メガネなゲームレビュー

メガネが生活に必須なゲームフリークが、ゲームレビューと様々なゲーム情報をアップしていくブログだったのは過去の話。

タグ:PS4

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ペルソナ5は、2016年にアトラスから発売された、PS4・PS3用のRPGです。
ペルソナシリーズ20周年を記念して、様々なグッズを同梱した『20th アニバーサリー・エディション』も同時発売されました。


この記事は正式なレビューではありません。
また投げました。。。
なので私がプレイした時点までの感想と、ネタバレにならない程度の既に開示されている情報のみ記載していきます。プレイ時間は約20時間です。また、過去記事にもあるようにペルソナシリーズはナンバリングタイトルは全てプレイ済みです。

尚、バッドに感じたポイントを結構挙げているので、この記事を読まれて中には不快に感じる方も出てこられると思いますが、そこは自己責任でお願い致します。当然、このままブラウザを閉じて頂いても構いません。
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今回の物語の舞台は東京。ペルソナシリーズでは初めて実在する都市が舞台です。
物語は大都会のカジノから始まります。
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カジノに潜入し、宝物を入手した主人公。天井付近を跳び回り、シャンデリアに跳び移って真下の客を不敵に見下ろすところまで美麗なアニメーションで描かれています。
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今作は主人公たちが怪盗団という設定で、探索パートでは移動の際にジャンプやよじ登るといった怪盗らしいアクションを要求される場面があります。いずれも○ボタンひとつで行えるので、アクションゲームのような難しさはありません。高い場所を次々にジャンプして跳びまわるのは、怪盗らしさを堪能できて楽しかったです。
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戦闘システムの基本は『3』、『4』に準じたものとなっています。異なる点は『1』以来の銃がメイン武器とは別に装備・使用可能になったことや、ザコシャドウと会話をして新たなペルソナにしたり、金品を要求できるようになったりした点ですね。銃にはちゃんと属性が割り当てられています。個人的に『1』で頼りになった銃が復活したのは思い入れもあって嬉しかったですね。
また、懐かしいスキルが復活したり、新スキルが追加されたりして、攻撃手段が増加して戦闘の戦略性が増しました。
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弱点属性を突く・突かれるとダウンするシステムは健在です。敵全員をダウンさせられれば上記の会話を行えたり、おなじみの総攻撃をかけたりすることができます。
今作ではペルソナコマンドを選択するだけで装備ペルソナが現れるようになっていて、主人公たちの異能力者的な表現が強調されかなりカッコよくなっています。これはまさに私好みの演出!
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走ると何故かインクが飛び散ります。
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今回の探索パートでは、怪盗らしくいかに敵に見つからずに探索できるかがテーマになっています。基本、正面からのアタックはNGになっています。なので死角からの不意打ちが基本になるのですが、それを手助けするのがこのカバーアクション。このアクションを利用すると、設置物から設置物へと身を隠しながら瞬時に移動できます。

この後、主人公がカジノの建物から脱出した後の顛末までがオープニングになっています。これ以降は現在ムービーもスクリーンショットも撮れない仕様になっています。
ネタバレ防止の為、ストーリーに関する記述はここまでにします。


このゲームで素晴らしいと感じた点は、徹底したユーザービリティの向上を図っている点です。

まず、字が大きい。海外製ゲームの流行で小さな字がスタンダードになりつつある現在、スクリプトを読むことを主眼とするRPGで文字が大きいという配慮。これが嬉しかったです。

また、過去作で導入したデモやイベントのスキップ・早送り機能、会話のログ閲覧機能などは当然の如く搭載されていて、更にゲーム中いつでも難易度の変更ができるようになっています。難易度変更が可能な点には助けられました。今作のダンジョン探索には色々な理由で日数がかかるようになっているので。

大都会・東京が舞台ということで施設がかなり多く用意されていて、アドベンチャーパートの過ごし方の選択肢が一気に増えて楽しみが増したのもグッドです。コープ(『3』、『4』のコミュに該当するもの)のランクアップや主人公の人間力ステータスの増強も考えないといけないので、自由時間に何をしようか迷ってしまうほど。

イベント時はほぼフルボイスなのも豪華。

極めつけは、戦闘時にボタンひとつで自動的に敵シャドウの弱点スキルを表示してくれるアシストボタン機能(弱点が判別していて、所持ペルソナの中にその弱点スキルがある場合のみ発動)。戦闘の時間短縮にかなり役立ってくれました。



逆に残念だった点は…

うーん…。

正直かなりあるんですよね(苦笑)。
まあプレイを続けるのが苦痛になって投げたので、それだけに色々あるのですが…。


一番はシナリオと人物の設定です。
私は別作品のレビューでも記述しましたが、RPGはストーリーがキモだと考えています。そしてそれに繋がる登場人物や舞台背景の設定なども重要だと考えているのですが、今作はそれが粗いと感じました。
大筋の根幹部分はしっかりしていると感じましたが、枝葉の部分まで見るとそれがあらわになってきて、プレイし続けるにつれて違和感がどんどん大きくなってしまいました。

