メガネなゲームレビュー

メガネが生活に必須なゲームフリークが、ゲームレビューと様々なゲーム情報をアップしていくブログだったのは過去の話。

2016年05月

ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり #1
この記事はネタバレを若干含みます。ご注意ください。


『ウィッチャー3』が終わりましたので、今日からドラクエヒーローズⅡをプレイレポしていきまーす(*・ω・)ノ
前作は未プレイなので、シリーズ初めて目線で書いていこうと思います。尚、今回はあんまりストーリーには触れず、それ以外の部分をクローズアップして書いていきたいと思います。


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まずこのゲームは主人公を男性、女性の2人から選べます。丁度画像に映っている2人ですね。ホイミスライムじゃないですよ!
男性のデフォルトネームはラゼル、女性はテレシア。私はラゼルを主人公にしました。

2人はイトコという設定で、生まれ育った国は「ジャイワール」。ラゼルはここ「オレンカ」国に士官学校の留学に来ていて、テレシアは祖国の士官学校に在学中。
そしてテレシアがラゼルに会いにオレンカに到着したところからストーリーは始まります。

このホイミスライムは「ホミロン」と言う名前で、ラゼルと寮で仲良くなったとか。ベレー帽が似合っていて可愛いですね~(´∀`*)


そして2人と1匹で過ごしているうちに、夕暮れ時になり、食事をとろうとしていたところ…何故か2人の祖国ジャイワールがオレンカに攻めてきます。その戦闘に巻き込まれる2人とホミロン。
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そしてザコモンスターを一掃すると、巨大なモンスターが登場! 綺麗なおねーさんも登場!!
しかしジャイワール軍は何でモンスターを従えているの?? 兵が全員魔物使いなのか??

巨大なボスを倒した彼らは何やかんやで綺麗なおねーさん「オルネーゼ」が仕えている、世界の盟主国である「ゼビオン」へ向かうことに。
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道中で早速ドラクエシリーズのキャラに遭遇!
『Ⅳ』のトルネコ! 伝説の武器を求めてあっちこっち旅していたら、この世界に迷い込んでしまったよう。
戦闘面ではあんまり役にたたないんだろうな、どうせモンスターの宝箱を盗んだり、足払いをかけたり、変な商人軍団呼び出したりして戦力にならないんだろうな、と思っていたら…。
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実は凄い役立つおじさんでした!
まず出会った時点で保有しているスキルポイントを使って、パーティー全員のHPを回復できる「けんじゃの石」を覚えられるほか、状態異常を治す「ばんのうの杖」というスキルもあったり、初期特技の「はかいのてっきゅう」が前方小程度の範囲攻撃ながら高威力だったりと、回復だけでなく攻撃面も役立つ立派な戦士でした。

ただ動きが遅い上、コンボを稼げる技に乏しいので使っていてそんなに楽しいキャラではないですね…。しかし回復役として序盤の固定メンバーですよ、この人。「べホマラー」使えるミネアが出てきたら交代だな…( ´_ゝ`)
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トルネコの能力をピックアップしたので、ついでにほかのメンバーの能力も見ていきましょう。
まず男性主人公のラゼル。スタイルは双剣で、所謂二刀流です。ガードも2本の剣で受けます。立ち状態の基本攻撃が全てコンボに繋がるので、使っていて非常に爽快感があります!
初期特技の「ダイヤモンドダスト」は前方への飛び道具、「さみだれ斬り」は前方への連続攻撃。動きもスピィーディーで回避もしやすい。まさにどんな敵・局面でも対応できるオールラウンダー。
ちなみにテンションMAX時に放てる必殺技は「ギガブレイク」。2本の剣の衝撃波を前方へ放つ、強力な飛び道具系の技です。
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女性主人公のテレシアは片手剣。もう片方の手には盾を装備しています。
まだ自分の中で双剣と差別化がうまくできていないんですよね。まあこっちもオールラウンダーであることは同じです。ガードは盾でします。また盾を装備できる分、双剣よりも守備力が高いです。
ちなみに男性主人公は氷結属性、女性主人公は火炎属性です。
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オルネーゼは巨大な斧を使う戦士。
基本攻撃自体が重いのに、コンボを狙える技も兼ね備えているという強力なアタッカー。
初期特技の「鉄鋼斬」はヒットした敵の守備力と素早さを下げるという、序盤では嬉しいステータス低下効果がある技。「蒼天魔斬」は広範囲を攻撃できる技で、大勢の敵を相手にするときに役立ちます。
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ハイテンション時に出せる必殺技は「森羅万象斬」。この圧巻の一撃、刮目せよ!!

