
ボスがバーストを撃つ瞬間に自機でバーストショットを撃つと、強力な「バーストカウンター」となり、大ダメージを与えることが出来ます。
この技は機体によってやり易いものとそうでないものに分かれます。ちなみに私はまだ体得できていません…。
ダライアスバーストCS12
ボスは全て海洋生物を模したロボットになっています。シリーズ恒例ですね。
ミッションによっては見た目が同じでも攻撃パターンが違っていたり、色違いでパターンが大きく異なるボスも出てきます。
そして私はクジラとピラニアとカメが今のところ大嫌いです。
ダライアスバーストCS13
ミッションをクリアするとリザルト画面が出てきます。
各ステージでのスコアを合計したトータルスコアの数字に応じてポイントが貰えます。ある意味ACモードよりもハイスコアにこだわるモードですね。


私はダライアスシリーズにまともに触れたのが今作が初だったんですが、かなり面白いです! そして難しい!!
R-TYPEなんかも難しかったですが、あちらがパズルチックな要素も絡んで難しいのに対し、こちらは正統派で難しいというか…。まあ決して気軽にやれるゲームじゃないですね。

ボリュームもACモード、CSモードを合わせるととんでもないものになり、これ一本で半年以上遊べちゃいますね。シューティングは繰り返し遊んで何回もクリアして楽しむタイプのゲーム、という固定観念を見事にひっくり返されました。

YouTubeなどの動画サイトで攻略動画を見て、スキルを磨くのも楽しいですよ~。結構アップされていて、中には初心者向けに親切に解説までしてくれている方もいます。

これは横シューティングファンにとっては必須ソフトと言えるかも知れません。
逆にシューティング慣れしていない人にとっては敷居が高いかも知れませんね。

興味が湧いたシューターの方は是非購入してみてください。
個人的にはPS4版をおススメします。ローカルプレイもできますし、Vita版より挙動が安定しているようなので。PS4がない! という方はいい機会なので買ってください!!(笑)


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。 

 

ストレンジ ジャーニー
真・女神転生 STRANGE JOURNEYは、2009年にアトラスから発売された、ニンテンドーDS用のRPGです。開発はアトラスとランカースが行いました。

今作は真・女神転生のナンバリングタイトルではなく、外伝的な位置づけです。ですが私にとっては初の真・女神転生ゲームとなりました。

~ストーリー~
21世紀初頭、南極に突如として出現した「シュバルツバース」と呼ばれる謎の巨大空間。世界には大規模なブリザードと発表されたが、それは国連がメディアに流した虚偽の情報で、実質はあらゆる物質を飲み込み、拡大を続ける超常現象だった。送り込んだ無人探査機はことごとくシュバルツバース内で「破壊」されたが、送られてきた映像は奇妙なことに戦場や歓楽街など、人間社会の文明のものだった。
事態を重く見た国連は、シュバルツバース内部に有人探査機を送り込む最終プラン「シュバルツバース調査隊」を設立させた。主人公は国連が組織した調査隊の一員となり、人類の命運を担った奇妙な旅へ赴くことになった。 
だが、揚陸艦4隻中3隻がシュバルツバースに進入した際に大規模な損傷を起こし、主人公の乗っている「レッドスプライト号」もまた、不時着してしまうのであった。


このゲームは、悪魔がはびこっているシュバルツバース内を探索し、生き残りのクルーを探し、地上へ脱出する 手段を見つけることが目的です。
町やフィールド移動などはなく、レッドスプライト号を拠点としてシュバルツバース各エリアを探索する、ダンジョンRPGに近い内容となっています。 

ストレンジ ジャーニー1
調査隊の隊長・ゴア。一言で言うとタフガイ。カリスマ的なリーダーシップを持っている人物です。
ちなみにこれは進入前の時点。進入後トラブルに見舞われても、冷静に対処しクルーをまとめようとします。
ストレンジ ジャーニー2
「ブルージェット号」」の機動班・ヒメネス。一兵卒からの叩き上げの軍人ですが、利己的で現実主義なところがあり、今回この作戦に参加したのも報酬が目当て。
1匹狼かと思いきや、主人公とはシュバルツバース内でコミュニケーションを積極的にとってきます。

ヒメネスが説明している「デモニカスーツ」は想定されるあらゆる過酷な環境でも最高のパフォーマンスを発揮できる特殊スーツです。コンピューターも搭載されていて、探索用アプリを追加インストールしたり、悪魔と会話をしたりできます。 
ストレンジ ジャーニー3
レッドスプライト号の指令コマンド・アーサー。
彼から発令されるミッションをこなすことでストーリーが進行していきます。