今作は主人公たち少年少女怪盗団が、悪い大人を改心させる世直し劇という内容の作品になっています。まだ物事の分別がつかない未成年たちがターゲットをハッキリと「悪人」だと判断できるようにする為か、ターゲットになる人物が極端な悪人に仕立て上げられています。その為強引な人物設定がなされ、矛盾点や首をかしげたくなる点が生まれてしまったのではないかと思いました。具体的に書けないので説明がし辛いですが、実際にプレイをしてみると「いやおかしいだろ」と突っ込みたくなる点が多かれ少なかれ出てくると思います。

また、開発・リリースされた時期の現実世界を反映したシリーズのゲームゆえか、色々な意味でエグい表現や演出が結構出てきます。巨人が人間を喰らう漫画やゾンビが人を喰らう漫画が大ヒットし、社会的不正がはびこるご時勢なので、そういう作風が好きな方には受けると思いますが、苦手な人には辛く感じるかもしれません。私は後者のほうなので、最初のエピソードからキツイな、と感じていました。メンタル弱いですし。

そして行き過ぎたスタイリッシュ路線。狙いすぎていて、私は引きました。特に戦闘後のリザルトシーンが…。それにメニュー画面がちょっと見辛く感じました。グッドポイントでユーザービリティ云々書きましたけど、ここはちょっと過ぎた演出が弊害になっているかな、と。

ペルソナシリーズと言えば上質なBGMが評価されていて、私も大好きなのですが今作は耳に残ったのが戦闘曲と2、3曲くらい。もっと進めれば気になる曲が増えたかもしれませんが。

最後にモルガナ以外の怪盗団のメンバーに愛着が湧かなかった点。自ら世直しをする高校生たちという設定の為か、青草さが強く、ちょっと受け入れられませんでした。


まだまだ例はあるのですが、これ以上は作品そのものの批判になり兼ねないのでここでやめにします。


たかが20時間くらいプレイしただけで何を言ってんだコイツと思う方もいると思いますが、このブログは投げた作品についても記載するブログにしているので記事にしました。ちゃんとお金を払ってゲームを購入させてもらいましたし。

この作品は細かい点さえ気にせず、好きなキャラができればかなり楽しめるゲームだと思います。グッドポイントで挙げたように素晴らしい点が多く存在し、システムが洗練されていますから。私は神経質で肌が合わなかったのでプレイを途中でやめてしまいましたが。シリーズのファンなので悔しいですが、嫌々続けるのは作品に対して失礼ですし、また時間がもったいないと判断しましたので。

最後に、特に抵抗がなければ難易度は低めに設定したほうがこのゲームをより楽しめると思いますよ。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

 

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バイオハザード4(PS4版)は、2016年にカプコンからダウンロード販売された、サバイバルホラーアクションゲームです(同じ作品がXbox One向けにも販売されています)。同年12月にパッケージ版も発売されました。
2005年にゲームキューブ用に発売され、その後多機種に移植、リメイク販売された同名ゲームを再度リメイクし直した作品となっています。

これまでの同名作品と大きく異なるのは以下の3点です。
①画面解像度が1080pまで対応し、フレームレートが60fpsで動作する
②音声出力が5.1chサラウンドに対応している
③操作方法が3種類から選べる

特に③に関しては、TPSゲームに順ずる操作、オリジナル操作方法とTPSゲーム操作がミックスされたような操作、ほぼオリジナル操作方法に順ずる操作の3つから選択でき、ゲーム中にいつでも変更が可能になっています。
ただどの操作方法にしても、他TPSゲームのように右スティックでカメラを移動し、その画面の中を左スティックで移動するということはできません。これには慣れが必要になってくると思います。私はPS2版を4年前にプレイしたきりでしたので、最初かなり操作に戸惑って序盤でいきなりピンチになりました(笑)
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流石に画質が1080pだけあって、グラフィックはかなりキレイです。敵の表情もはっきり見えます。また、高フレームレートに対応しているので敵が大量に画面内に出てきても処理落ちすることなく、滑らかに動きます。壁に引っかかって動けないおマヌケさんはごくたまに出てきますが(笑)
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やはりこのゲームは、ハンドガンでヘッドショット⇒体術で吹っ飛ばす⇒ナイフでトドメを刺すという独特のテンポが最高に気持ちいいですね。この爽快感はPS2時代から変わりません。