さて最初の目的地ゼビオン到着後、今度は砂漠を渡ってジャイワールへ向かうことに。そこで出会ったのがジャイワール兵とモンスターに追われていた…。
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『Ⅶ』のガボとマリベル。
私は『Ⅶ』やったことないんでこれが初見です。あ、どうも。

この2人もトルネコ同様、気づいたらこの世界に迷い込んでいたそう。
今後出てくるドラクエシリーズキャラには全員この理由を通すんでしょうか…。苦しいな…。
そしてテレシアのうなじを観察するホミロン。
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マリベルの武器はブーメラン。完全なる飛び道具で、少~中距離くらいまで飛ばして攻撃できます。デュアルカッターを使用すると、複数のブーメランで離れた敵を攻撃できます。
代わりに近接攻撃手段に乏しいのがデメリット。特技のクロスカッターで後方へ下がりつつ攻撃するのが基本か、というところ。攻撃呪文はメラ系が使えます。これも飛び道具…。
ちなみに出会った時点で保有しているスキルポイントを消費して、「ルカナン」を覚えることができます。私は真っ先に覚えさせました。ゴーレムやごろつきなどの巨大な敵には不可欠な呪文なので。まあオルネーゼの「鉄鋼斬」でも同じ効果は出せますが、対象範囲が異なるので。
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ガボは単独では爪で戦い、狼と連携することでコンボ技に繋げたり、追い討ちをかけたりすることができます。
ガボの持ち味は何と言ってもスピード! 適当にボタンとスティックをガチャガチャしているだけで周囲の敵を殲滅させることができます。使っていて爽快感は今のところ一番ですね。
特技の「おおかみよび」では狼3匹が画面端まで突進してくれるので、飛び道具も持っています。
個人的にはアクション初心者向けのキャラかな、と思います。
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フィールドでは様々なモンスターが思い思いに本能の赴くまま行動しています。
街道のど真ん中でスライムを枕にして昼寝するスライムナイト…。これやっているとき自分も眠かったなあ。
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寝ているなら奇襲!!
このクッキリ描かれたモンスターたちは芸術の域に達していますね。

フィールド音楽や街の音楽はナンバリングタイトルから流用していいるので、耳に心地いいです。


では次回へ続きます…。

 

ウィッチャー3 ワイルドハント
ウィッチャー3 ワイルドハントは、2015年にスパイク・チュンソフトから発売された、PS4用のオープンワールド・アクションRPGです。PC、Xbox One向けにも同時発売されました。
このゲームはポーランドのゲーム開発会社CD Projekt RED社が開発し、スパイク・チュンソフト社が日本語ローカライズして日本で販売しました。
国内だけで14万本以上を売り上げ、全世界で600万本以上を売り上げた大ヒット作です。
The Game Awards 2015にて「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。


今作はシリーズものの3作目で、これが完結編となっていますが、前作、前々作をプレイしていなくても楽しめるように、登場人物の過去やこれまでの話の流れがデータベースに登録されていて、それを見ることによりストーリーを補完できるようになっています。


まずこのゲームの最大の特徴として、オープンワールド系ゲームながら、とても親切な設計になっていて、和製ゲームに近い感覚で遊べることが挙げられます。 
オープンワールド系と言うと、広大なマップにポイッと放り出され、簡単なチュートリアルの後に後はお好きなように楽しんで、というよく言えば自由度が高い、悪く言えば目的を作りにくい、何をすればいいのかわかりにくいというのが多い印象ですが(私が過去プレイしたGTA5がそうでした)、このゲームは目的が「クエスト」という形で示され、画面にクエスト遂行の為にどこに行けばいいか、何をすればいいかが表示されます。
ホワイト・オーチャード1
このお陰で次にするべきことがはっきり分かり、広大な世界で無駄にウロウロすることがなくなります。
また、基本的にあまりストーリーに関わらない「サイドクエスト」や「ウィッチャーへの依頼」などについても、メニュー画面でクエストマークを付ける事で行動の指示が出るようになっています。

