魔神少女 -Chronicle 2D ACT-は、2014年にフライハイワークスからDL配信販売された、ニンテンドー3DS用の横スクロール2Dアクションゲームです。開発はINSIDE SYSTEMが行いました。この団体は同人サークルで、主に『東方プロジェクト』のゲームを手がけています。
尚、このゲームは2016年現在ニンテンドーeショップにて400円(税込)で発売中です。
後にPS Vita、Steamに移植されました。
このゲームの主人公は魔の力を管理する魔神であるジズー。人が魔法を使う際に必要となる「シェガー」という物体が、ある地方で大量に紛失したという事件を追うために地上に降りてきます。
このゲームはボスステージ選択型。最初に登場するボスは6人。ボスを倒してステージクリアすると、クリアまでにかかったベストタイムが記録されます。このゲームはかなりやりこみ要素が用意されているんですが、このタイムアタックもそのうちの1つです。
1度クリアしたステージにも再度挑むことが出来、その際はボスもまた登場します。
主人公・ジズーの初期時の基本攻撃はYボタンで出るライナーショット。ボタンを押しっぱなしにすると自動連射します。
敵を倒すと「トレース」という物体が手に入り、画面下の強化スロット(パワーアップゲージ)が右に伸びていきます。
『グラディウス』のように、好きなパワーアップの欄まで来た時点でボタンを押すと、その能力を得たり、能力を強化することができます。
ただ、ダメージを受けるとライフとともにトレースを一定数失ってしまいます。
このゲームはいわゆる初見殺しの類に入るアクションゲームですが、敵の配置を覚えてサクサク進められるようになるとどんどんパワーアップもできて、爽快感を感じるようになっています。
また、避け切れなかった敵の攻撃は、当たる瞬間に方向キーの横を押すと「ブロッキング」が発動し、ダメージを受けずに済みます。どこかで聞いたことがある、いやむしろ有名なシステムですが、任意に発動できるようになると非常に役に立ちます。
各ステージには必ず1種類のギミックが用意されています。これは色のついた球体を撃つごとに、その色に対応したブロックが現れたり消えたりするギミック。
ほかにも近づくと消えるブロックや、矢印の向きに強制移動させられるパネルなどが登場します。
ボスまでたどり着くと、会話デモが入ります。しかもフルボイス! 戦いが始まった直後もしゃべります。低予算だったでしょうに良く入れたなあ…。ちなみにエンディングテーマソングもあります(驚)。
ボスは体力の減り具合に応じて攻撃パターンが変化します。『ロックマン』とは違い、パターンが変わるという恐ろしい初見殺し。ボスによっては見切れるようになるまで時間がかかります。
ボスを倒すと、そのボスのテクニカルスキル(特殊能力)をゲットできます。このテクニカルシステムは、別のボスの弱点になる場合があります。ここらへんは『ロックマン』のおいしいところを持ってきてますね。
テクニカルスキルはXボタンでリング状の中から選べます。L・Rボタンで切り替えることもできます。
使用する際にはトレースを消費します。なのでポンポン使っているとあっという間にトレースが空になってしまう…なんてことも。
このゲーム独特のシステムに「グロウパート」というものがあります。これは、強化スロットに溜まったトレースではなく、今まで集め、蓄積された総トレース量を消費して恒久的にジズーの能力をアップするモードです。
ライフアップや残機数アップ、基本ショットの攻撃力アップのほか、テクニカルスキルのパワーアップも行えます。特にテクニカルスキルはパワーアップするごとに性質が向上するので、自分が苦手なボスの弱点スキルは特に強化しておきたい。
このゲーム、難易度がイージー、ノーマル、ルナティック(ノーマルクリア後選択可能)の3つに分けられているのですが、それぞれの難易度で敵の攻撃が変化します。安価なアクションゲームだと単に敵が固くなるだけとかの水増し感を感じるものが多いですが、このゲームではちゃんと難易度別にゲーム展開が変化します。特に顕著なのが、イージーではライフ回復アイテムが登場しますが、ノーマル以上だと出てきません。別ゲーのように難しくなります。
また、ジズーでゲームクリアするともう1人のプレイアブルキャラが登場します。勿論ジズーとは基本能力が違います。このキャラでもゲームクリアすることで、『魔神少女』を完全にクリアしたことになります。
さらに「プレイングレベル」というトロフィー機能のような課題をクリアすることで、各キャラの設定画や開発者インタビューを閲覧できるというやりこみ要素までついています。
3つの難易度とプレイングレベルを埋めることを考えれば、結構なボリュームになりますよ。これで400円は安い!
BGMもステージやボス戦にマッチしてイケてるものが多く、ドット絵もキャラクターの細かい仕草まで描きこんでいる点などから、妥協しないで作ったという制作陣の熱意を感じますね。
総評:私のメガネにとてもかないました!!