武器で言えばショットガンで敵をまとめて吹っ飛ばす爽快さ、ライフルで遠くの敵を狙撃する緊張感、マインスロアーで盾持ちの敵を爆破粉砕する感覚がたまりませんね。
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キャラのCGに関しては、元が元なのでどうしても粗い面が目に付きます。指の関節や鼻の輪郭など…。これはしょうがないですね、まさかカプコンが今更こういう細かいところまでイチから作り直す労力をかけるとは思えませんし。
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アタッシュケースの中や、表示文字もハッキリクッキリ。
この画面からリロードできないのがもどかしい。。。まあ元が10年以上前のゲームですからね。
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個人的にこのゲームはQTEが多すぎだと思います! そんないらねーだろと。特にカイザーウェーブさんとの対戦時はわずらわしかった…。ちなみにPS2版ではR1+L1同時押しだった入力ポイントはR2+L2に変更になりました。なぜ壊れやすいボタンのほうに変えた!!? 力んで押しちゃうので、私のDUAL SHOCK4のボタンが壊れたら原因はこのゲームでしょう(苦笑)。
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伝説の巨人もキレイに描写されています。醜いんだけどキレイ。
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細かいオブジェまでハッキリと描きこまれています。これにはちょっとした感動を覚えました。
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アシュリーへの有名なセクハラもこんな感じで再現できます。
まあプレイ難易度が一定以上なら普通に見えるシーンあるんですけど…。ついでに言っておきますと、揺れます。何がとは言いませんが。
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チャプター終了後のCGはめっちゃキレイになっています。アシュリーの可愛さ3倍増し!
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これが本当のファイヤーダンス。
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本編クリア後に出現するエイダが主役のコンテンツ、「The another order」と「ADA THE SPY」も当然収録されています。エイダは体術がキック系のみですが、これがまた美麗なんですよね~。操作感覚はレオンとあまり変わらないですけど。
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ただ、「The another order」のムービーが何故か古いままなんですよね。本編はリメイクしているのになぜこっちはしなかったのか。これにはちょっと興醒めでしたね…。まあ本編のCGと見比べて、技術の進歩を確認するという意味ではいいのかもしれませんが。現在のカプコンの仕事に対する姿勢がこういうところに現れている気がしますね。
それからこのコンテンツの難易度が上がった気がします。PS2だと難易度ノーマルくらいに感じたのですが、多分プロフェッショナルくらいに上がっているんじゃないでしょうか。村人が起き上がるのが早い上に弾薬を落とさないのでエライ手こずりました。その後何回かコンティニューをしたら緩くなりましたが。

あ、もちろん「THE MERCENARIES」も収録されています。苦手なので私はあまりやってないですけど(笑) どうも3DSの『THE MERCENARIES 3D』をやりこんだ後だと、プレイ感覚が違いすぎて得点が伸びないんです。まあヘタクソなだけですね!


まあなんやかんや書きましたが、全体的に見ればこのグラフィックとボリュームで2,800円なので、ファンは当然のこと、興味があるという方も購入する価値は十分あると思います。名作アクションシューティングのバイオハザード4の完成版と言っても(多分)過言ではないので、お手持ちのPS4にダウンロードしておいて、いつでも気軽にプレイできるようにしておくのもいいんじゃないでしょうか。ストレス解消になりますし。
トロフィー、クリアタイムのオンラインランキングにも対応しているので、やり込み要素もありますよ。


総評:私のメガネにとてもかないました!!
やっぱりバイオ4は楽しいですね。グラフィックがキレイだと尚更のめりこみます。
人間の形をした人外の敵を発砲して倒すゲームはあまり見ないので、戦争ゲームや対怪物FPSゲームなどに飽きたという方にもおススメです。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

 

ラチェット&クランク® THE GAME
ラチェット&クランク THE GAMEは、2016年にSony Interactive Entertainmentから発売された、PS4用の3Dアクションゲームです。開発は海外のInsomniac Games社が行いました。海外で公開された映画版のブルーレイディスクとコミックが同梱された『超★スペシャル限定版』も同時発売されました。
この作品はPS2版の『ラチェット&クランク』第1作をリブートしたもので、ストーリーの変更や追加要素の搭載、1部のシステムの削除などを行い、PS4用に再構築されたゲームです。


私はPS2版の初作を始めのほうだけプレイしてその後手放してしまったので、このPS4版のラチェクラは発売をかなり楽しみにして待っていました。そもそもPS4本体を購入したときから、PS4でも出してくれないかなー、と思っていたのでリリースの発表時点で歓喜してました。発売日にパッケージが届いたときにはなぜか冷静になってましたけど。

と、言うわけでその日の夜に難易度ノーマルでスタート。
ラチェット&クランク® THE GAME1
ひょんなことから出会った、銀河の英雄たちガラクチックレンジャーに憧れる整備工の少年ラチェットと、銀河の星々の侵略を企むビッグボスの星から命からがら脱出したロボットのクランク。

プレイを始めてまず私が目を見張ったのは、圧倒的なグラフィックの美しさ! ムービー以外でもCGアニメ映画レベルのグラフィックを堪能できます。ムービーではラチェットは毛のモコモコ具合が分かるほど美しく描画されています。
その辺の草や町並みなど、細かい部分もしっかりキレイに描きこまれていて、これは今までプレイしたPS4のゲームの中でも1位、2位を争う美しさでしたね。特に水中のグラフィックが印象に残っています。
ラチェット&クランク® THE GAME2
このゲームはとにかく爽快感を感じるシーンが多いのですが、その1つがこれ、ボルト収集。箱やオブジェを破壊したり、敵を倒したりするとボルトが出てラチェットの体に集まってきて、自動的に入手できます。このときの「チャリン、チャリン」という効果音がなんとも小気味良くて、大量のボルトをゲットしたときは気持ちいいですね!
ちなみにこのボルトは、ガラクトロン・ショップというお店で新しい武器(ガラメカ)の購入やライフと弾の補給に使えます。
ラチェット&クランク® THE GAME3
ラチェットの武器は通常装備の大型スパナ「オムレンチ」のほか、武器ガラメカが15種類登場します。
画像のガラメカは「ファイヤーバーナー」。ボタンを押しっぱなしにすると炎が出続けるので、群がる雑魚を一掃したいときに便利なガラメカです。なので画像の使い方はちょっと間違っています。