これだけでもかなりユーザービリティに優れていますが、メニューからいつでも見れる「チュートリアル」にはこのゲームに関するほとんどのこと、例えば操作方法について、敵のデータ、ゲーム内の歴史についてなど重要な情報が記載されていて、基礎的なことや応用的なことまでいつでも復習ができるようになっています。
この部分は、電子説明書がないPS4タイトルの模範と言えますね。
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また、1度行ったことのある標識の場所には、プレイヤーが別の標識から一瞬で移動できます(ファストトラベル)。これがかなり便利で、わざわざ馬や走りで行ったりきたりする手間が省け、サクサクとゲームを進められることに一役買っています。
?マークの場所は未探索の場所で、盗賊たちのねぐらがあったり、財宝が眠っていたり、怪物の巣だったり色々なパターンがあります。このゲームを100%楽しむなら、?マークは全て潰しておきたいですね。私は結構残しちゃいましたけど(笑)
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戦闘はプレイヤーが怪物に近づくとシームレスに始まります。
基本的に主人公の武器は剣で、ボタンによって小攻撃、大攻撃、防御、バックステップ、回転回避などのアクションを繰り出すことが出来ます。
「印」と呼ばれる魔法で攻撃したり、シールドを張ったりすることもできるので、各アクションを組み合わせればバラエティに富んだ戦い方ができます。爽快感はあまり感じないと思いますが、間合いの取り方や位置取りなど、敵との駆け引きを楽しむ要素があります。
ケィア・モルヘン2
また、このゲームの大きな特徴として、主人公と第3者との会話時に出てくる選択肢のシステムがあります。
会話中の受け答えとして最も適当と思われるものを選ぶわけですが、この選択が後のストーリー展開に変化をもたらしたり、登場人物の行動に変化をもたらしたりします。
アドベンチャーゲームでよく見られる手法ですが、それがこのゲームでも適用されています。
中には主人公の行動を選ぶものや、時限式のものもあり、前回と違う選択肢を選ぶとどうなるのか、という2週目以降の楽しみに繋がります。
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私の最終装備データ。
剣は人間や人型モンスターに使う「銅の剣」と、それ以外のモンスターに使う「銀の剣」の2種類があります。
装備アイテムは戦闘を繰り返すうちに痛んでいき、それが一定値に達すると能力が低下します。これは町の鍛冶屋や修復アイテムで回復できます。ここらへんが結構リアルなんですよね。
装備品にスロット(穴)が空いている場合は、「ルーン石」という魔力が込められた石をセットすることで、ステータスをアップさせることができます。
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また、このゲームには「アビリティポイント」という成長ポイントがあり、レベルアップしたときや「力の場」という特殊な場所で得られます。
獲得したアビリティは物理攻撃や印など、4分野の能力に割り振って能力を強化できます。
キャラメイキングもこのゲームの楽しみの1つですね。
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そしてRPGのキモであるストーリーですが、これはちょっと好き嫌いが分かれるかもしれません。ストーリーと言うより、世界観、と言った方が正しいですね。
戦争の最中に繰り広げられるダークファンタジーものなので、残酷な描写やグロテスクな表現が嫌いな方は向かないかもしれません。
逆にその方面にある程度耐性があって、ダークファンタジー好き、という方なら間違いなくハマると思います。
私は適正が合ったらしく(笑)、最後までこのゲームを楽しむことが出来ました。


それから欠点というか、気になった点を3点ほど。
・町の鍛冶屋のアイコンが消えることがある
・回数制限のある補助アイテム(爆弾など)は、使い切っても捨てないと新しく補充できない
・同行するNPCが部屋のドアと扉につっかえて進めなくなるなどの細かいバグが発生することがごく稀にある

1つ目に関してはどうしようもないですけど、3つ目に関して、このゲームにはオートセーブ機能がついていますが、こまめに手動セーブもとっておいて万が一に備えたほうがいいですね。


欠点も書きましたが、現在の日本のオープンワールド系ゲームの中では遊びやすさ、面白さにおいて突出していると思いますので、PS4をお持ちで18歳以上の方なら是非1度プレイして頂きたいですね。
オープンワールド系の入門作としてもおススメです。

発売して1年が経過しても中古で値段があまり落ちないのは面白いから、人気があるからです!! 
近々(5月31日)に最後のDLCパックが発売されるので、今が本編を購入するグッドタイミングですよ(´∀`)


総評:私のメガネにとてもかないました!!
このゲームをプレイして、オープンワールド系ゲームに対する見方がかなり変わりましたね。オプションで決定ボタンを×ボタンから○ボタンに変えられるなんて、和ゲーに慣れた身としてはとても嬉しかったです。
今後発売されるオープンワールド系が全部ウィッチャー3のような親切設計ならいいのに…。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

ウィッチャー3 ワイルドハント  #15
この記事はネタバレを含みます。ご注意ください。


前回、太陽の石を使ってワイルドハントの船「ナグルファー」をおびき寄せることに成功したゲラルトたち。ワイルドハントとの最後の戦いが始まる。


ナグルファーが出現すると、ワイルドハントの魔力で発生した氷で海が凍り、ゲラルトたち遊撃隊が乗っていた船は座礁してしまいました。そこで走ってワイルドハントの船に近づくことに。
次々に「門」を開いて現れる雑魚たちをニルフガード兵たちやワイマールらと協力して倒し、ナグルファーに近づくゲラルト。しかし、あと一歩というところで敵の航海士・カランシールの魔力で氷漬けになり、動けなくなってしまいました…。

その頃シリはアヴァラックと共にいて戦況を見守っていましたが、案の定戦地へと飛び込もうとしていました。アヴァラックは止めても無駄なことを分かっているようで、カランシールの杖を破壊すれば氷はなくなると助言し、シリを見送りました。

そしてシリとカランシールの一騎打ちが始まりました。
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戦闘ではカランシールは瞬間移動を回避するのでコンボが中々決まりづらかったですね。
まあ本当のことを書くと割と楽勝で追い込めたんですけどね、なぜなら最低難易度だから!!