ストレンジ ジャーニー4
エリア内探索画面。
フィールドは上画面に3Dで表示され、進むごとに下画面にオートマッピングされます。
マップにはダメージゾーンやセーブターミナル、アイテムや武具を製作する材料となる「フォルマ」など、様々な情報がアイコンで記されます。

正直このオートマッピング機能がなかったらクリアできなかったですね。ダンジョンは全体を通してかなり複雑なつくりになっているので、攻略に行き詰ったらまだ行っていない場所を探すのに非常に便利でした。それにゲームの仕様上、ミッションをクリアをするとレッドスプライト号をに戻ってまた新たなミッションを受ける、というケースが多いので、目的地に最短距離で移動するためにも役に立ちました。

ストレンジ ジャーニー5
これがフォルマ。移動中にデモニカがフォルマ反応を見つけるとマップに位置が表示され、解析すると手に入ります。これを集めてレッドスプライト号のラボに持って行くと、資材班がアイテムや武具などを製造してくれます。でもなぜか製造したものを渡してもらうには、お金を払わないといけないんですよね…。あこぎな商売ですな。
ストレンジ ジャーニー6
ダンジョン内では機動班クルーが散開していて、会うと会話が出来ます。
クルー以外にも会話が出来る悪魔もいて、彼らの中にはクリアすると報酬が貰える「EXミッション」の依頼をしてくる者もいます。いわゆるクエストですね。
もちろんこれはクリアしなくてもストーリーを進ませることは出来ます。
ストレンジ ジャーニー7
ダンジョン内でエンカウントが起こると、まず「戦闘」、「会話」、「逃走」の3つからコマンドを選べます。
戦闘を選ぶと音楽が一変してコマンド入力が始まります。オートバトルもできます。
会話はシリーズお馴染みのシステムで、悪魔の機嫌が良くなり、交渉ができる状態まで雰囲気が良好になると「仲魔」に誘ったり、お金やアイテムを要求することができます。

下画面には敵悪魔のアナライズ結果が表示されます。初めて遭遇した敵はアンノウンとしてグラフィックも表示されませんが、2戦目以降はグラフィック表示され、アナライズも戦うごとに進んでいきます。

ストレンジ ジャーニー8
こういうダークで現実味がある台詞を見られるのはメガテンならではですね。
ストレンジ ジャーニー9
このゲームでは悪魔の問いかけに対してどの選択肢を選ぶかで主人公の「スタンス」が変わっていきます。スタンスとはLAW、NEWTRAL、CHAOSの3種で、必ずどれかのスタンスに属します。悪魔もスタンスを持っていて、対極のスタンス同士だと会話に成功しても仲魔になってくれない場合があります。

また、パーティー内に自分と同じスタンスの仲魔がいると、その仲魔か主人公が敵悪魔の弱点を突いたときに一緒に追撃してくれます。これが「デビルCo-op」というシステムで、同じスタンスの仲魔同士でも発生します。
ストレンジ ジャーニー10
今作には『ペルソナ3、4』でもお馴染みの「悪魔全書」が搭載されています。1度仲魔になった悪魔はこの悪魔全書に登録され、有料で召喚することができます。
悪魔合体やレベルアップで強化された仲魔は、上書きすることで強い状態で召喚できるようになりますが、金銭コストが上がります。

ちなみに今作の悪魔合体は「2身合体」と、決まった素材悪魔の組み合わせで特定の悪魔を召喚する「特殊合体」のみです。
3身合体はありませんが、精霊悪魔を合体に用いて合体結果の悪魔のランクを上下させる俗に言う精霊合体や、合体した悪魔の能力を上げる御霊合体などがあり、法則も奥深いものとなっています。


クリアしての感想は「難易度高!」「暗すぎる…」というものでした。特に戦闘に関しては雑魚戦でも油断していると全滅しかけるというバランスで、メガテンの硬派さを味わうことが出来ました。ボス戦では「これ本当に勝てるのか?」と思ったことも度々です。だからこそ悪魔合体やレベル上げが重要になってくるわけですが。

「暗すぎる…」というのは、異界の閉鎖空間での悪魔との戦いというシチュエーションになっているので、雰囲気がかなりダークなことを表しています。人によってはこのストーリーは受け付けないかもしれません。

エンディングはLAWルート、NEWTRALルート、CHAOSルートの3つに分かれていて、私は初めはNEWTRALルートでクリアしました。現在2週目でCHAOSルートを進んでいます。引継ぎがあるのでサクサク進めて楽です(笑)

総評:私のメガネにかないました!
流石ネットショップ等で絶賛されたゲームだけあって、遊び甲斐がありました。
ダンジョン内にセーブポイントが多めに設置されていて、ちゃんとユーザーを意識して作られたゲームだと感じました。
3DSの『真・女神転生Ⅳ FINAL』の次はこのゲームをプレイされてみては如何ですか?


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。 

 

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