ちなみにガラメカにはレベルの概念があり、敵にダメージを与えるごとに経験値が貰えます。レベルアップすると能力がアップします。最大5まで上げることができ、レベルMAXになると名前が変わり能力も更にアップします。
ラチェット&クランク® THE GAME4
初期購入特典のガラメカ、「バウンダー」。射出された大型の弾が敵や地面や壁などに当たると、そこから小さいバウンド弾が複数発生して広い範囲の敵を攻撃してくれます。威力も高めでかなり頼もしいガラメカです! ちなみにこのガラメカは後日DLCとして販売されるそうです。
ラチェット&クランク® THE GAME5
中にはこんな変り種のガラメカも。「グルーヴトロン」は発射するとミラーボールが昇り、範囲内の敵を強制的に踊らせます。もちろんディスコチックなBGM付き! 踊っている間敵は完全無防備状態になるので、オムレンチやほかのガラメカでボコボコに叩けます。ボスにも効くという懐の広いガラメカです。

射撃系のガラメカをメイン武器にして戦っていると、つい存在を忘れがちになり、クリアまであんまり使わなかったですね(笑) 敵が目の前に大量にいるときなんかは頼りになるはずのガラメカなんですけど。だから死にまくってクリアが遅れたのかしら。
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先述したガラクトロン・ショップではラリタ二ウムというアイテムを消費して、ガラメカのアップグレードをすることもできます。ラリタ二ウムはステージの色々なところに隠されていたり、敵から入手できたりします。
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アップグレードはマス目上に設置されたパネルを1つずつ解放していく方式。パネルごとにパワーアップ内容が異なり、またパネルを解放するとそのマス目に隣り合うパネルが現れて、そこも解放対象になります。どのガラメカも1回のパワーアップにつきラリタ二ウムを1消費します。
「?」のパネルは、その周りのパネルを全て解放することで「ミステリーアップグレード」が起こり、ガラメカに特殊なパワーアップ効果を与えます。

ガラメカによってパネルの形式はそれぞれ異なるので、どれのどこをパワーアップさせるか考えるのも面白かったです。ただ、1つのガラメカを集中して強化するより、できるだけ多くのガラメカをまんべんなく強化したほうが後々(特にボス戦)戦闘が楽になると思います。理由は後述。
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宇宙船を手に入れてからは、各惑星に行ってビッグボスの軍勢と戦い、追い払うことが目的となります。ストーリー進行上で次に行く惑星は決まっていますが、その前にクエストとして別の惑星に行くこともできます。行ける星の数はストーリーが進むと増えていきますが、多くはありません。クエストで行った惑星にストーリー進行に必要になるアイテムがあるかもしれないので、全ての星に行ったほうが○。というか、このゲームを堪能するという意味では行かないともったいないです(笑)
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惑星によっては3Dシューティングステージがあるところも。これが良くできていて、これだけでダウンロードゲームとして販売できそうな程です。
操作は慣れが必要ですが、思い通りに船を動かせるようになるとザコの飛行船や大型の船を撃墜するのが楽しくてずっとやっていたくなりますね。
ラチェット&クランク® THE GAME10
ストーリーが進行すると、鉄格子がはめられたエアダクトのようなラチェットが入れない狭い場所に、クランクが潜入する場面が出てきます。このときは操作はクランクに切り替わり、「ガジェボット」というサポートロボを使って、ステージの仕掛けを解いて進むことになります。
詰まってしまうほど難しい仕掛けはなかったですね。もし詰まってもオプションメニューからパズルをリセットしてやり直すこともできるようになっています。