カランシールのHPを一定値まで減らすとムービーシーンに移り、2人の瞬間移動を駆使しての攻防が描かれました。その中でからくもシリは杖を破壊することに成功しましたが…。
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その代償にカランシールの攻撃を喰らってしまい、倒れてピンチに陥ります。
とどめをさされそうになったそのとき、シリは力を振り絞って(いるように見えた)瞬間移動し、なんとかその場を切り抜けました。 

杖を破壊したことで氷が解け、ゲラルトも復活!
今度はゲラルトとカランシールの戦いです。
今度のカランシールは瞬間移動するは「門」を開いてザコ敵を召喚するはでなかなか歯ごたえがありました。シリで戦ったときに楽勝だったので油断してしまい、ちょっとピンチになりかけました。慢心はダメですね。
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カランシールを追い詰めるとムービーシーンに切り替わり、ゲラルトが剣でカランシールの体を貫きました。
これで終わりか…と思いきや、カランシールはゲラルトの足を掴み、最後の力で瞬間移動しました。移動先は…海中!
道連れにしようと必死なカランシールの手を振りほどき、何とか水面まで浮上し事なきをえました。カランシールはそのまま海底に向かって沈んでいきました…。おびただしい量の血を体から流しながら。

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そしてついにワイルドハントの総大将・エレディンと対峙。これが世界の運命を決める戦いになります。
ゲラルトが来る前にエレディンに挑み、散ってしまったクラフに目をやるゲラルト。握る剣に力が入ります。

そして戦闘開始。
エレディンは弱かった。3発くらい喰らわないとゲラルトのHPゲージは減りませんでした。なぜなら最低難易度であるうえ、猫流派のウィッチャー装備をしていたから!!!
それでも追い詰めた後の氷の結界を使っての攻撃兼防御は厄介でしたけどね。
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そしてエレディンをついに打ち倒したゲラルト。
戦闘開始前にエレディンはゲラルトに何かを話そうとしていましたが、結局話さずに戦いが始まりました。
決着が着いた今、その話の内容を訊くゲラルト。
すると「アヴァラックは我々をわざと戦わせた…。我々はアヴァラックに騙された」と、衝撃的なことを言い出しました。つまり、ゲラルトがエレディンと戦っている間にアヴァラックはシリを連れ出していた、ということです。勿論、シリの力を利用するために。

するとイェネファーが瞬間移動でゲラルトを迎えに来てくれました。彼女にシリとアヴァラックの行方を訊いてみるも、分からない様子。
そして空が暗くなり、流星が降ってきました。「天体の合が始まったわ。急がないと…」天体の合とは、異なる世界をひとつに統合する儀式のこと。これにより、ワイルドハントとアヴァラックの故郷であるアイン・エレをこの世界と融合させることもできる上、使い方によってはもっと恐ろしいこともできる、とイェネファー。

ゲラルトとイェネファーはシリとアヴァラックがいると思われる塔へ馬を跳ばして急ぎます。
そしてイェネファーが塔の強力な結界の一部に裂け目をつくり、そこからゲラルトが侵入しました。「シリを連れて戻る」、そう言い残して。
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塔に入るとムービーシーンが始まり、アヴァラックとゲラルトが対峙しました。剣を抜くゲラルトに対し、自分の剣を捨て、戦う意思はないことを告げるアヴァラック。
そんなことされてももう信用できないですよ。イェネファーよりタチの悪い隠し事人間だからな…。
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そこへシリが現れ、自分が頼んで天体の合をアヴァラックに起こしてもらった、とゲラルトに告げます。
その理由は、あらゆる世界を破滅へと導く〈白き霜〉を止める為だそう。これまで幾つもの世界を終焉へ導いた白き霜は、そのうちこの世界にもやってくるので、天体の合を利用して異世界に飛び、根源を排除したい、と。それができるのは古き血脈の子である自分だけ…。