私は初めから難易度ノーマルで挑戦したのであまりの初見殺しっぷりに若干引いてしまいましたが、時間をかけてステージの配置やボスの攻撃パターンを覚えれば必ずクリアできるゲームです。
久々に3DSのアクションゲームで熱くなりました。
当ブログをご覧頂きありがとうございました!
それでは また。
尚、このゲームは2016年現在ニンテンドーeショップにて400円(税込)で発売中です。
後にPS Vita、Steamに移植されました。
このゲームの主人公は魔の力を管理する魔神であるジズー。人が魔法を使う際に必要となる「シェガー」という物体が、ある地方で大量に紛失したという事件を追うために地上に降りてきます。
このゲームはボスステージ選択型。最初に登場するボスは6人。ボスを倒してステージクリアすると、クリアまでにかかったベストタイムが記録されます。このゲームはかなりやりこみ要素が用意されているんですが、このタイムアタックもそのうちの1つです。
1度クリアしたステージにも再度挑むことが出来、その際はボスもまた登場します。
主人公・ジズーの初期時の基本攻撃はYボタンで出るライナーショット。ボタンを押しっぱなしにすると自動連射します。
敵を倒すと「トレース」という物体が手に入り、画面下の強化スロット(パワーアップゲージ)が右に伸びていきます。
『グラディウス』のように、好きなパワーアップの欄まで来た時点でボタンを押すと、その能力を得たり、能力を強化することができます。
ただ、ダメージを受けるとライフとともにトレースを一定数失ってしまいます。
このゲームはいわゆる初見殺しの類に入るアクションゲームですが、敵の配置を覚えてサクサク進められるようになるとどんどんパワーアップもできて、爽快感を感じるようになっています。
また、避け切れなかった敵の攻撃は、当たる瞬間に方向キーの横を押すと「ブロッキング」が発動し、ダメージを受けずに済みます。どこかで聞いたことがある、いやむしろ有名なシステムですが、任意に発動できるようになると非常に役に立ちます。
各ステージには必ず1種類のギミックが用意されています。これは色のついた球体を撃つごとに、その色に対応したブロックが現れたり消えたりするギミック。
ほかにも近づくと消えるブロックや、矢印の向きに強制移動させられるパネルなどが登場します。
ボスまでたどり着くと、会話デモが入ります。しかもフルボイス! 戦いが始まった直後もしゃべります。低予算だったでしょうに良く入れたなあ…。ちなみにエンディングテーマソングもあります(驚)。
ボスは体力の減り具合に応じて攻撃パターンが変化します。『ロックマン』とは違い、パターンが変わるという恐ろしい初見殺し。ボスによっては見切れるようになるまで時間がかかります。
ボスを倒すと、そのボスのテクニカルスキル(特殊能力)をゲットできます。このテクニカルシステムは、別のボスの弱点になる場合があります。ここらへんは『ロックマン』のおいしいところを持ってきてますね。
テクニカルスキルはXボタンでリング状の中から選べます。L・Rボタンで切り替えることもできます。
使用する際にはトレースを消費します。なのでポンポン使っているとあっという間にトレースが空になってしまう…なんてことも。
このゲーム独特のシステムに「グロウパート」というものがあります。これは、強化スロットに溜まったトレースではなく、今まで集め、蓄積された総トレース量を消費して恒久的にジズーの能力をアップするモードです。
ライフアップや残機数アップ、基本ショットの攻撃力アップのほか、テクニカルスキルのパワーアップも行えます。特にテクニカルスキルはパワーアップするごとに性質が向上するので、自分が苦手なボスの弱点スキルは特に強化しておきたい。
このゲーム、難易度がイージー、ノーマル、ルナティック(ノーマルクリア後選択可能)の3つに分けられているのですが、それぞれの難易度で敵の攻撃が変化します。安価なアクションゲームだと単に敵が固くなるだけとかの水増し感を感じるものが多いですが、このゲームではちゃんと難易度別にゲーム展開が変化します。特に顕著なのが、イージーではライフ回復アイテムが登場しますが、ノーマル以上だと出てきません。別ゲーのように難しくなります。
また、ジズーでゲームクリアするともう1人のプレイアブルキャラが登場します。勿論ジズーとは基本能力が違います。このキャラでもゲームクリアすることで、『魔神少女』を完全にクリアしたことになります。
さらに「プレイングレベル」というトロフィー機能のような課題をクリアすることで、各キャラの設定画や開発者インタビューを閲覧できるというやりこみ要素までついています。
3つの難易度とプレイングレベルを埋めることを考えれば、結構なボリュームになりますよ。これで400円は安い!
BGMもステージやボス戦にマッチしてイケてるものが多く、ドット絵もキャラクターの細かい仕草まで描きこんでいる点などから、妥協しないで作ったという制作陣の熱意を感じますね。
総評:私のメガネにとてもかないました!!
私は初めから難易度ノーマルで挑戦したのであまりの初見殺しっぷりに若干引いてしまいましたが、時間をかけてステージの配置やボスの攻撃パターンを覚えれば必ずクリアできるゲームです。
久々に3DSのアクションゲームで熱くなりました。
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それでは また。