まあ最悪ネットで攻略Wikiを見れば……。
ラチェット&クランク® THE GAME11
ミニゲームの「ホバーボードレース」。このレースで優勝すると、大量のボルトが手に入ります。コースは2つの惑星に用意されています。
ブースター使用時のスピード感や上手くトリックを決めたときなどの快感がたまらないこのゲームですが、未だに上手く操作できないので、今後も練習がてら楽しみたいと思っています。難易度ノーマルなら、コースを覚えてしまえば1~2回コースアウトしても優勝できます。
ちなみにコースごとにも難易度があり、ブロンズ、シルバー、ゴールドの順に難しくなっていきます。
ラチェット&クランク® THE GAME12
ストーリーが進むと「スパイシリンダー」というハック用のガラメカを使って、ロックされた扉を開ける場面が出てきます。
これはレーザーを色のついたブロックに照射するようリングを動かすパズルになっています。初めは簡単ですが、段々難しくなっていきます。もし自分で解けなくても「オートハック機能」を使えば自動で解いてくれますが、ボルトやトロフィーが貰えなくなるなどのリスクもあります。
私はこの手のパズルはダメなので、終盤で諦めてオートハックを使いました(笑) ネットで調べても良かったんですけど、そのときはそれすら面倒に感じてしまって(笑)
ラチェット&クランク® THE GAME13
このゲームのやりこみ要素の1つ、「ホロカード」集め。ステージのあちこちに設置されていたり、敵を倒して手に入れたりして集めたカードが決められた3枚1組のセットになると、ボルトの入手数やラリタニウムの入手数がアップするなどのボーナスが貰えます。
カードにはそのカードの詳細が記載されているので、ちょっとした読み物としても楽しめます。ただ、字が小さい…。
ラチェット&クランク® THE GAME14
そして「ゴールデンボルト」。これはステージのどこかに隠されていて、集めた数によってギャラリーモードやゲーム画面やオブジェクトの見た目の変更、弾数無制限モードなどの「オマケ」が解放されていきます。
私はネットで調べて全部集めましたが、自分の力だけで集めた方は相当カンが鋭い人ですね…。
ラチェット&クランク® THE GAME15
登場するサブキャラクターは濃ゆ~い人たちばかり。そんな人たちが出てくるので、ストーリーはアメコミCG映画ばりにコミカルなものとなっています。
画像のキャラはガラクチックチックレンジャーのキャプテン・クォーク。割れたケツアゴとムキムキのマッスルボディが目を目を引く銀河のスーパーヒーロー。
ラチェット&クランク® THE GAME16
惑星アリディアで助けることになる、プロホバーボーダーのスキッド・ミックマークス。ラチェットは彼の大ファンということで、会えて大興奮。
自分のことを「俺様」という人は大抵変人なんですよねー…。


先に細かい部分を紹介しましたが、大雑把にどういうゲームかというと、色々なガラメカを駆使して敵を倒しながら進んでいく爽快感抜群の痛快なアクションゲームです。それでいてストーリーが王道で暴力的シーンもなく、笑える要素もあるノリノリで遊べるアメリカンコミカルな作品。なので子供から大人まで楽しめます。


マイナスポイントとしては、武器の所持可能弾薬数が全体的に少ないこと。ステージ攻略中なら、弾薬箱があちこちに置かれているのでそれでカバーできますが、ボス戦だと苦しい展開になりがちです。なのでガラメカの強化はまんべんなくしておいたほうが良いです。
射撃系の武器は割と多く持てますが、少ない武器だとレベルMAXになるまでは4つまでしか持てないものもあります。

1番大きなマイナスポイントは、セーブデータが1つしか作れないこと。周回プレイを前提に作られたゲームのようで、セーブデータを増やすにはPS4側で新しいアカウントを作るしか今のところ対処法がないようです。
2周目以降では1周目の武器ガラメカ、取得したホロカード、ゴールデンボルトなどのデータを引き継いで遊べる上、レベル上限が10まで上がり威力が上がったバージョンアップ版の武器ガラメカも購入できるようになるので、本番は2周目以降と言えますが、1周目の緊張感を再び味わいたいという場合にはこの仕様はちょっと…。

しかし1周クリアまでは10数時間でできるボリュームなので、1から再プレイしたい場合も無理な話ではないかなとも思います。


総評:私のメガネにとてもかないました!!
PS4でこんなゲームができるのを待っていました! 1周目は楽しくて時間を忘れてプレイできました。今2周目の途中ですが、パワーアップした武器で敵を蹴散らすのは快感ですね。
PS4のタイトルの中では値段も安めなので、ラチェクラファンはもちろん、そうでない方々にも、とにかく多くの方にプレイして頂きたいタイトルですね。きっと後悔はしないはずです。


当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

 

THE KING OF FIGHTERS XIV Demo Ver
THE KING OF FIGHTERS XIV Demo Ver(体験版)は、2016年に無料配信された、SNKプレイモアの格闘アクションゲームです。同年8月25日発売予定の本編の一部を先行体験できるソフトです。

※8月10日に記事内容を一部修正しました。

KOFと言えば、私が中学・高校のときにガッツリハマった格ゲー。その思い出からか、今回の新作はPS4専用タイトルというものも手伝って香しいものを感じて、長らくKOFから離れていた私ですが「これは買わなきゃダメなんじゃないか」と思うようになりました。次々リリースされる情報を得て期待をして発売日を待っていたところ、体験版のリリースが! これはやってみなきゃ損だと思い、早速インストールしました。
THE KING OF FIGHTERS XIV Demo Ver1
この体験版で触れられるモードは、以下の4つ。CPUとのチーム対戦やシングル対戦が楽しめる「VERSUS」。自由にキャラクターを動かして技の練習ができる「TRAINING」。このゲームのシステムを実践形式で学べる「TUTORIAL」。そして難易度変更やボタンコンフィグなどができる「OPTION」。
THE KING OF FIGHTERS XIV Demo Ver2
この体験版で使えるキャラは全部で7人。おなじみの草薙京、八神庵、不知火舞に加え、シルビィ・ポーラ・ポーラ、ネルソン、キング・オブ・ダイナソー、シュンエイといった新キャラを含む顔ぶれとなっています。