ここで選択肢が出てきて、「シリ…それは駄目だ」を選びました。そうすると規則は破る為にあるの、とどこかの刑事ドラマで聞いたような台詞を言い放ち、一度だけ振り返ると、そのまま異世界の入り口へ入っていきました。

中は猛吹雪で、立っているのがやっと、というような状態。しかし、ここでゲラルトとケィア・モルヘンでやけ酒したこと、アヴァラックの研究室で古き血脈の始祖・ララ・ドレンのペンダントをつけてもらったこと、魔術師会のメンバーに呼び出されたときにゲラルトがついて来てくれたことなどが脳裏をよぎり、果敢に吹雪に立ち向かって進み始めました。



そしてシーンは変わり、1週間後、ヴェレンの湿地帯ー。そこにゲラルトの姿がありました。そう、森の妖婆が住むあの湿原です。
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ゲラルトはヴェセミルの形見であり、そしてシリの形見でもあるメダルを取り戻す為にここにやってきていました。そう、シリは世界を救いましたが、命を落としてしまったのです。
湿原で人狼と出会ったゲラルト。この人狼は沼地が汚染されたせいで弱っていて、最早人間を襲う力すら残っていませんでした。
彼に自分の目的を告げ、妖婆のところまで案内してもらうことに。

途中、狼狩りをしていた人間たちに会い、妖婆の居場所を訊きましたが、彼らは妖婆をかばって教えてくれませんでした。それどころか捕まえた雌狼を放すように言うと、戦闘になってしまいました。
…この時点で嫌な感じがしてきましたね。
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そして妖婆の館にたどり着くと、長鼻の妖婆が中から現れました。
「お前は苦しんでいる。恐れている。死にたがっている」そう言い放つ妖婆に対し、「嘘だ。俺は何も感じない」と返すゲラルト。これはハッタリで、妖婆の言っていることが真実だったんだと思います。「予言は覆らない。お前はここで死ぬ」とも妖婆は言っていました。

そして周りには賞金と引き換えに仲間を人間たちに殺された怪物たちが現れ、戦闘に突入。
敵は妖婆とザコ数匹であっさり終わりました。
そしてムービーシーン。必死に逃げる妖婆に向かって、もう一本の剣を投げて串刺しにし、止めを刺すゲラルト。

その後ゲラルトは妖婆の服を漁りますが、メダルは出てきません。今度は館の中を荒らしながら探すと、ようやく見つかりました。
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そのメダルを掌に入れて腰を下ろし、静かに目を閉じるゲラルト。

しかし館の外ではいつの間にか怪物たちで溢れ、まるで吸い寄せられるように次々と中に入っていきました…。

【完】


クリアしてから攻略サイトを見て知ったのですが、このゲームはエンディングが大きく分けて3通りあり、私が通ったルートのエンディングがバッドエンディングというか、一番後味が悪いエンドのようです。唯一シリが死ぬエンドですし。
その後の世界情勢についてダンディリオンの語りがあった後、ゲラルトについては一切触れていなかったので、恐らく妖婆の館で命を落としたのかと思われます。
シリが死んで生きる目的が無くなったゲラルトは見ていて辛かったですね…。再度このゲームをプレイする機会があれば、今度はもっといいエンドを迎えたいです!


それでは長い間『ウィッチャー3』の冒険にお付き合い頂き、ありがとうございました!!

レビューもしますよ~(´∀`*)

 

ウィッチャー3 ワイルドハント  #14
この記事はネタバレを含みます。ご注意ください。


前回、ワイルドハントの将軍「ゲールズ」を懐柔することに成功したゲラルトたち。来る最終決戦に向けて、ほかにも各々がそれぞれ行動を起こしていた。

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トリスは女魔術師会の重鎮であるフィリパ、そしてマルガリータの行方を追っていました。
そのフィリパですが、情報を集めていくうちに、フクロウの姿に変身したところを仲間の魔術師に捕らえられ、その後その魔術師が魔女狩りにあいフクロウのフィリパを含めた所有物が全て競売に出され、一時はゾルタンが所有していたものの、現在はシギが所有していると言う何とも波乱万丈なことになっていました。

シギとフィリパと言えば元々北方の国、ラダニアのラドヴィッド前王に仕えていた間柄。その後フィリパが王を暗殺し、シギにも暗殺者を送ったことで今は完全に敵対状態になっています。