今作はキャラが3Dで表現されているのですが、京がなーんか京じゃない気がしてならないです。庵はしっくりくるんですけどね。声優さんも変わっているので、尚更京に違和感を感じます…。
THE KING OF FIGHTERS XIV Demo Ver3
ちなみにグレー表示されているキャラにカーソルを移動させると、当然使用キャラとして選ぶことはできませんが、グラフィックは表示してくれます。これはいい! やっぱりテリーの存在感はスゲェと思いましたね。使いたかったな…。
THE KING OF FIGHTERS XIV Demo Ver4
画像は「TUTORIAL」。KOF初代王者を名乗るアントノフというおっさんから、移動や小・中・大のジャンプの仕方など、基本の操作方法からキャンセル技の出し方まで教えてもらえます。実際に京を操作してお題をクリアすると次の説明へと進むスタイル。

ここで私が感じたのが「波動拳コマンド出しづらい!」 PS4のコントローラーって、方向キーが今までのPSシリーズのものより若干長めになっているせいか、外側で入力しようとすると失敗することが多いんですよね。内側で入力するようにしたら結構改善されましたが。
また、ゲームスピードがPS1時代よりも速目になっていて、スピード感あるバトルを楽しめるようになっています。
THE KING OF FIGHTERS XIV Demo Ver5
画像はTRAININGモード。好きなキャラの組み合わせで練習できます。パワーゲージの量を調節できたり、押したボタンを表示したりすることもできるので、超必殺技やコンボなどの練習がここでみっちり行えます。
昨今の格ゲーには必須のモードですね。
THE KING OF FIGHTERS XIV Demo Ver6
今作のシステムはかなりシンプル。
パワーゲージは相手に攻撃をヒットさせたり、自分がガードしたりすることで溜まっていくタイプ。最高ストック本数はデフォルトで(多分)4本。
おなじみの緊急回避、ふっとばし攻撃も健在で、ガード中にボタン入力することで、ゲージを1本消費してガードをキャンセルして発動することができます。

ゲージが1本以上ある状態で指定のボタン入力をすると「MAXモード」に入り、攻撃力が上がって、さらに特定の必殺技の性質も変化します。例えば上記画像の庵の鬼焼きは、通常だと斜め上に1回転する技ですが、MAXモード中に出すと何度も回転して多段ヒットします。
THE KING OF FIGHTERS XIV Demo Ver7
MAXモード中に超必殺技を出すと、「MAX超必殺技」となり、キャラクターがアップになるモーション演出が入ります。
THE KING OF FIGHTERS XIV Demo Ver8
当然、技も強力になります。庵の八稚女の場合は通常炎を出すのはラッシュ後の1回のところ、複数回放ち、ヒット数も増えます。
個人的には『’96』からの敵を押し倒して素手で切り刻むやつが好きなんですが、これはこれで爽快感があります。
THE KING OF FIGHTERS XIV Demo Ver9
また、ゲージが3本以上ある状態でMAXモード中に「CLIMAX超必殺技」を入力すると、MAX超必殺技のときとは異なるモーションカットが入り、そのキャラの最高威力の超必殺技が出せます。画像は庵の「八咫鳥」。劇画チックなところが庵の凶暴性を表現していていいですねぇ。

ちなみにMAX超必殺技とCLIMAX長必殺技は、必要ゲージ数があればわざわざ1度MAXモードに入らなくてもその場で出すこともできます。コンボのキャンセル技に組み込むと恐ろしい破壊力になるでしょうね~。
THE KING OF FIGHTERS XIV Demo Ver10
今作では、立ち弱パンチをヒットさせた後、そのままボタンを連打することでキャラが自動的にコンボを出してくれるようになっています。 通常攻撃⇒必殺技で締める構成になっています。このときにゲージが1本以上あると、ラストの締めが超必殺技になります。コンボを組み立てるのが苦手な私にはうってつけのシステムです!
THE KING OF FIGHTERS XIV Demo Ver11
必殺技によっては3D演出が入るものもあります。ほとんどが投げ技ですね。CLIMAX超必殺技でも3D演出が入るものがあります。人によっては画面酔いする…かもしれないですね。
余談ですが、私は『ストⅣ』や『ストV』は酔って確実に気持ち悪くなるのでプレイできません…。横で見ているのも辛いくらいです。それに比べたら今作はまだマシでしたね。
THE KING OF FIGHTERS XIV Demo Ver12
京対庵。この因縁の組み合わせはいつもワクワクします! 私は京の超必殺技は昔から大蛇薙しかほぼ使いません。京の代名詞みたいな感じがして好きなんですよね~。庵ならやっぱり八稚女。
THE KING OF FIGHTERS XIV Demo Ver13
『餓狼伝説』シリーズから出演の人気者のセクシー忍者、不知火舞。個人的にはKOFではあんまり使わないキャラですね。女性キャラならキングを良く使ったもんです。必殺技が良質なものがそろっていて使いやすいので。
THE KING OF FIGHTERS XIV Demo Ver14
VERSUSモードで勝利すると、ラストキャラの台詞と対戦成績が見れます。今作ではここでの台詞もボイスつきになっていました。
しかしそれ以上に気になるのが…グラフィックが粗過ぎ! まるでPS1か初期のPS2クラスのポリゴン…。開発チームのモデリングレベルが低いのか何なのか分かりませんが、ちょっとこれには引いてしまいましたね。こういうところにも力を入れてくれないと醒めてしまいます。これが最終調整版なのかどうかは分かりませんが、製品版では改善していて欲しいところです。

また、プレイしていて感じたのが、今作はキャンセル技の入力受付時間がかなりシビアだということ。私はPS1時代、庵を使う際は良くジャンプキック⇒しゃがみ強パンチ⇒キャンセル琴月・陰(もしくは闇払い)という結構お手軽な3段コンボを使っていたのですが、今作では1回も出せませんでした。私の腕が悪いことを加味しても、ちょっとこれには参りましたね。今まで使ってきた攻撃方法が使えないとなると、面白味に欠けてしまいますから。どう戦えと!?

コントローラーを潰す覚悟で練習すれば何とか出せるようになるかもしれませんが、高価なのでそれはためらいが出てしまいます。
製品版はもうちょっと甘めに調整されていると楽しめるんですけどねぇ…。

それから、蛇足になるかもしれませんがこのゲームには空中ガードはありません。最近の格ゲーはみんなそうなんですかね? 私は何分『ストⅢ』で止まっているので…(^^;


総評:私のメガネにかないました!
この体験版のみの評価としては、無料でかなり楽しませてもらえたのでこういう評価になりました。
しかし製品版を買うかどうかは慎重にならざるを得ないですね。まずは市場の反応を伺ってみて、その上で購入するかどうか決めようと思います。

当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。


 

DOOM_20160615124432 (640x360)
DOOMは、2016年にベソスダ・ソフトワークスから発売された、PS4・Xbox One・PC用のFPSゲームです。開発はid Softwareが担当しました。
このDOOMというゲームは初代作品が20年以上前にリリースされたFPSの草分け的ゲームで、今回はその初代をモチーフにリファインされた作品となっています。とはいえ、当時はドットグラフィック、今回はフル3Dで作成されていて、ストーリーも微妙に異なっています。

DOOMと言えば、初代からグロテスクかつ残酷な描写について論争が巻き起こったゲーム。勿論今作もその描写は受け継がれています。しかも画面がキレイなのでよりきわどくなっています。苦手な方は画像をご覧の際はご注意ください。

今作はストーリーモードの「キャンペーン」、オンラインプレイの「マルチプレイヤー」、自分でマップを作成できる「スナップマップ」の3つのモードがあります。

まずメインとなるキャンペーンから紹介していきます。
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キャンペーンは、1ステージ(マップ)クリア型のミッションクリア形式になっていて、全13ステージを攻略していきます。最終的に火星に現れたデーモンたちを殲滅・封印するのが目的です。

マップ上にあるゴール地点まで行くとクリアになりますが、目的地方向に進むには扉のロックを解除するカードキーを探したり、コンソールパネルを操作してギミックを解除するなど探索要素が結構強めになっています。ですが、特に複雑な謎解きはありませんので、詰まってしまうことはほとんどないと思います。とか言って私は一箇所だけ詰まり、攻略サイトさんの力をお借りしましたけど(笑)
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武器は主に戦闘員の亡骸から手に入れます。
サブウェポンを含めると、全部で武器は13にも及びます。ショットガンのような近接で威力を発揮するものや、チェインガンのように高速連射できるもの、遠距離から狙って大ダメージを与えられるロケットランチャーなど、色々なタイプの武器があります。それぞれの武器の弾薬はマップの各所に落ちています。武器によっては弾薬が兼用になっているものもあります。
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マップ上には弾薬のほかにライフ回復アイテムやコレクトアイテム、ストーリーを補完する情報が手に入るログデータ、武器のカスタマイズができるようになる支援ドローン、主人公の能力を強化できるパワーアップアイテムなどが随所に設置されています。これらを探して発見する楽しさもあるので、広大なマップを右往左往してもあまり苦にはならなかったですね。

ただ1週目ではどうしても取れないアイテムもあるので、それに関しては後述します。
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与えられたお題を達成すると特殊能力が身につく「ルーントライアル」。
これはほとんどが射撃+移動に関するものだったので、FPS初心者の私にはきつかった!! 泣く泣く諦めたトライアルもあります。多分このゲームで一番ストレスを感じる部分はこれじゃないかな、と。
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また、各ステージに隠されている特殊なレバーを引くことで、ドットグラフィックの旧DOOMのマップに入ることができます。と言ってもマップはとても狭く、敵とアイテム、オブジェクトなどが設置されているだけなのでさほど重要ではないです。雰囲気を楽しむ為のファンサービスでしょう。多分!
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敵であるデーモンは、いる場所に近づくと唸り声を発してきて、ちょっとした恐怖感を演出してくれます。
また、開けた場所に行くとデーモンが大勢現れて、全滅させるまで終わらない戦闘が始まることがあります。これがこのゲームの醍醐味ですね。大勢のデーモン相手に銃器をぶっ放しながら移動して、回復アイテムや弾薬を回収する。
このゲームにはダッシュはないですが、普通の歩行スピードが速いので、素早い敵が多いことも手伝って戦闘はとてもスピーディーに展開されます。立ち止まっていると敵の的になるだけなので、とにかく動き回りながら撃つという操作が要求されますが、慣れてくるとこれがとにかく気持ちいい!