とにかくシギの経営している浴場へトリスと行ってみると、特殊な鎖を外されて元の姿に戻ったフィリパが暴れ狂っていました。当然、ゲラルトやトリスの言葉にも耳を貸さず。
しょうがないのでフィリパの攻撃を避けつつ、地下道まで行ってようやく捕まえることができました。
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そしてシギとフィリパがあまりいい形とは言えない再会をしたところで、現ラドヴィッド王暗殺の話が持ち上がりました。そしてサイドクエストになりました。
これは後々のストーリーに大きく関わるクエストになりそうでしたが、メインストーリーを進めたかったので私は無視しました。
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フィリパの体調や再生してきたばかりの目の状態を気遣うトリス。
太陽と闇みたいな対照的な見た目ですね。
ワイルドハントとの戦いに協力して欲しい旨を告げると、承諾してくれました。そしてフクロウの姿になり、その場を去っていきました…。


一方、その頃イェネファーはマルガリータがオクセンフルトの牢獄に捕らえられているという情報をキャッチしていました。ゲラルトと話をしていると、その牢獄から脱出してきてという男が店に出現。お互い初見だった為、捕らえられると勘違いした男は逃げてしまいました…。
ゲラルトが捕まえて危害を加える気はなく、牢獄の情報を聞きたいだけだと伝えると、あっさり話してくれました。

そしてゲラルトとイェネファーはオクセンフルトへー。
潜入は勿論ゲラルト。前もって男から聞いていた、牢獄へ続く地下道へ繋がる井戸の中に飛び込んで、群がる怪物やウィッチハンターを排除し、マルガリータがいる牢屋を解錠。
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ふふふ、何をしているんだろうねえ?
正解はイェネファーに座標を送っていたのです。そしてイェネファーが瞬間移動で現れました。マルガリータは生きていましたが、連れのほうは瀕死の状態でした。彼女の「女魔術師らしく誇り高く死にたい…」という願いを聞き、先にイェネファーとマルガリータを脱出させ、剣で介錯するゲラルト。
…こういう汚れ仕事も請け負ってくれるなんて、真の漢ですねぇ、ゲラルトって。

ゲラルトがノビィグラドに戻ると、トリスとイェネファーが話があるとゲラルトを呼び出します。ゲラルトを巡って2人が出した結論を聞かせたいから、夜になったら酒場の「キングフィッシャー」の個室に来てくれとのこと。「おもしろくなりそうだな」と呟くゲラルト。

そして指定された場所へ行くと、トリスとイェネファーがお色気ムードで迎えてくれました。ベッドに仰向けにされ、両手に手枷をはめられるゲラルト。これは3人でのもっこりタイムか!? と思いきや、「報いは受けてもらうわ」とゲラルトを残し部屋を後にする2人。
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二兎を追うものは一兎をも得ず。そういうことでした。
こんなことならイェネファーには手を出すんじゃなかったよ…!!
翌日、部屋に様子を見に来たダンディリオンに笑いものにされる始末。浮気ダメ。絶対。
「真の漢」は撤回。。。

さて、本筋に戻り、アヴァラックからワイルドハントをおびき寄せる「太陽の石」を探すことを請け負ったゲラルト。スケリッジのどこかにあるということで、手がかりをもとに西へ東へと奔走。
その途中、シリとイェネファーがなにやら相談しているところへやってきたゲラルト。シリ曰く、アヴァラックが以前忘れ物を取りに行くのにわざわざ瞬間移動を行ったことがあり、自分に絶対に何か隠していることがある、とのこと。そこで彼の秘密の場所とやらを探ることに。
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場所をつきとめ、イェネファーの魔力で入り口を開き中に入ると、「古き血脈」の系譜が描かれた巨大な図式がありました。そのほか、「古き血脈」の遺伝子を使って人工的にシリのような存在を作ろうとしたがことごとく失敗していたことが分かりました。
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そしてもっと奥に進むと、エルフの女がいました。
女はシリに対して良くない感情を持っていて、アヴァラックが嫌々シリに協力している、化物、などの辛らつな言葉を吐いてその場を去りました。
それが事実なのか否か分かりませんが、シリはひどく心を痛め、「研究室をメチャクチャにしてやりたい」的なことを言い出しました。ここで選択肢。私は「落ち着け」という選択肢を選びました。

何にせよ、アヴァラックは重要なこと全てをゲラルトたちに明かしてはいないようですね。。。


そして遂に太陽の石の在り処が判明。強力な魔術が施されている場所なので、アヴァラックから女魔術師を同行したほうがいいと助言を受けていたゲラルト。今回はフィリパが同行することに。

フィリパは魔術師としての力は超一級ですが、いかんせん口と性格が悪い…。一緒に探索していて気分がいい相棒ではなかったです。
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遺跡の最深部でついに太陽の石を発見すると、そこでフィリパが唐突に、ワイルドハントとの戦いが終わったらシリを魔術師協会に渡して欲しいと言い出します。ニルフガードの王の下でのイェネファーの出世劇はワイルドハントを倒し、シリを渡したらそこで終わり。自分たち魔術師協会なら、シリが皇位に就いた後も現王の特赦の下でシリをバックアップできる、と。そうすればニルフガードには強力な女魔術師の体制が出来上がる…。