BGMもメタル調になり、気分が高揚してきます。 
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敵の中には大型のものもいます。攻撃力、硬さは勿論ザコと比較にならないので高火力の武器で対抗することになります。
上手く立ち回ってこういうデカブツを倒したときも爽快感を感じますね。
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そしてこのゲームのキモである「グローリーキル」。
これはダメージを与えて瀕死になった敵に近接攻撃を仕掛けると発動する、トドメ演出のようなものですね。この攻撃のメリットは、これで敵をフィニッシュすると必ずライフ回復アイテムを敵が出してくれる点です。強い敵ほどたくさん出してくれます。

グローリーキルは仕掛けた方向によってフィニッシュの仕方が変わって、パンチのあとキックで倒したり、敵を踏み倒して顔を潰したり、腕をもぎ取ってから顔を拳で潰したりなど様々な種類があります。私は空中からのフィニッシュが一番スカッとしました(笑) 一種のエクスタシーすら感じます。
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一撃必殺のチェーンソー。
これで敵を倒すと、大量の弾薬が手に入ります。ここぞというときの切り札です。
問題は敵のサイズによって消費される燃料が変わってくるので、大型の敵に使うと一発で燃料切れになることもあります。
燃料はほかの弾薬同様、マップ上に置いてあります。なのであまり出し惜しみせずに使っていけるのも嬉しいですね。この武器もこのゲームを楽しむ為には欠かせないものなので。
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メインの武器のほとんどには「MOD」というサブタイプの発射モードがあります。例えばヘビーアサルトライフルならスコープ機能が発動する「タクティカルスコープ」。そして画像上はロックされていますが、弾丸をミサイルラックのように放つ「マイクロミサイル」。
これらMODは先述した戦闘支援ドローンと接触することでロックを外すことができます。
また、ロック解除されたMODは武器アップグレードポイントを使って強化することができます。

こういう武器カスタマイズ、パワーアップがあるのは楽しいですね。育成はどんなゲームにも欠かせない重要な娯楽要素、というのが持論です。
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武器と同様、主人公が着用しているスーツも強化が可能です。
ここではマップで回収したプエラルトークンポイントを消費して各項目を強化できます。項目は地形ダメージの軽減やガジェット(サブウェポン)のリロード時間短縮などなど。

また、これとは別アージャンとセルポイントを使ってライフや所持弾薬数のアップなどをすることもできます。


このゲームのキャンペーンモードは、1度クリアしたステージはリトライできるようになっています。装備は持ち越して行けて、逆にある装備を手に入れてからでないと取れないアイテムがあったりします。なのでクリア後は未回収アイテムの回収や、フル装備で戦闘を楽しむことが目的になるかと思います。

また、難易度は初めは3段階まで解放されていますが、高位の難易度でクリアすることによって、更に難しい難易度が解放されます。ちなみに難易度はゲーム中に変更することもできるので、戦闘で行き詰ったり、逆に物足りなさを感じたりしたら変えてみるのもいいと思います。


ここで先述したマルチプレイヤーモードとスナップマップモードについて。
マルチプレイヤーは私はPS PLUS未加入なのでプレイしていないので感想は書けませんが、あまりいい評判は聞かないですね。
スナップマップはツクール系などの作成作業が好きな方なら楽しめると思います。自分が作った作品は自分で遊ぶほか、ネットで公開できるようにもなっています。公開されている他ユーザーのマップを遊ぶこともできます。私も遊んでみましたが、キャンペーンのように武器を多く持てないのであんまり楽しいとは思えませんでした。

やはりこのゲームの醍醐味はキャンペーンだと思います。クリアまでにかかる時間は15~30時間くらいでしょう。早い人は15時間未満でクリアできるようですが、私はマップを行ったり来たりしたので30時間くらいかかりました。
 
多分このゲームのような縦横無尽に駆け回って敵を銃器や体術で粉砕していくFPSは稀有だと思うので、とにかくストレスを解消したい方にはうってつけのソフトだと思いました。いつ戦闘に突入するのか若干ハラハラしながらする探索も楽しかったです。

またUIが分かりやすく、洋ゲーなのに決定ボタンが○ボタンになっている点も良かったです。

マイナスポイントは探索途中に任意のセーブができないこと。チェックポイントを通過したときにオートセーブされますが、任意の場所でセーブできるようにして欲しかったです。
とは言え、オートセーブ後にゲームオーバーになってそこからリトライになっても、取得したアイテムは取ったことになっているのでそこは親切だなと思いました。

ただ洋ゲー独特の文字の小ささだけは…(^^;)


総評:私のメガネにとてもかないました!!
キャンペーンの戦闘数とマップ探索の具合がバランス良く設定されていて、飽きずに最後までプレイできました。
とにかく暴れたい人向けのゲームですね。これから暑くなってくるので、スカッとしたいときにプレイするといいかもしれません。



当ブログをご覧頂きありがとうございました!

それでは また。

 

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