要するに次期ニルフガード女王シリを利用して、自分たち女魔術師協会が政治的権力を持てるようにしたいということですね。実にあざとい。
そしてフィリパはフクロウに変身して自分1人だけ遺跡を脱出しました。この人もかなりの危険人物ですねぇ。 


残りの女魔術師フリンギラの行方を追っていたイェネファーから、彼女はニルフガード王に囚われているという情報が入りました。イェネファーが王と取り交わした契約に反しているこの事態は看過できないので、イェネファーが一筆啓上し、ゲラルトがスケリッジに来ている王の船へ侵入してフリンギラを解放するよう交渉することになりました。
船への上がり方がわからず30分くらい無駄にしましたよ…(;´Д`)
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王にイェネファーの手紙を手渡すと、あっさりフリンギラを解放してくれました。

これで決戦前のメインクエストは全て終了。あとは太陽の石を使ってワイルドハントをコチラの世界へ誘い込むのみ。

…の前に書き忘れましたが、シリが今までお世話になった人たちへのお礼参りにつきあったり、「臆病者」ことスヒャールの墓を作りに行ったりと親子の時間を過ごしたりもしました。
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さて、最終作戦会議。
アヴァラックが太陽の石を発動させ、ワイルドハントがその誘いに乗り彼らの船「ナグルファー」が現れたら、ニルフガード艦隊が退路を塞ぎ、女魔術師たちが魔力でワイルドハントのアイン・エレへの帰還を阻止する。逃げ場をなくして一気に勝負を決める、というもの。
シリは今回も安全な場所で待機!! する訳ないのに!!!

にしてもここでニルフガード軍の力を借りることになるとはね…。
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そして太陽の石を発動後、強力な冷気が流れ、航海士カランシールとともにナグルファーが現れました。この船には総大将のエレディンも乗っているはず…!!


次回、最終回です!

 

ウィッチャー3 ワイルドハント  #13
この記事はネタバレを含みます。ご注意ください。

前回、ケィア・モルヘンでワイルドハントと激闘を繰り広げたゲラルトたち。しかし兵力の数で圧倒的に勝るワイルドハントに次第に押され、イェネファーの結界も破られてしまい、敵の総大将「エレディン」の侵入を許してしまう。そしてついにヴェセミルが敵の手によって倒れてしまった。その光景を目の当たりにしたシリの特殊な力の解放で敵を退けられたが、今後どう動くかゲラルトは考えあぐねていた。


次のワイルドハントとの戦いに早くも考えを巡らせていたアヴァラックから、もっと多くの女魔術師の力が必要、という話が出てきました。奴らに対抗するには強力な魔力が不可欠、とのこと。そこでイェネファーとトリスは「女魔術師協会」のメンバーの力を借りるため、動くことになりました。何やらその協会とイェネファーとは過去に因縁があるようでしたが…。

次の日。
シリは力の制御の練習をアヴァラックの指導の下で行っていました。が、全く上手くいかない様子。 
フラストレーション溜まりまくりのシリに、ゲラルトは酒を勧めました(選択肢で雪合戦も有り)。「キクねー!」といい呑みっぷりのシリ。そんなシリにゲラルトはずっと付き合ってあげていました。


翌日。
シリの呼び声で早朝に起こされたゲラルト。シリから唐突にヴィジマの「はげ山」へ行こうと誘われます。何でもその日、森の貴婦人たちをもてなす催しがその山で行われ、そしてヴェセミルの仇であるワイルドハントの将軍の1人、「イムレリス」も来るとのこと。
アヴァラックから聞いた話らしく、それが本当ならかなりの危険をともなう場所へ行くことになりますが、シリの気持ちを尊重して行く事に。

催しの場に着いたのは夜。何でもこの宴は毎年開かれていて、3人の若い男女が貴婦人の元へ赴くならわしとのこと。「どうせその人たちは戻ってこないんでしょう?」と宴について説明してくれた村人にシリが尋ねると、「いや、戻ってきて大抵のものは運試しに旅に出る」とのこと。どう考えても怪しい。

その後、貴婦人たちが用意した門番とやらを2人がかりで倒すと、シリとゲラルトが、イムレリスと老婆たちそれぞれどちらを相手にするかジャンケンで決めることに。イムレリスと戦いたいというシリに対し、危険なのでそれは避けさせたいゲラルト。
ジャンケンの結果、ゲラルトが勝って、彼がイムレリスと戦うことになり、ターゲットがいる山頂へ向かうことに。
そしてシリは妖婆どもを倒すため、奴らの居場所へと通じる木の幹にある穴に飛び込みました。
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そこでは妖婆たちが貴婦人の姿で鍋を囲んで料理をしていました。真っ赤なスープ、その場に散乱している人間の死体…。やはり彼女たちは3人の男女を喰っていたようです。
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そしてシリが近づくと、本来の妖婆の姿に戻り「戻ってくると思っていたわよぉ~」。
よう、随分と久しぶりだったな、妖婆さんたちよ。 
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そして殺害タイムへ。てめえらに今日を生きる資格はねえ!!
3体1ですが、回避を重視してヒット&アウェイで確実に一匹ずつ倒し、ほぼ楽勝でした。なぜなら最低難易度だから!!

全員片付けた…とシリが思った瞬間、長鼻の妖婆がまだ瀕死で生きていて、カラスに姿を変えてシリの首から提げていたウィッチャーのメダルを奪って逃げていきました。
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一方、その頃山頂ではエルフ?の女たちを侍らしているイムレリスのところへゲラルトがやってきました。

そして戦闘開始。
通常の戦闘が終わると、ムービーシーンが始まりました。イムレリスの武器をアードの印で吹き飛ばし、優勢に立ったと思ったら、腕力で勝るイムレリスに両手で首を掴まれ、ピンチに陥るゲラルト。
「貴様の戦い方はどこで習った?」「貴様が殺したウィッチャーだ!」
アグニの印でイムレリスの頭部を攻撃し、ピンチを脱出するゲラルト。イムレリスは金属の兜を被っていたので、アグニの炎で頭部は焼けただれて、最早瀕死の状態になっていました。
ゲラルトはとどめとばかりにイムレリスの巨大な金属製棍棒で頭を攻撃! グシャッという音とともにムービーは終わりました…。


その後、シリと合流したゲラルト。イムレリスを倒したことを告げました。シリはヴェセミルの形見のメダルを老婆の1人に奪われて、とても悔しそうでした。ここで選択肢。「来て良かった」を選びました。そして並んで寄り添う親子。

それから1週間後。
2人の姿はノビィグラドの街にありました。そこでは魔女の代わりに非人間族を火あぶりにする光景が広がっていました。常に隣人に恐怖してしまう人間の愚かさ。これがその象徴であるというゲラルトのメッセージがムービーで流れ、考えさせられましたね…。リアルの世界でも異質な存在は排他されるのが当然ですから。

ここからはワイルドハントとの最終決戦に向けて色々と準備をするクエストが発生します。 

とりあえず私は、ワイルドハントを内側から崩す作戦があるというアヴァラックについていくことにしました。
何でも将軍の1人「ゲールズ」はワイルドハントの内政を一手に取り仕切っていて、エレディンのサポート役でもあるという重要なポジションを任せられている男。しかし、彼が忠誠を誓っていたのは前王。実はその前王はエレディンによって毒殺されていました。それをネタにしてこちら側に引き込もうという訳です。

ゲールズはワイルドハントの居住世界「アイン・エレ」にいるので、「門」をくぐって会いに行く事になりました。
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「門」の先には見たこともない奇妙な世界ばかりが広がっていました。
アイン・エレに到着するまでに複数の「門」をくぐって行ったのですが、この画像の世界が一番厄介な世界でした。特殊なモヤが発生している箇所が何箇所もあり、そこでは呼吸ができなくなるのです。再び呼吸するためにはモヤが届かない場所へ移動するしかない。ちなみに呼吸ゲージが空になるとHPゲージが凄い勢いで減り始めます。ウロウロしているとあっという間に昇天。
最早死にゲー。地形を覚えて突破するまで5回ほどリトライしました。
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苦労の甲斐あってアヴァラックとアイン・エレに到着し、ゲールズと接触できました。
言葉だけでは納得できないだろうと踏んでいたアヴァラックは、夢見術師コリンヌの力を借りて、彼に暗殺現場の夢を見せようと考えていました。
と、言うわけでゲールズを伴いノビィグラドへ帰還。

そして夢見術師のもとへ赴くと、アヴァラックがその場にいる全員が同じ夢を共有させるための術をコリンヌに施し、いざ夢の中へ。
夢の中では杯を口にしたあと、急に力なくぐったりとなり杯を手から落とす前王の姿が。そしてその背後にはほくそ笑むエレディンの姿がありました。

夢から覚めたゲールズは、今後はエレディンから援軍の指示があっても、できるだけ応えないようにすることを約束してくれました。

打倒エレディンに向けて一歩前進です。


さて、物語は佳境に入ってきました。あと記事2回分ほどで終了すると思います。


続きはまた次回!


 

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